この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ
もう何も考えられなかった。
イキたいイキたいばかりだった。
「かすみの…い、いやらしい…おまんこ、を…見て下さい」
そして、手を縛られ、足を大きく広げて恥ずかしい所をいじられている自分の姿を頭に浮かべた時、絶頂を迎えた。
「イクッ」
頭がのけぞり、体が硬直する。
自分では声を抑えたつもりだが実際には隣に聞こえてしまったかもしれない。
でも、そんな事はどうでもよくなるぐらいの強烈な快感だった。
余韻もまた快感だ。
少しずつ余韻から覚めてゆく。大きなため息をつくと彼の声が聞こえた。
「良かった?」
「すっごく」
甘えるように言った。
イッたのはこれが初めてじゃない。
昔の彼とのSEXでだって、こっそりオナニーした時だって、ここのお客さんに愛撫された時だって何回もイッた。
でも今の快感の大きさは全部足したってかなわない。
「ねぇ、もう取ってもいい?」目のあたりを指差す。
むしょうに目隠しをはずして彼を見たかった。
いや、本当は自分の恥ずかしい格好を見たかったのかも。
「まだだよ、もう一回イカせてあげるから」
彼の手がまた乳房と割れ目に触る。
「ああん、もう。今度は私がする番よ」
「いいから。今日はかすみの体を堪能させてもらうって言っただろ」
「そうだけど…今度は私にさせて。ね、おねが…あ、あ」
指が二本私の中に入ってきた。
私の言葉を無視して囁いてくる。
「さっきは、恥ずかしい格好を見られてるのを想像してイッちゃったんだろ?」
中に入った指が動き始めた。
「ああ」
声が出ちゃった。
私は感じながら頷いた。
「やっぱりね。じゃ、すごい事を教えてやろう」
彼の指の動きに反応して溢れ出した液体のせいで、私のあそこはピチャピチャと音をたてている。
「す、すごい事って?…ああん」
「実はね、さっき立った時に入口のカーテン半分開けてきちゃったんだ」
「う、嘘でしょ…あ、だめぇ」
まだ快感の方が勝っていた。
彼の指の動きが止まった。
「本当だよ、だからさっきかすみが感じてた時もイッた時も、通りすがりの女の子とかお客さんとかに見られてたんだよ」
「嘘っ」
急に我に返った私は体を起こそうとしたが、乳房を掴んだ手に力を入れられできなかった。
「ちょっと、放して…」
彼は何も言わない。
足を閉じようとじたばたしてみても、彼の膝に乗せられているため閉じることができない。
追い込まれた私が目隠しをはずそうと手をかけた時、黙っていた彼が私の耳元で言った。
「だめだ。目隠しをはずすならかすみとはもう終わりだよ」
私はドキッとした。
その時、終わりにしたくないと思ったのだ。
「手を後ろに回しなさい」
静かな中にも拒否する事をを許さない強さを込めて言われると、私はごく自然に腕を背中に回していた。
「そう、それでいいんだ。みんなにかすみのいやらしいところをいっぱい見てもらおうね」
「いやぁ」
そう言いながらもまた濡れてきたのがわかった。
「まずはここからだな」
彼は両手の指を私のあそこにあてると、その唇をつまんで広げた。
普段は隠されている場所に涼しい空気があたる。
「ああ、いやぁ」
「ほら、ビチョビチョに濡れてる穴の奥まで見てもらおうね」
私のあそこがさらに広げられた。
「ほら、みんな見てるぞ。かすみのいやらしいおまんこ見てびっくりしてるよ」
「ああもういやぁ。やめて、恥ずかしいことやめて下さい」
実際は何人いるのか分からないが、頭の中では五人ぐらいいて、足を大きく広げ、恥ずかしい穴の中まで覗き込まれているシーンが浮かんでいた。
恥ずかしくて恥ずかしくて隠したかった。
でも、なぜか後ろに回した手は動かさなかった。
なぜなら縛られていたから。本当は縛られてなんかいないけど…。
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