アラフォー女がスワップで味わう初めての快楽に溺れていく?_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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アラフォー女がスワップで味わう初めての快楽に溺れていく?

15-06-14 10:54

 知佳は39歳になる子持ちのバツイチで、夫と離婚後は1人だけ本気で好きになった男と付き合っていたが、1年ほど前に別れて以来、寂しい毎日を過ごしていた。

知佳の元カレは10歳年下で付き合いだした頃は知佳も20代後半で相手はまだ10代の学生であった。それから10年近く付き合いは続いていたが、元カレも社会人になり遠距離恋愛となってからは昔のような熱い恋愛関係は維持できず、いつの頃からか同年代の女性と付き合いだして知佳には別れを告げていた。知佳も付き合っていたとはいえ、もう6年近く肉体関係はなく、何となく付き合っていただけであった為、申し出に応じてあっさりと別れる事に同意したのであった。しかし、本心ではまだ元カレへの想いをかなり引きずっているようで、最近よく遊びに付き合わされている学生時代からの友人の麻美も手を焼いていた。知佳のグチの多くは元カレから求められなくなった自分自身の魅力のなさと、もうすでに女としては終わってしまったという諦めについて延々とクダを巻くといった調子であった。
 そんなある日、麻美は知佳にある話をし始めた。
「私なぁ、今4歳年上の人と付き合ってんねんけど、その人の友達数人とよく家で飲み会してんねん。知~ちゃんも来えへん?ちょっとHなパーティーやから知~ちゃんがホンマに魅力ないんか試してみたら?ホンマに魅力ないんやったら何も起きへんやろ?でも、そんな知~ちゃんがイイっていう人がおったら思い切ってみたら?私も今の彼に出会ってからアッチの方も大分満足できるようになって来ててな…」と酔っ払った知佳に話しかけた。知佳も酔いも手伝ってか、パーティーの内容に興味をそそられてか、
「行ってみようかな…。どうせアタシなんか見向きもされんやろうけど、もし、こんなんでイイっていう奇特な人がおったら面白いそうやし。」と引き受けることにし、1週間後に麻美と彼氏が迎えに来ることになった。

 話しが多少前後するが、麻美の彼氏は本郷といい、不動産業を営んでいる43歳のバツイチ男性であった。麻美も知佳同様バツイチで、麻美は25歳の頃には離婚し子供もいなかった為、その後も数人の男と付き合い、SEXもそこそこ人並みには好きで彼氏以外の男性とも割り切りでHをすることもあった。普段麻美は歯科衛生士として働いており、その歯科医院に本郷が通っていたことから知り合いになり数ヶ月ほどしてからお酒の付き合いがはじまり、肉体関係にまで発展していったが、本郷の性技と絶倫ぶりに完全に虜にされてしまい、本郷の性癖であるスワップにも挑戦し、件のパーティー仲間達ともこの2年ほどで関係をもち、今では彼らとも違う、本郷がネットなどで探してきた男ともHをさせられそれをビデオや写真に納められるなど過激プレイにものめり込んでいた。
 その本郷も何度か知佳には会っており、麻美から別れたばかりで傷心気味であること、性的・肉体的魅力に自身がなくなっていることなどを聞き密かにチャンスを見計らっていて、そんな本郷の意図を麻美も理解し、親友の知佳を仲間に引き入れようとタイミングを伺っていたところ、泥酔状態の知佳を巧みに誘導してパーティーに参加させることに成功したのである。

 知佳は子供を生んではいるものの、麻美や本郷から厭らしい話を聞くと直ぐに顔を真っ赤にし目を潤ませて恥ずかしがるほど、実は経験は豊富ではなかった。知佳は10代は部活動中心のスポーツ少女で初体験も高校卒業後に就職先の人の紹介で知り合った男性と経験した後、元旦那と1年後には結婚し、その1年後と4年後に出産をし、さらに1年半後に離婚とSEXの回数自体30回ほどしかなく、元カレの乱暴な激しいSEXには感じたことはなく、性に対しては中学生並みに興味津々なのに、経験が追いついておらず40歳を前にして麻美や本郷からすれば処女同然な位、貴重な存在であった。

