いけない欲望3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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いけない欲望3

15-06-14 10:56

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「いけない欲望」へ

俺は痴漢男を見た瞬間武者震いのようなものを感じた、俺のオナニーでの妄想の中で母を犯しているのはこの男なのだから
こんな犯罪野郎と関わるのは危険かもしれない、そうは分かっていても俺はこの男と接触してみたかった

母に何をしたのか男から直接知りたかったのだ
本を読んでいる男に近づいた俺は思い切って声をかけてみた
「おじさん…」
無愛想な表情で振り返る男、緊張がはしる
「なんだ…」
「ちょっと話しがあるんだけど」
「話しだと…」
恐かった、だけど俺は怯まずに
「おじさん、この前地下鉄の車内で痴漢したでしょう、俺見てたんだ」
男の顔色が変わった
「なんだオメー、俺に因縁つけるつもりか」
「因縁つけるつもりなんてないよ、ただその時の女性が俺の知っている人でさ、ちょっと気になってたんだ…」
「はぁ?…」
「初めてあんな場面見ちゃったからさ、上手く言えないけどなんか妙に気になってさ、もしよかったら近くの喫茶店で少し話さない、コーヒーおごるよ」
俺の言葉に不審そうな表情の男、それはそうだろう、だが
「ふんっ…なんか知らないけどおもしろそうだな、よし付き合ってやるぜ、どうせ暇だしな」

俺の誘いに男は乗ってきた、俺と男は書店を出て喫茶店に入り席に座った
「最初に聞いておく、オメーの目的はなんだ」
いきなり男からの威嚇
「目的って…特に…、ただAVじゃなくライブで痴漢の場面に遭遇したからなんか興奮してさ…」
「なんだ…それだけか」
「そうだよ、おじさん痴漢って面白いかい?」
「ふっ…おもしろい奴だなオメー、気に入ったぜ」
男は運ばれてきたコーヒーをグイッと飲んだ
「俺の武勇伝を聞かせてやろうか」
気をよくした男は過去に行った自分の痴漢歴や下着ドロの話しを始めた
自分の犯罪歴を自慢げに話す男だが、話しの内容は意外におもしろく俺は引き付けられた
「おじさん凄いね、ある意味尊敬するよ、おじさんはどんなタイプの女が好みなのさ」
「女子高生や若いOLもいいけど、俺は落ち着いた普通の人妻みたいなのがいいな、ケバい女は好きじゃない、髪の綺麗な普通の熟女が一番いいな」
「それはこの前の地下鉄の女性みたいな人かい」
「ああっ…あれはいい女だったな、ホームに列んでるときからあの女は狙っていたんだ」

上手く誘導して話しは核心に入ってきた
「最初から狙ってたのかい…ところで感触はどうだった」
「上品でおとなしそうだから抵抗は少ないと思ったが、全く無抵抗で好き放題だったな、最高だったぜ」
「最高って…どうしたのか具体的に教えてよ」
男は薄気味悪い笑みを浮かべながら
「俺は髪の綺麗な女しか狙わねえ、そして抵抗しないタイプは長年の経験である程度わかるんだよ」
「あの時の女性には何をしたんだよ」
「最初に女の髪の匂いを嗅いで感じるものがあったな、甘くて良い香りだった、最初はケツを触っていたが抵抗しないから今度は生でふとももを撫で回してやった…」
「女の人はスカートじゃなかった…」
「よく知ってるな、満員だったのに…、すべすべしたケツのひんやりした感触たまらなかったな…」
「もしかしてマンコとかも触ったりした…」
「ああっ…あの女黙ったままだったから好き放題さ、後ろから直接パンティの中に手をいれてやったぜ」
「なっ…なんだって…」
「そしたらな、あの女、消えそうな声で、やめてください、声をだしますよって言うんだよ」
男の話しがあまりにも生々しく背筋がゾクゾクしてきた
「そっ…それで」
「その弱々しく堪える姿によけい興奮してな、そのまま穴の中に指を入れてやったぜ、そしたら意外にも中は濡れていたんだ、だから指でぬるぬるのマンコの中を掻き回してやったさ」
こんな事信じられない、あの時母はただ体を触られていただけではなかったのか、マンコを触られ中に指まで入れられていたとは、それも見知らぬこんな下劣な男に
衝撃の言葉に鳥肌が立ち全身が震えてきた
「どうした、何震えてるんだ」
「いっ…いや何でもない、それより…もしまた同じその女性に地下鉄で出会ったらどうする、また痴漢するのかい」
「ああっ…またやってやるさ、そうだな今度会ったらあの女…、無理矢理ホームに引きずり降ろしてそのままホテルに連れ込んでやる」
「ホテルに…」
「そうだ、じっくり可愛がってやる、縛って身動きとれなくしてから時間をかけてたっぷりとな」
男の卑猥な言葉に心臓が高鳴り息苦しい、これ以上平静を保つのは限界だった
俺はその後男と別れ家に帰ったが、極度の興奮状態だったため、どのように帰ったかは記憶がない
ただまた男と会う約束はしていたのは確かだった

つづき「いけない欲望4」へ


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