「ただいま」
「お帰りなさい、英隆さん」
今日も英隆が家に帰ると、妻の奈保子が笑顔で迎えてくれる。
「今天麩羅揚げますから、もう少し待ってね」
英隆と奈保子は見合い結婚だった。良い家の出である為か、何から何まで品がある。セックスしてみれば、豊満な真珠色の乳房や、少し肉のついた尻は素晴らしく性欲をそそらせてくれる。
しかし、英隆には一つ不思議に思う事があった。
奈保子はあまりにも清純すぎるのだ。欲というものを知らないすぎる。英隆にはそれが不思議かつ不気味に感じられた。アイドルはトイレなど行かないと昔よく言われていたが、まさにそんな感じだった。
「……」
英隆は、キッチンで揚げ物をしている奈保子に近づき、尻を触った。
「まあ、英隆さん…」
奈保子は全く動じなかった。
「驚かないのか」
「英隆さんだってお疲れでしょう、たまにはそうもなります」
「そう。なら、これも疲れのせいだろうな」
英隆は奈保子のスカートを捲った。
この話はつづきです。はじめから読まれる方は「貞淑なスカートの中.2」へ
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