この話はつづきです。はじめから読まれる方は「タチとネコの関係」へ
カチャ
扉がロックされる音に体が固まる。
「どうして鍵を掛ける必要があるんですか」
「こんな遅い時間でもまだ残業してる仕事熱心な人がいるからよ。その人達に
裸を見られたくはないでしょ。それともそういう趣味があるのかしら」
「なっ!第一、裸になんてなりません。私、もう部長と寝るつもりありませんから。
この前の事は忘れてください」
「ふ~ん。まだそんな子供染みたこと言ってるんだ。貴女がいくら忘れようと
思っていても、体が忘れられるわけないじゃない。女の悦びってそんな
単純なものじゃないのよ。悦びが深ければ深いほどね。もう一度そのこと、
この体にきっちりと刻み込んであげる」
「いや、やめて・・・」
田所は首筋にキスをしながら、ブラウスの上から乳輪の辺りを人差し指で円を描いた。
凛の足の間に太股を割り入れ、股間に押し付け刺激する。
「やっ、私には初音ちゃんて恋人がいるんです。あっ、ぶ、部長にも水野主任が
いるじゃないですか」
田所が耳に息を吹きかける。
フゥ-
「やんっ」
思わずビクッと反応する。
「相変わらず耳が弱いのね。恋人?いいじゃない。私達が黙っていればいいだけよ。
体の相性は私達最高なんだから」
ブラウスのボタンを外し、Eカップのブラジャーを優しく撫で回し、持ち上げ、
形が崩れるくらいに鷲掴みする。
「はあ~ん、イ・・・ヤ・・・」
「すごく綺麗なバスト。うちのモデルが出来るんじゃない」
初音にも言われた事がある。プロデュース兼モデルとしてやっていけるんじゃ
ないかと。股間はさらにグリグリと膝から太股で擦るように押し付けられ、
腰に力が入らなくなるような甘美な快感が全身を突き抜ける。
(初音ちゃん、助けて・・・イヤだ。感じたくない)
心とは裏腹に田所の巧みなテクニックによって、次々と着ているものを
脱がされていく。甘美な刺激は凛の思考を鈍らせ、必死に抑えていた声が徐々に
口元から漏れ出していく。
「うううっ、はあ、はあ、はあ」
いつしか露になっていた豊満な胸の頂きに、長い舌が円を描きながら登りつめていく。
「あああっ」
そのピンクのサクランボを口に含まれた瞬間、脳天を直撃するような快感と共に、
扉の向こうにもはっきり響くような喘ぎ声が出てしまった。田所の口の中でそれは、
柔らかな舌で転がされながら伸びきるくらい強く吸われる。
「やめ・・て、はあああっ、お、お願い、あああ、あぅっ」
敏感になった乳首を弄られて、もう喘ぎ声は止まらなかった。その快感は直接子宮に
響く。股間を蠢く足がもどかしく思える程に。自然と凛の腰が前後に動いてしまう。
アソコが濡れてきているのがわかった。
(やだやだ、どうしてこんなに感じてしまうの?この体は
初音ちゃんだけのものなのに)
田所は上目遣いで凛の表情を確かめてニヤリと笑った。そして徐々に舌を
おへそから腰のくびれ、腰骨へとずらせていく。ストッキングとパンティだけの
姿になっていた凛の前に完全にしゃがみ、残りの2枚も脱がせにかかる。
「イヤっ」
ハッとなり、慌てて両手で前を押さえ抵抗してみる。
「嘘ばっかり。さっきからココ、触って欲しくて濡らしてんでしょ。
自分で腰くねらせて私に押し付けてたじゃない」
両手首を摑まれ強引に振り払われて、扉に押し付けられた。田所の強行な振る舞いに
観念したのか、それとも田所の言ったことが真実だったのか、もう凛の両手が扉から
離れることはなかった。
(ああ、初音ちゃん、ごめん。ごめんなさい)
一気にストッキングとパンティが引き下ろされる。田所は不敵な笑みを浮かべながら
愛液でビチョビチョになったオマンコをジィ-と眺めた。それは美しい蝶を自慢の鎌で
捕獲したカマキリが、どこから食そうかあれこれ思案しているようにも見えた。
「大丈夫。これは二人だけの秘密。貴女は充分抵抗したわ。後は私の愛撫に
何も考えず溺れるだけでいいのよ」
田所はそう言うと、堕ちた彼女のオマンコにゆっくり、本当にゆっくりと余裕で
その長い舌を伸ばしていった。
つづき「タチとネコの関係 13」へ
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