壁(改)4〜隣人の素性〜_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

壁(改)4〜隣人の素性〜

15-06-14 10:51

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「壁(改)1~悪夢~」へ

最近、一美は私のアパートにずっと入り浸っている。半同棲と言っていい。
いずれは自分のアパートを引き払って本格的に私と同棲したいと言っている。

私も有耶無耶な想いはどこか棚上げしたまま、さかりのついた猫のように一美との
SEXに没頭していった。こんなにも女同士のSEXにのめり込むなんて
思わなかった。いつしか積極的に体を求め、責めるのは私の方になっていた。
「きゃはははは。くすぐったい。やめてェ~」
一美は転げ回りながら私の舌から逃れた。
「もう、綺麗な腋なのに。もうちょっと我慢しなさいよ」
一美の腋を舐めようとしていた私は彼女の笑い顔に一気に毒気を抜かれた。
「本当、本当にここはダメなの。気が狂っちゃいそうな程こしょばしいんだってば」
「じゃあ、いきなりアソコから舐めちゃえ~」
私はアソコが濡れていないか確かめたくて股間に顔を沈めた。だがそこは期待と
違ってまだ濡れてはいなかった。
(残念。でもこのまま舐めちゃお)
「あん、あんっ、そこ、そこがいい」
「んん~、一美のココ美味しい。どんどん溢れてきちゃうよ」
「や~ん、だって美香、男よりずっと上手なんだもん。すごく感じちゃう」
・・・あひっ、あひっ、ひいいい~・・・
隣の子の喘ぎ声を肴に私達はより刺激的なSEXを満喫していた。一美のクリを
右手で捏ね繰り回しながら、舌で愛液をすくうように舐め上げる。
「ああ~、気持ちいい~、クリも舐めてえ~」
「本当だ、クリちゃんが爆発しそうなぐらい大きくなってる。吸っちゃおう」
唇をすぼめる様にクリトリスに当て音をたてて吸った。
ぶりゅぶりゅじゅりゅ、じゅりゅじゅりゅじゅる
「ひいいい~、ダメェ~」
・・・ひいいい~、ひぃっ、ひぃっ・・・
「一美、お隣と同じ声で啼いてるよ。隣の子も彼氏に同じ事されてるのかなあ。
じゃあ、こっちはもっと凄いことしてあげる」

私はそう言うと枕元に置いてあったバイブを手に取りスイッチを入れた。
ウィンウィンウィンウィン
バイブの頭が回りだし中に入っているパールが蠢きだした。
「入れるよ」
パックリ割れたオマンコにゆっくりと細かく出し入れしながら挿入していく。
「はあん、美香あ~、いい~、いっぱいしてェ~」
バイブの胴体から飛び出した舌がクリに当たるところまで挿入するともう一つの
スイッチを入れた。
ブヴヴヴヴヴ~ン
「ううう~、痺れるぅぅ~、美香、美香~、イキそう、イってもいい?」
「待って、その前に音楽のボリューム大きくするから」
私達は隣に自分達の声が聞かれないようにいつも音楽をかけていた。
ボリュームを上げると同時にもう待てないとばかりに一美の声が一段と大きくなる。
「あああ~ん、好きっ、美香あ~、大好きィ~、イクっ、イっちゃうううう、
グウウウウウ」
一美が顎をせり出し仰け反ってイク様を見ながら私も興奮で軽く達してしまった。
翌日、私達が買い物に出かけようと外に出ると、お隣と偶然鉢合わせした。男も
一緒だった。もう昼前だというのにまだパジャマ姿のままの彼女が、昨夜の
彼氏だろう、リュックを担いだ背の高い男を送り出すところだった。
「健二、じゃあ、またね」
男は足早に去っていった。残された彼女は恥ずかしそうに私達に軽く会釈をして
そそくさと部屋に入っていった。
「あれが例の彼氏?結構かっこいいじゃない」
私達の妄想の幅はさらに広がっていった。

通勤は変に噂が立たないように、いつも別々に出ることにしている。その日は
一美が先に出て、私は一本後の電車に乗ることにした。電車に乗って空いてる席に
座ると隣の女子高生がチラチラこちらを見ている。
「あのー、高瀬さん・・・ですよね」
「えっ?そうですけど・・・」
誰だか分からず困惑していると、
「私、○○アパートで隣に住んでる石川っていう・・・」
「ああ、思い出した。お隣の妹さん?」
「えっ?あっ、妹じゃないんです。高校の後輩なんです」
「あっ、そうだったんだ。いやあ、お隣さんなんだけど実はあまり話したことが
なくて。そういえばアパートにたまに来てたよね」
「はい。今年受験なんで勉強をみてもらってるんです。その時に何度か
おねえさんを見かけて。素敵な大人の女性だなあっていつも思ってて。実は
一度お話してみたかったんです」
「あら、うれしいこと言ってくれちゃって。いいわよ。同じ路線なんだし、
これからも声かけてくれて。この制服だと○○女子ね。私の会社も近くで
降りるから。それまで私も話し相手ができてうれしいわ」
「ありがとうございます」
相沢恵子という彼女は、三つ網に結んだ髪がとても似合う、可愛いらしくて明るい
感じの娘だ。スラッとしたスタイルをしているが、しっかり出るところは出ていて
制服では隠しきれない程張りだした胸が目に付く。
「恵子ちゃんは高3よね。石川さんって大学生?」
「はい。石川先輩は今大学2年なんですけど、私が高1の時の部活の部長
だったんです。卒業されてからも何かと面倒見に来てくれて。いつも
頼っちゃってます。今度、お部屋に由香里先輩とお邪魔しちゃってもいいですか?
あ、石川先輩のことです。せっかくこうしてお話も出来たし、きっと高瀬さんと
由香里先輩って気が合うと思うんです。私ももっとおねえさんと仲良く
なりたいですし」
「ええ、いいわよ。これも何かの縁だしね。今度2人でいらっしゃいよ。私の
友達に佐藤一美っていう面白い子がいるんだけど、4人で楽しくお話しましょ」
恵子ちゃんは私にさわやかな好印象を与え、学校のある駅で降りていった。

つづき「壁(改)5〜暴かれた秘密〜」へ


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索