「ん………………」
薄暗い狭い部屋に制服の女子をヒザに載せた女がいる。
「せんせ…」
「なあに?」
「先生の指いやらしいね」
「そう?」
「うん、そう。感じるでしょ?ほら、感じるでしょ?って話しかけてるみたい……あ……」
「そう?気持ちいい?」
「うん……体の力が抜けてく……癒されるぅ……あ…ん」
「癒されるの?」
女はクスクス笑う。
「癒されるよ。だって、ずっとこうしてたいって思うもん。気持ちいいもん……」
女の指は女子生徒の下着の中でまだ閉じている秘部を徐々に湿らせている。
その動きは緩やかでもし側で見ていたらイライラしそうだ。
しかし、そのマッタリとした指の動きに女子生徒はヒザを緩め静かに開いていく。
解放されていくのが判る。
女は女子生徒の秘部に割り込まず、閉じた花びらの上から敏感な部分を、揉んでいる。
「男の子……直ぐ指入れてくるの……イタイの……ん……あ……。それにヒロミがね」
「イケナカさん?」
「うん……パンツの上からさせてヘタクソなのは直にやらせる価値ないって……ふふ」
「イケナカさん、経験多いの?」
「どうかな……でもクラスの子に3人はやった子いるらしいよ……あ、は……」
「同じクラスで、大胆ね……」
「だね、あ、あ、せんせ……感じてきた……あ、あ、ふ……」
「そう……」
女は、まるで指で治療でもするかのように指先を立てて小刻みに震わせた。
「あ、あ、あ、あ、いぃ、せんせい、いいぃ……ずっとしてて……ずっとしてて……ああ、あん、あ、あ、あ」
それまで大人しく息を潜めてた女子生徒は息を弾ませ始め体をよじり始める。
ひとしきり喘ぐと上半身を反らせ、女にのしかかるように寄りかかって天を仰ぎ、体を硬くしたかと思うとブルブルと震え、前にあったデスクに突っ伏した。
「イッちゃった?」
「うん……すごく良かった。先生の指ステキ」
女子生徒はハアハアと息を弾ませながら突っ伏して答える。
そして体をピクンと震わせる。
「どうしたの?」
「先生が、あそこ、開くから……」
「それで?」
「そこ、感じるし……あ、怖い、少しイタイ……」
「大丈夫よ。ほら」
女子生徒は激しくイッたにもかかわらず、股間を汗ばませているだけで、濡れてはいなかった。
しかしそれは女が花びらで隠していたからだ。
女の指は閉じていた花弁を指先で開き、意外にも乾いている蕾をくすぐる。
乾いた蕾は少しイタイ。女子生徒が腰を引くようにするのを見計らって、その指はツッと女子生徒の蕾から離れたあたりをなぞった。
やはり乾いている花びらに指先が分け入ると女子生徒は、驚いて小さく叫ぶ。
「あ……すご……」
「濡れてるね。いやらしい子ってこういうの言うのよ」
女子生徒は生まれて初めて激しく溢れている自分を知った。
「自分でしてもこんなに濡れない……あ」
女の指が静かに溢れた女子生徒のそこに滑り込みなぞるように動く、いやらしく、ゆっくり。
「せんせい……」
「しー……聞いて」
女は巧みに指を動かし、女子生徒の下着の中から粘着した水溶性の音を立てる。
「あ、や……」
「恥ずかしい?」
「……恥ずかしいよ……」
「これあなたの感じてる音よ。感じたって音。もっとしてって音……」
ピチャピチャ……ピチャピチャ……。
「せんせ、どんな顔してそんなやらしいこと耳元で囁いてるの……くすぐったい…」
「くすぐったい?興奮してるんじゃないの?この音よ。ほら耳を済ませて」
ピチャピチャピチャ、ピチャピチャピチャ……。
女は女子生徒の耳たぶを舌先で舐め、女子生徒はまた体を反らせる。
女は音を立てるのを止めて、もう充分に濡れた蕾をクルクルと転がしている。
「あ……はぁ……あ……自分でするのよりイイの初めて……」
女は女子生徒の胸をつかんでサービスする。
「今日は揉んでくれるんだ……あ、マジ?すっごい感じる……」
制服の上から立てた指先で下着越しに乳首を刺激すると濡れた秘部の敏感なところをまさぐる指との刺激で女子生徒は本当に喘ぎ声を上げ始めた。
「は、は、は、は、は、あ、あ、あ、あ、あ、ああ、ああ……」
「ふふふ……」
「せんせ、せんせ、あ、イイ、あ……ダメ、声出る……見つかる……あ、あ、あ」
女子生徒が体をねじって女の唇を求める。しかし女は相手にしない。代わりに首筋を舐めてやる。
「あ、あ、あ、あ、イク、イク!先生、せんせ……イッちゃう!」
女子生徒は最後の声だけ本当に大声を出した。しかし女はそれをすばやく塞ぎ、女子生徒のくぐもった声が部屋に響く。
女子生徒は薄明かりの中で、うっすらと涙を浮かべながら床に寝っ転がっていた。
突っ伏すこともできない官能に体の制御を失い、女が抱え切れなかったからだ。
「せんせ……。また、しようね。また、してね」
女子生徒がポツッと言う。女は答えない。
「うちの女子全員としていいからして!」
抜けた力を振り絞るようにして女子生徒は体を起こし、小さく鋭く叫ぶ。
「なら、してあげるわ」
女子生徒はすがるように女に近づき、また唇を求めるが、女は応じない。
制服の下のブラウスを引き抜き、その下から入れた手で乳首をねじる。
「ひゃん!」
冷たいものを押し付けられたような声を出して、女子生徒は体を硬くする。
「せんせ、あそこまた溢れてきた……もう1回して」
「ダメよ、家に帰れなくなるわよ」
「いや……」
「お預けされると次燃えるわよ。今日は帰りなさい」
「……わかった。家に帰って先生思い出しながら自分でする」
「そうね、そうしなさい」
思い切れない風情をしながら身支度を整える女子生徒の背後で、誰かがドアをノックする。
「遠野先生、2-Bのヨシナガです。いらっしゃらないですか?」
女子生徒は嫉妬に燃える目で女を見る。しかし唇を噛んでカバンを持ち上げ、薄暗い部屋のドアを開けた。
ドアの外にいた女子生徒は、異様な雰囲気の見知らぬ女子生徒と、何故か薄暗い部屋と、その奥で静かに座っている女教師に違和感を覚えながら先客が出た後、遠くから自分の入室を促す女教師の視線に促され入室し、ドアを閉じた。
女は女子生徒にゆっくり歩み寄り、微笑みかけると、自分の席のほうへ促し、女子生徒の背中を見送った後ゆっくりとドアに鍵をかけた。
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