この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ
「今度は感じてるところを見てもらおうか」
彼の指が唇から離れ、乳房と割れ目に分かれた。
指が割れ目で上下すると、また液体が流れ卑猥な音がし始めた。
「もうぐっしょりだね、みんなに恥ずかしいところを見られて嬉しかったんだね」
その通りかもしれないがただひたすら恥ずかしかった。
できれば両手で顔を覆いたかったが、無残にも手は後ろで縛られている。
「ち、違います。あ、あ、あ」
「違わないよ。かすみは恥ずかしいところを見られて喜ぶ変態なんだよ」
「あ、あ、へ、変態なんかじゃありません。もう許して」
「さあ、さっき教えた言葉で、見てくれているみなさんにお願いしてごらん」
「い、いやです。そんな恥ずかしい事言えません。ああ、もうやめて」
彼の指が入ってきて中で暴れ始める。
「ほら、言いなさい」
「ああ、かすみの…かすみのいやらしい…おまんこ…を、見て下さい」
つぶやくような声だった(と思う)が、言い終わると同時にまたいやらしい液体がどろっと溢れ出た。
「あ、あ、あ、恥ずかしい、やめて、お願い、だめ、そんなにしたら…」
「そんなにしたらなんだ?まさかみんなに見られてるのにイッちゃうのか?かすみがそこまで変態とは思わなかったなぁ」
「ああ、ち、違います。い、イッたりしません。ああ、だめ、やめて、あ、あ、イク、イク」
私は見られながらイッてしまった。
その時は恥ずかしさも何も無かった。
そして余韻に浸っている私の中から指が抜かれた。
私の呼吸が戻った時、声をかけられ目隠しがはずされた。
まぶしい。
少しして焦点があった。
カーテンが閉じられている。
「えっ???」
「どうした?…ああ、最初からカーテンは閉めたままだよ。本当に開けたと思ってたの?」
私がうなずくと、「そんな事したら僕が恥ずかしい…え?ということは…本当に誰かに見られてると思ってた濡らしてたんだ…へぇ、かすみちゃんは見られるのが好きなんだ、へぇ」
また恥ずかしくなって彼をぶつふりをする。
「違います!本当に死にそうなくらい恥ずかしかったんだからぁ」
「あ、そう。ふーん」
「もう…」
「ま、いいや。イキ過ぎて疲れたでしょ?ちょっとゆっくりしようか」
それから後は時間までまったりと過ごす事にした。
そのあいだに彼が卓也という名前で、私も本名が由美子だという事を教えた。
間もなく5分前のブザーが鳴る。
このブザーがこんなに恨めしかったのは始めてだ。
でも仕方がない、二人とも帰り支度を始める。
まずはパンティーを履いて…あれ?どこに置いたっけ?目隠ししてたからなぁ。
私はキャミを先に着るとベッドの回りを探した。
無い。
「何か探し物?」
「うん、パンツが」
ふと顔を上げると、彼が私のパンティーを広げてニヤニヤしている。
「あぁ、もう、返してよ」
「えー、今日の記念に貰って帰ろうと思ったのになぁ…高いやつなの?」
「そうじゃないけど…」
「じゃあ、いいよね、ありがと」
「え?あ、えと」
「またかすみちゃんに逢いに来るよ。今度は指名でね」
そう言われちゃうと嫌とは言えなくなっちゃったの。
「ホントに来てくれるの?」
「もちろん」
「うーん、ずるいなぁ…まぁ、いっか。後でコンビニ行って買ってこなくちゃ」
そして、この仕事を始めてから初めてお客さんとメアドを交換したの。
そして最後にキスしてお別れ。
でもそれからが大変だった。
ずっとお客さんがいっぱいだったからコンビニに行く暇がない。
だからずっとノーパン。
お客さんはいいとしても、待機室で他の女の子と一緒の時はノーパンがバレないようにするのに苦労したわ。
幸い濃い色のキャミだったから立ってる時はいいんだけど、座った時には膝の隙間から股間が見えないようにしなくちゃならなかったからね。
何とか乗り切って12時になった。
今日の仕事がやっと終わった。
来てくれたお客さんには悪かったけど、卓也さんにイカされてから、後のお客さんには演技でしかイケなかった。
女の子が誰もいない時を見計らって手早く着替える。
私服もスカート、ミニではないけど風とか階段には注意しなくちゃ。
途中のコンビニでパンツを買わなきゃね。
「お疲れさまぁ」
従業員に声をかけて店を出る。
下に降りるエレベーターを待ってる間に教わったメアドにメールしちゃった。
[こんばんは、かすみです。今日はとっても楽しかった。またお逢いできるのを楽しみにしてまぁす(はーとまーく)]
エレベーターが来て乗り込むと1階のボタンを押す。
扉が閉まってエレベーターが下りはじめる。
ピロリ〜ン。
メールが来た。
ドキドキしながらメールを開く。
彼だ。
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