その日、あたしは親友のチエの代わりにある場所にきていた。
生理が早く来ちゃって、行けなくなったから、代わりに行ってほしいって頼まれて…ナミならできるって言われても…
簡単なバイトって何だろう
地図を見ながら着いたのはセンスのよい看板をさげたクリニック。
ここ?
あたしはまだ休診時間のクリニックのドアを開けた。
すみませ〜ん
長谷川さんの代わりに来ましたぁ
あっ〜
こんにちは
長谷川君からは連絡があったよ
あたしはまだ知らなかった。
詳しくバイトの内容も聞いてなかったし。
背が高くてあごひげが少しはえた、おじさんが出てきて、バイトの内容を説明してくれた。
簡単にいうと、あたしをモデルとして女の人の身体の勉強をするってこと。
あたしは
ただ
黙って従うだけでいいみたい
興味もあってバイトするのをを承諾した
その勉強会が始まるまでにはまだ時間があった
う〜ん
まだ時間があるから、先に診察しときましょうか?
さっきのおじさんってば、お医者さんだったの。
えっ
あっはい
これに着替えてきてくれるかな?
あたしは、先生がいうように、ガウンに着替えて診察室に入った
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