この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ
「はい」
「あ、あの、由美子です、こんばんわ、あ、あの、番号が書いてあったから、あの、ちょっと声を聞きたくて、あの…迷惑じゃなかったですか?」
緊張して自分でも何を言ってるのか分からない。
「はいはい、ちょっと落ち着いて。迷惑なわけないだろ?それなら番号教えないし。また由美ちゃんの声が聞けて嬉しいよ」
「それならいいんだけど…」
「今、どこにいるの?」
「あ、はい。今お店を出たところで、これからコンビニに行こうかと…」
「あ、そう。お疲れ様。今日はたくさんイッたから特に疲れたんじゃないの?」
「もう、またそれを言う、恥ずかしいから言わないで下さい」
彼の話す感じがメールの続きみたいで、ほっとしたし嬉しかった。
そして、これからどんな事を言われるのか、お店でのプレイを思い出してドキドキする。
「当然今は私服だよね?どんな服着てるの?」
「えっと、普通の白いブラウスにカーディガン、下はスカート、パンストは履いてません。誰かさんのせいでノーパンです」
ただの友達ならありえないエロトークを入れてみた。
相手が自分の恥ずかしい姿を知っている人だからできる会話だ。
今はエッチな話しで盛り上がりたかったしね。
「あははは、ひどい奴がいるねぇ。スカートはミニ?」
よし、のってきた。
「いえ、会社の帰りだからミニじゃないですけど、膝よりはだいぶ上かな」
「そう、ちょうどいいや。それならコンビニ寄るのはやめようか」
「ええ?だって、私の下着、卓也さんにあげちゃったから今ノーパン…」
「分かってるさ。そのまま電車に乗るんだよ」
「そんなの…だって、駅の階段もあるし、見えちゃったら恥ずかしいです」
私は混乱しちゃってた。
そんな事できないって思う私と、やってみたいって思う私。
でも彼の言葉が私の行動を決めた。
「由美子、私の命令に従う覚悟を決めて電話してきたんじゃなかったのか?」
その話し方はお店で囁かれた、あの逆らいがたい声だ。
「…はい、分かりました」
そう返事をしながらもドキドキしてた。
「それでいい、では次だ。確かリップクリーム持ってたよね、それを取り出してごらん」
電話機を肩と首で押さえ、バッグを慌ててかき回してスティックを取り出した。
慌てたのは、急がないと怒られそうな気がしたから。
「…出しました」
「じゃあ、そこでそれをおまんこに入れなさい」
「え?ここでですか?」
回りを見回してみると、多くはないがぱらぱらと人が歩いている。
「む、無理です。人がいます。そこまでは無理です」
「…いいか由美子、これは命令だ。由美子にははいという返事しかないんだよ」
「…」
「やっぱりやめようか、そういう事ならもう由美子とは終わりだね。…おやすみ」
「あ、待って。やります。いう通りにしますから切らないで」
私は本気であせっていた。
何となく、付き合ってる彼に別れを切り出されたような気持ちになったから。
「…いいよ、これからまだ恥ずかしい命令をするけど、ちゃんと従うと約束できるなら続けよう」
「は、はい。約束します、だから…」
「分かった。ではそこでおまんこに入れなさい」
「…はい」
私は歩道の端に寄りビルの壁にもたれて人の流れが切れるのを待った。
「入れたか?」
耳にあてた電話機から彼の声が聞こえる。
「あ、まだです。なかなか人が切れなくて…」
どうせ電話だから入れたと言っても分からないのにそれができなかった。
頭の中は、命令通りにしなくちゃいけないという思いでいっぱいだった。
「いつまで待たせるんだ?よし10数えてやるからその間に入れるんだ。…10、9、8」
「あ、待って。そんな事言われても」
私が懇願する間もカウントダウンされてる。
「7、6、5」
「ちょっと待って」
「4、3」
あせった私は思いきって手をスカートの中に入れ、スティックを押し込んだ。
…ちょっと驚いた。
全然意識は無かったんだけど、わたしのあそこは濡れちゃってた。
すごく。
「い、入れました」
「危なかったな。もうちょっとで終わりになるところだった」
「す、すみません」
何となくあやまらなければならない気がした。
「どうだ?」
「なんか変な感じです」
「嫌らしい由美子のことだからもう濡れてたんだろ?」
「…ぬ、濡れてました…」
正直に答える。
「そうだろうね。じゃあ帰ろうか」
「あの、入れたままですか?」
「そうだよ、しっかりおまんこを締めとかないと落ちちゃうよ」
「…」
「電車に乗ったらまたメールしなさい、いいね?」
「分かりました」
電話を切る。
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