後家の疼き 5_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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後家の疼き 5

15-06-14 10:59

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「後家の疼き」へ

あの晩の出来事は正夫にとってオナゴの味を初めて知った日であった。
なま暖かな滑り、餅のような柔らかな肌、鈴枝の淫声、目は見えぬが研ぎ澄まされた感触は鋭かった。
鈴枝自身も久しぶりの若い正夫のマラを欲しいがままに出来たことで肉欲を取り戻すのであった。

 その数日後、八重は正夫を連れ立って今度は鈴枝の家にもらい湯に来たのだった。
舅の正之助が近所の寄り合いで出かける様子だった。
「鈴枝、今夜は遅くなるから心配せんでええ」
「ハーイ」鈴枝の返事が聞こえた
「こんばんわ、お願いします」八重は声をかけていつものように正夫と風呂場に向かった。
40の男だが目が不自由なため八重は一緒に入って世話をした。

 暫らくして二人は湯上りの艶々した顔で上がってきた。
「鈴枝さん、腰のほうはどうかね、正夫は後に迎えに来るから揉んでもらったら」
「ありがとう、そうして頂こうかしら義父もいないし、息子さんは私が送るわ」
「いいのかい、悪いねえ」そう言って八重は家路に向った。

 「さあ、私の部屋に行こうか」
鈴枝は正夫の手をとって案内した。
 化粧水の臭いが正夫の鼻をくすぐった
「お布団敷くから待ってて、この間どうだった」
「・・・・・・・・・」
「恥ずかしいの、男と女はあんな事して子供を造るのよ」
鈴枝はためらいもなく浴衣の紐を解くと下着一枚で横に伏せた。
正夫は手探りで背から腰、臀部へと揉み進めた、時々手を滑らしたように股間に指を這わせ感触を楽しんだ。

「いいわね、上手よ」
「そうですか・・・。」
「ぁぁ・・・・だんだん感じちゃう・・・ああん・・」

「やるかね、今日は騎乗位教えるわ、さあここに寝て」
正夫はすでに勃起したマラをそそり起たせている。
「いやらしいわ正夫さん」
鈴枝は下着を取って正夫を跨いだ
手で握るマラを濡れた割目に誘導すると腰を徐々に沈めた
「ああっ・・・・」
正夫は顔を歪めた。
「どう、気持ちいい・・・」
「ぁぁ、私もいいわ・・・・・」
鈴枝の豊満な乳房が揺れだした、正夫の手が乳房に延びてゆく
「いいわ・・・あなたも下から突いて・・そう・・・・」
鈴枝の腰が怪しくくねる

その頃、舅の正之助が早く終わった寄り合いを済ませ家路に着いた
「あれ、誰かいるのかな・・・・」
見慣れない男物の草履に気づいて正之助はいかぶった。

つづき「後家の疼き 6」へ


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