この話はつづきです。はじめから読まれる方は「いけない欲望」へ
男の勃起したペニスの上に無理矢理手を押し付けられていた母
「ちょっ…嫌っ…」
母は力付くで男の手をはねのけた
「そんなに痛みが激しいのなら救急車を呼んだ方がよいと思います、私救急車を呼びますから」
アクシデントに見せ掛けたとはいえ、さすがに母も男の行為に我慢できなかったのだろう、普段の母にはない強い口調で男に言い放った
「待ってください…救急車は嫌です、それなら保険証は後処置にして今から病院へ行きます、痛みは我慢できますから大丈夫です」
男に対し明らかに不信感を持ち始めた母
「動けるんですか…」
「大丈夫…それじゃ行きますか」
男は自らズボンをはいた、さっきは痛くて脱げないと言っていたのに
「よいしょと…」
男はその場に立ち上がり、それを見た母は
「それでは私は先に車で待っています」
そう言って部屋から出ようとした
「待ってください…立ち上がる事はできても足が痺れて歩けない…、すみませんが車の位置まで肩を貸してくれませんか」
男の言葉に母は無言のままだった、しばらくの間沈黙が続いた
「動けないのです、病院に行かなくては…お願いしますよ…」
すると
「わかりました…」
表情をやや曇らせながらそう母は返答した
「ありがとうございます、それじゃ肩を貸してください…」
母は男の立っている位置に近づくと無言のまま男の横に体を寄せた
男は母の肩に腕を回すと
「それではお願いしますよ、ゆっくりと行きましょう」
そう言い二人はヨロヨロと歩き出した
細身の母に大柄な男、かなりの体格差がある
そして5、6歩進んだところで急に男がよろけた、そして二人はもつれるようにして床に倒れ込んだ
「痛っ…痛い…また捻った…」
母の上に男がのしかかるような格好になった
「ちょっ…ちょっと…」
「痛っ…痛い…」
痛がるそぶりを見せながら上から男は母の体を押さえ付けている
「何するの…離して、離してください…」
危機感を感じた母は離れようともがくが男は母を離そうとしない
「奥さん騒がないでください、痛くて動けないのですから」
男はそう言うと母の首筋に唇をつけた
「ふざけないで…いい加減にしないと大きな声を出しますよ…」
男は自分の手足を母の体に巻き付け、完全に体の自由を奪った
ついに始まった、俺はワクワクしながらビデオカメラをまわした、男に押さえ付けられ嫌がりながら抵抗する母、これだけでも充分抜ける
「動けないんだから仕方ないでしょう…、それにしても奥さんの髪の毛いい匂いしますね、甘い香りに痛みもやわらぎますよ」
「やだっ…」
男の言葉が不快だったのか頭を左右に振りながら逃れようとする母
だが男はそれを追うように母の髪の中に顔を埋め密着させ続けている
「やめてっ…人を…やめないと警察を呼びますよ」
「警察も何も、動けないのだから仕方ないでしょう…、私は何もしていませんよ」
必死にもがく母、あんな母の表情は初めて見た
男は母の後頭部、髪の毛に顔を擦りつけ、まるで酔いしれているようだ
「だっ…誰か…」
ついに母は助けを求めた
つづき「いけない欲望9」へ
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