この話はつづきです。はじめから読まれる方は「二人三脚1」へ
後、もうすぐで体育祭は終わる。というか直ぐ文化祭が待っている、響との別れは切なくはないだって同じクラスで、同じ学年でいつでも会える、学年が上がっても同じクラスになって会える確率は高い。けれど伝えきれない思いがある、私は、このままでもいいのだろうか。体育祭まであと一週間をきった。
「よーしっ今日は全員リレーと個人種目、学年競技、二人三脚の練習だ!体育祭まであと一週間をきっているのだ!!」
みんなはスタスタとグランドに集まりリレーの順番に並ぶ、切なくなる悲しくなる
「佐久間さん!佐久間さん!」
「ふぁ!!」
「きみ、7番だよ」
「はい…」
みんな走っていく。私は、走るみんなを見とれていた
「次!七番!!七番!!」「ひやあ」先生に体操服の袖を引っ張られ、インコースに入る
(駄目だ調子が出ない…)するとバトンを渡される「はい!」(駄目だ走れない…)「は…い…」
目眩が強くなる。目の前には綺麗な教会が見えるこれは、響に告白しろって事なのか。よくわからないけれど幻覚なのはすぐわかったふらふらする、血が引いていくのがわかるとにかく熱い、吐き気がする、幻覚が見える「うっ…」「大丈夫かっ!!」クラスメイト達の声がする「わぁ…綺麗…」クラスメイトが教会のステンドグラスの天使に見える、
「おい!!熱中症だ!!」私の目の前に無数の天使が来る「きれい…」意識が濁ってわからないけれど先生達なのかレスキュー隊なのか知らないが手が伸びる「おい!担架だ!!急げ!!」
「はっ!!」「気づいたか…」気がつけばこここはある病院の一室、点滴をうたれていた「私は、何してたの?」「倒れた…」私は、どうやら倒れたらしい、でもその事を全然覚えていない。覚えていたのは天使が無数に降ってきた事とグランド一面が綺麗な大きい教会だった事だけである
「あれ?響…」「ああ…大丈夫か…安心した…
入院は明日まで何とか間に合いそうだ…」「う…ん」なんとか、間に合う前日だ。とても嬉しい事なのだが、響の優しさに少し哀愁を感じてしまう「…とりあえず…茶入れてやる…飲めるか…」響は、コップに冷たいお茶を入れる。「うん…」私は、コップに入ったお茶をちびちび口を置いていく。「すまない…後は看護婦にやってもらえ…」「うっうん…」響は、そう言い、病室を去る。「うっ響…」自然と涙を置いていく。「すまない…後は看護婦にやってもらえ…」「うっうん…」響は、そう言い、病室を去る。「うっ響…」自然と涙がこぼれ落ちる。病室のドアがコンコンという音がする「入るわよー」「はい…」「円ちゃんどうしたの?」「あっいや何も…」「まぁ…これは着替えと荷物ね…円ちゃんはまだ動けないでしょう?」「あっ少し動けます…」私は、ベッドから立ち上がるが貧血に見舞われる
「あっ…」「大丈夫?」看護婦さんに体を支えられ、幸い床に顔を打ち付けなくて済んだ。
「まだ貧血かしら?いいわ…」看護婦さんが棚に荷物を置いていく。だけど支えてくれたのが響だったら、なんていつの間にか妄想までしている「はい」「有難う御座います…」「点滴がきれたらブザー鳴らしてね…」看護婦さんが笑顔で扉を閉める「…………」
ねぇ、響は私の事どう思っているの?好きなの嫌いなの?「はぁー早く会いたい…」
明日また会えるといいけれど。私は、響が出ていった後の病室が悲しい。「…………」本当に私、響の事が好きなんだ、愛しているんだ。
普段は、あまり見せない優しい笑顔に、よく甘えてくる所、いつもすりよってくる事、本当に響は、飼い主に懐いたペットみたい。私は、スタスタと食事を取りに行く、この慣れない、色素が薄い食事とは夜で最後だ。「はい509号室ですね…落とさないように気をつけてください…」私は、震える手でトレイを持つ、その時、
「きゃっ…」「…おっと…」私は、ぶつかった人間の正体を見る「ひっ響…」「おっ…円…」
喜びのあまりに嬉しく、エレベーターを押す
「…もう、遅いのに来たんだ、しかも制服…」
「ああ…予行だったから…」「明日には退院できるって…」「土曜か…」「うん…」エレベーターのチャイムが鳴る。「行こ…」私は、慎重にお盆をもちながら、病室にむかう。
響は、となりで笑いながら「…大丈夫か…」
「うん…ねぇ、響病室ついたし、これで開けて…」「ああ…」響は、リモコンで扉を開ける。
「はぁ、着いた…」私は、机の上にトレイを置く「…個室か?」「うん…」「ふーん…かなり優待されてるな…」「ていうか…ここみんな個室だから」私は、ベッドの上に座り、ご飯を食べる。「…なぁ、病院の食事っておいしいか…」「じゃあ、食べてみる?」「ああ…」
私は、響に水菜をたべさせる「…いまいちだな…」
「よいしょ…」「戻るか…」私と響は、部屋に戻る。「……疲れた…」「…………」響がとなりにいると何故か黙り込んでしまう。
いや、家でも黙ってしまう。同居したてなのか。
突然、ベッドがドサッと音がする「なぁ…ここっていいよな…」「………?」「個室だよな…普通の病院だと、患者がいてセックスもままならないが…ここじゃあ…」服を全てぬがされる「ひゃあ!!」露わになったむねが激しくもまれる「はあ…あっああん」「ふっはぁ…」
胸の先端を舐められ、背筋に電流が流れてしまう「ああっあんああっ…」「円……」首筋に舌が這い回る「ひゃあっあ…ああん…あ」
「下、濡れてる…」「ああっあ…」指で何度もはいまわる「ほら…こんなに」私に愛液を見せる「ぬっ濡れて…」「濡れすぎ…」「ああっごめんなさっ…ああっ…」指が二本共一気につぷりと入っていく「ああっ…いっいれて…」
すると響が私の目の前で自身を見せる「舐めろ…」響は、そう言い、私は、即座にペニスをなめる「んっく…」私は、響自身を離し、自分でおま○こを開いた「ほら…響いれて…」響は、ずぶずぶと中にいれていく「ああっ」「くぅ、すげぇ…」「ああっああんあん」「気持ちいい…ああんああ…」「締め付けるね?」「ああっ…ああっあん」パンパンとお互いの性器がぷつかり合う音が鳴り響く、「ああ…響の…ああっああっあああああっああ…」激しい行為が終わった後、そのまま熟睡をしたのか窓から日差しが登っていた。もう朝だった
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