先生とクラスメート2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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先生とクラスメート2

15-06-14 10:53

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「先生とクラスメート」へ

そして私は
顔を真っ赤にしながら
達也の家に向かった。

ピンポーン――…

「はいはいはーい!」

ドアを勢いよく開き
可愛い達也の
笑顔で出てきた。

「咲だよん!」

「おせーよっ、上がれ!」

「お邪魔しまーす」

初めて行く達也の家。

ひ、広い……
唖然とし、家中見渡す私

「こっち!こっち!」

2階に上がり達也の部屋へ

「適当に座ってて。
オレンジジュース?
ウーロン茶?」

「ぢゃあ、ウーロン茶」

「了解っ」

達也は下に下りて行き
私はベットに腰をかけた

すると
横の棚に卒アルあった。

卒アルを手にかける私

タンタンタン――…

「お待たせー!」

「あ、ありがとう♪」

「え、卒アル見てんの?」

「うん、たっつ探し中!」

「俺は5組だぞっ」

飲み物をテーブルに置き
私の横に座ってきた。

私は、気にせず達也と
卒アルを見ていた。

「これ俺だよ、」

「え、ちょ、うそ!
めっちゃ幼い!可愛い!」

「そりゃ2.3年もすりゃ
顔立ちも変わるわなっ」

私は卒アルの写真と
目の前にある達也の顔を
交互に何度も見比べた。

「んなに見んなよ..」

達也は少し照れた

「えー?なになにー?
たっつ恥ずかしいのー?」

つんつん頬っぺたを
しながら言う私の手を
達也は握ってきた。

「…たっつ?」

すると達也は
私を押し倒してきた。

「咲…」

「た、たっつ!? ちょ、」

あと2cm近くで
唇が重なるような距離。

私はさっきのことを
とっさに思い出した

そう、先生との――…

「だっ、だめ!」

起き上がろうとした瞬間

―――――……、

唇が重なった。

すぐに離し、私は
「ご、ごめんっ..」

「いや、俺こそ..」

「きょ、今日は帰るね!
また明日学校でね!」

私は自宅へ向かった。

………………、

先生とも、達也とも
キスをしても
嫌ぢゃなかった。

これはどうかしてる

なんで?

わたし、
どっちが好きなの?

そお思いながら
夜は深い眠りについた。

次の日、
達也は学校を休んだ。

放課後になり
先生の言われた通り
講義室に行った。

「まだいないぢゃん」

だれもいない
夕日にそまった講義室。

静かな風の音を
感じながら目をつぶると

ガラガラ――……

「わりーわりー。」

森先生が来た。

つづき「先生とクラスメート3」へ


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