 そして1週間後の週末、飲み会自体は夜の8時からとなっていたが本郷と麻美の2人は5時半に知佳を迎えに現れ、本郷の車で夕食をしに近くのファミレスに向かった。ファミレスの一番奥の席に座り知佳は麻美でなく本郷の隣に座らされ3人での会食が終わりデザートを食べていると麻美は改めてパーティーの趣旨のようなものについて説明を始めた。
「先週話した内容どれだけ覚えてる?」と知佳は訪ねられ「少しだけ…。飲み会とかパーティーがどうのこうのっていうぐらい。」「飲み会は飲み会やけど、説明すんの難しいなぁ。本郷さん、してあげて。」と本郷はおもむろにスマートフォンを取り出すと周りに人がいない事をたしかめてから画面をテーブルの下に隠しながら知佳に見せた。そこには薄暗い部屋の中で10人近い男性と3人の女性が下着姿やランジェリー姿や全裸で、ある人は、普通に床の上やソファーやベッドでHをし、1人の女性に数人の男性が絡みつき今にも輪姦されようとしている場面や、正に一戦終えたばかりの男性達に陵辱されたグッタリして顔や体中に精液を掛けられた女性の姿が写っていた。知佳は言葉も無くただ見つめるしかなかった。いつもなら目を背けるであろう知佳が見入っていることを本郷も麻美も見逃さなかった。麻美は「飲み会の後できっとこんな感じになると思うねん。知~ちゃんが絶対嫌やって言うんやったら今日は飲み会だけにするわ。絶対約束する。」と麻美が言うと本郷が続けて「知佳ちゃんは魅力的やからきっと男達がほっとかへんと思うから、こんなんするの嫌って言うんやったら絶対に指一本触れさせへんって約束するから今返事して欲しいねん」と言いながらも知佳の横顔を見つめ顔が真っ赤で息遣いも少し荒くなって興奮してきているのを見逃さなかった。麻美は「参加だけしてみる?見学してみて嫌やったら辞めとこ。それでイイ?」と聞くと知佳は「見学かぁ…だったらイイかな…」と呟くと早速、本郷と麻美に連れられて本郷の家に向かった。時刻はいつの間にか午後7時を回っていた。

 会場である本郷の自宅は回りにほとんど民家の無い郊外にポツンと建つ一軒家で、家の中では既にいつものメンバーが飲み会の準備を始めていた。知佳が来ることをメンバーたちは予期していたかのように驚きもせず自然と挨拶を交わし和気藹々と和やかなムードで飲み会はスタートした。飲み会も1時間を過ぎた頃には知佳やメンバーの自己紹介も済み、知佳は緊張をほぐす意味でいつもは飲まないワインや水割りを飲みピッチも相当上がってしまっていた。そんな知佳を見て麻美は1階の雨戸をメンバー達と閉めだし、1階のリビングに続いている4畳半の和室に布団を敷きリビングと和室の周りにいた男女が知佳の気付かないまま1人また1人と2階や和室の中に消えると、1階の明かりは全て消え、部屋の隅の方にあるスタンド式のランプの明かりだけとなり、妖しい雰囲気に包まれるリビングのソファーに知佳は座りその両隣には、今日知り合ったばかりの2人の男性が座り、優しく知佳の肩を左側の席から抱き左手を握り締めながら優しく肩をさすり耳元にささやきを続ける大西という28歳の男性がおり、右側からは何と親友の麻美が知佳の両太ももをさすり、大胆にも時折胸を揉んだりもしながら知佳にこう囁くのであった「始まったよ。今ならやめれるで?大西さんや私が知佳の唇を奪ったり服の中にまで手を入れたりし始めたらもう止められへんで。どうする?」と言う麻美の問いに知佳は何も答えられなかったが、ただ、荒い息遣いがその答えを物語っていた。
 麻美や大西はもうすでに下着姿で、大西はTシャツにパンツ1枚で麻美は上下お揃いの真っ赤な下着のみとなり、麻美はブラを外し形の良いおっぱいを丸出しにした状態でいよいよ知佳の唇を奪ったのである。唇を奪われながら同時に麻美の手が知佳のジーパンのベルトを外しに掛かる感触や、大西が耳を舐めながら左手を知佳のTシャツの中に入れ、左の乳房をブラの上から優しく揉み始めるのを感じ取っていた。それでも知佳は抵抗しなかった。今、感じている気持ちや肉体的な気持ちよさは未だ知佳の人生で感じたことが無かったモノで、知佳はハッキリとこのまま求められるままに体を許すことになる覚悟を決め始めていた。


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