貞淑なスカートの中.4 〜日記記帳編〜_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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貞淑なスカートの中.4 〜日記記帳編〜

15-06-14 10:55

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「貞淑なスカートの中」へ

英隆はいつも通りの時間帯に帰ってきた。
「おかえりなさい。お夕飯・・・」
「うん、腹が減った。それより、ちゃんと守れたのか?」
「え、ええ。守りました」

「見せてごらん」
「今見たら、きっと食事が不味くなりますから・・・お夕飯を済ませてから、ちゃんとお見せします」
「奈保子。言うことが聞けないのか」
「・・・持ってきます」
奈保子はハンディカムを持ってきた。
奈保子の尻が映る。
『ブッ!ブビーーッ
ブリュブリュ
ブーー……ブリュルルルルブリッ!』
(嫌!嫌!)
『ブ・・・シャアアアアア・・・』
映像が終わると、英隆は奈保子の頭を撫でた。
「恥ずかしかったな。ちゃんと言うことを守れたな、いい子だ」
夕飯の間は、さすがにこの話題は出なかったが、夕飯が終わると、次は下着のお披露目が待っていた。奈保子はとにかく、想像力の限りを尽くして、いやらしい下着を選ばなければならなかった。黒のレースの縁取りのあるブラジャーとTバック。最早紐のようなそれからは、奈保子の尻を強調し、陰毛が横からはみ出てしまっていた。
「似合うじゃないか」
「こんな、恥ずかしいです・・・」
「俺しか見ないんだ、別にいいだろう。さぁ、日記をつけて見せにおいで」
奈保子は自室に戻り、ノートとペンを取りだした。

『今日、私は夫にお浣腸を教えてもらいました。初めてだったので、朝、浣腸液をお漏らししてしまいました。夫が部屋を出てから、お買い物をして、一時に家に戻って、お浣腸をしました。
庭に出て、排泄しましたが、オナラが止まりませんでした。とても大きな大便がなかなか出ず、焦りました。力むと、今度はお小水がたくさん出てしまいました。
そこでお尻を左右にふりましたが、大便はブラブラと私のお尻にぶら下がっているだけでした。お腹を揉み、やっと出しました。お庭を汚してしまった事と、恥ずかしさとで、どうしようもありませんでした。
夫が帰ってきた後は、映像を見せ、褒めてもらいました。そして夕飯の後は、夫の言いつけ通り、露出の高い下着を身に付けました・・・』
「なんて下品な日記なの・・・」
奈保子は英隆に日記を見せた。
「よく書けてるな。うんうん、そうかそうか」
英隆は満足そうに頷き、奈保子の顎をくすぐった。
「こんなに綺麗な奥さんが、こんなに下品な日記を書くなんて、誰も想像すらしないだろう。奈保子、ますます俺との間に秘密が出来てしまったなあ」
「どうか、どうか誰にも言わないで・・・」
「言わないよ。奈保子のいやらしいところは全部、俺だけが見れるんだ。奈保子は俺に、もうなんの隠し事も出来なくなるんだ」
英隆は残酷な事をいい放ち、奈保子を寝室で寝かせた。
「疲れたな。ゆっくり寝るんだよ」
英隆はそう言って、寝室のドアを閉めるや否や、すぐに部屋にかけ戻った。そして素早く日記を取りだした。
(奈保子は、奈保子はなんていい女だろう)
奈保子の日記は、想像力を掻き立てるのに充分だった。放屁を恥じ、嫌悪する奈保子、小便まで漏らしてしまい、焦る奈保子。庭の土に飛び散る奈保子の小水。そして小水に濡れ、雫を垂らす豊かな陰毛。特に、どうしようもなくなって、泣きそうな顔でお尻をブンブンとふる奈保子。これはなんと可哀想で、興奮する描写だろう。
「ああ、可愛い」
もう英隆は、妻と小さな裏切りをとうに許していた。最早、妻に変態的行為を働くのが目的となっていた。
(他に、奈保子をいやらしくする方法は)
英隆は必死に、寝室で眠る妻へのお仕置きを考えるのだった。


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