監禁(2) 10_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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監禁(2) 10

15-06-14 10:58

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「監禁(2)ー1」へ

「お~いってぇ・・・・カッター残念だったなぁ…」

「い、嫌・・・何で・・・?」

「言っただろ、色んな客が見てるからな。こういうアクシデントの要望があった。右手のロープを緩く結んどいたのもわざとだ。その絶望に満ちた表情がたまらねーからってよ・・・」

男がどんどん近づいてくる。 「・・・く、来んな変態!!」

彩花は右手でビンタをかまそうとするも男は容易にそれを左手でガードし、そのまま押さえつける。
「いや~、しかしやってくれたな。ここまでやった女はお前が初めてだよ。鼻が折れたかもな・・・」

男は笑ってはいるが目は笑っていない・・・

そのまま彩花に馬乗りになりゴツい拳を振り上げる。

「安心しろよ。顔は殴らないでやるからな」

「い・・・嫌・・・」

男の拳が勢いよく振り下ろされ、彩花の鳩尾にめり込む。

「カハッッ・・・!!!ゲホッ、ゲホッ・・・」

呼吸が出来ずあまりの苦しさに彩花は意識を失いそうになる・・・

「ふぅ・・・客には悪いがもう我慢できねー、先に楽しむか」

男は彩花の顔を掴むと強引に唇に吸い付き舌をねじ込む。

「んんん・・・むぐぅ・・・!?」

意識がハッキリしてきた彩花は嫌悪感から男の舌の侵入を拒もうとする。
「おい、嫌がるのは勝手だがもう一撃喰らいたいか?」

耳元で男が囁くと、彩花は諦めて抵抗をやめた。
「それでいいんだよ」
男は荒い息遣いでまた彩花の口の中に舌をねじ込み、美少女の口内を舐め回す。
彩花は涙を流しながらそれを受け入れ、この状況にただ絶望していた。

つづき「監禁(2) 11」へ


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