ご主人様の奴隷です2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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ご主人様の奴隷です2

15-06-14 10:52

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ご主人様の奴隷です1」へ

私はベッドに上がると彼の前に座った。
「今度は触らせてもらいたいから、向こうを向いて僕に背中をもたせかけて」

私は言われた通り、後ろを向いて彼の足の間に座り背中をもたせかけた。
「可愛いなぁ」
彼の手が私の肩を優しくなでる。
「はぁ」
それだけでため息のような声がもれる。
「感じやすいんだね」
彼は耳元で囁きながら手を私の肩から腕へとすべらせ、そして両方の乳房を包み込む。
「ああ」
つい声を出してしまった。
さらに彼は黙ったまま、けっして大きいとは言えない私の乳房を揉むように、撫でるように手を動かした。
私は唇を噛んで、気持ち良すぎて出てしまいそうになる喘ぎ声を抑えるのに必死だった。
だって隣の部屋とはベニヤ板一枚で仕切られているだけだから音や声はつつ抜けで、演技の声は聞かれても平気だけど、本気の声を聞かれるのは恥ずかしいもの。

でも我慢するにも限界がある。
「乳首が立ってるね」
彼に突然乳首をつままれた時声を出してしまった。
「ああ、だ、だめ」
でも彼はさらにグリグリと乳首をつまんだ指を動かした。
「あ、ああ、いや、ああ、だめ、そんなにしたら、あ、ああ」
我慢しなくちゃと思っていても声が出ちゃう。
「敏感だねぇ、イっちゃいそうなのかな?」
「ああ、そ、そんな事は、ああ」
「そうだよねぇ、おっぱい触られただけでイっちゃうなんてねぇ。かすみちゃんはそんなスケベな変態女じゃないよねぇ」
そう囁いている間も彼の指は止まらない。
「あ、あ、ち、違います。ああ、もう、もうやめて」
でも彼に乳首をいじられたまま首や肩のあたりに舌を這わせられるともう限界だった。
「あ、だめ、もう、あ、あ、ああ」
突然頭の中が真っ白になった、体がのけぞる。
イっちゃったみたい。

目を開けると私の頭は彼の肩に乗っていて、すぐ近くに彼の顔があった。
「イっちゃったんだね」私は正気に戻り急に恥ずかしくなった。
「ご、ごめんなさい」
「いや、イくとこ見れてよかったよ。でもすごいイき方だったね、びっくりしたよ」
「やだもう、恥ずかしいから言わないで下さい」
「そりゃあ困ったなぁ、今度はもっといやらしいところを触らせてもらおうと思ってるのになぁ。…また激しくイっちゃう?」
「…そんな恥ずかしい事知りません」
私は頭を横に向けた。
いつもは平気なのに今日は本気で恥ずかしい。
「うーん」
彼が何か考えている。
「そうだこうしよう」
私は体を起こされると備え付けのタオルで目隠しをされた。

つづき「ご主人様の奴隷です3」へ


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