■裏口入学
入学試験に合格しない生徒が口利き等のつてで入学するのを裏口入学と言う。
17歳の民子の両親も、向学院秋口大学校にどうしても入学させたくて口利きを雇った。
口利きは学長に掛け合ったが学長の責任では無理だったので、学長は理事長にゆだねた。
老理事長は民子や両親と面接した。民子の大きなお尻が好きになった。
早速両親に言った。「私が責任を持って入学させましょう。今日からお嬢さんをお預かりします。」
両親は喜んで帰宅した。
「民子さん、入学式をやりますから、学校保養所に行きましょう。」
保養所に着いた。休まなかったので喉がからから。賄婦がコーヒーを出した。
暫くして民子は眠くなったのを見た理事長は民子のパンテイを脱がした。
理事長のペニスから液体入学証が民子の体内に授与された。
翌朝、理事長に裸で抱かれて民子は目覚めた。下半身の感覚がおかしい。
それもそのはず。太股を長時間満開にさせられたのである。
予期しない事態に民子は泣いた。賄婦が出した昨日のコーヒーに睡眠導入剤が入っていた。
民子は職員寮に入れられ教授と一緒に通学した。夜は理事長に太股を満開にさせられた。
なんでこんなことになったのか。
理事長は若い頃25歳年上の女性と無理に結婚させられ、やるせなかった。
子供が出来なかった寂しさも加わって、どうしても子供が欲しくて裏口入学の健康的な美女にペニスを向けたのである。
大学1年生で子供が出来た。
民子の両親は、入学さえ叶えば何も言えなかった。
数年して理事長の奥さんが死んだので民子を後妻にした。40才も違う夫婦。
また数年して理事長も死んだ。遺言で学校の出資金は民子が相続して理事長になった。
若い理事長である。
娘の小百合は、運送会社に勤める山田川昭夫と見合いして、民子の薦めで結婚した。
新婚旅行の帰り、別々に帰ってきた。進めた民子は心配した。
小百合はいやだと言った。大金を掛けて式を挙げた事だし、世間体もあるし。
紹介してくれた運送会社の社長さんにも申し訳ない。
このまま昭夫に逃げられてはしょうがない。今時婿入り希望者もざらにはいないし。
何とか引き止めなくてはならない。民子は透透(すけすけ)の下着から太股を出して
昭夫に近ずいた。
小百合とうまく行かない昭夫は民子の太股を満開にした。
民子はがっかりした。全く下手糞なのである。民子は経産婦なので一応昭夫を捕らえはしたものの。
これでは小百合が嫌がるのも無理は無い。昭夫は仕事一筋に来たとはいえ。
それでも民子は我慢した。
民子は飲み屋で知り合ったホスト養成塾長が開講している女体入門講座に50万円支払って昭夫を入れた。
塾では、性病等の健康診断、女性心理学、女体の欲望、接し方、抱き方等、接する前の爪切り、鼻毛切り
口臭、体臭の除き方等から始まる女性に好かれるための講義や実地が教育される。
最後の卒業試験は塾長を抱いて塾長が気持ちがよければ卒業となる。
ところが、昭夫は幾度も追試験で70歳の塾長を抱いた。
民子は、「まだ卒業できないですか。」と塾長に聞いた。
塾長は謝った。昭夫さんとてもお上手になったし、それに太くて、硬くて気持ちが良くて何回もしたくなったので試験に落としてごめんなさい。受講料20万円返しますから。
一度警察が聞きに来たのよ。売春だって。夫婦仲の良くない警察官を無料で招待したら夫婦仲がうまくいったそうなので、調査はしないことにしたとか。
民子さんは、あんないい男捕まえて羨ましいのよ。こんな仕事していても。
卒業証書というのしをつけて昭夫さんをお返しします。
あの人は自動車の運転や整備の経験一筋だったからやむを得ないのよ。
仕事がしっかりしている方だから、女体の扱いもしっかり勉強したから大丈夫なのよ。
ご安心して下さい。
それから、不器用だった昭夫は民子を楽器のように扱い可愛い音色が民子の口から出るようになった。
民子と昭夫の体の中心部の結び付きは、生まれも、育ちも違う家庭に育った個性差が婿姑の間で不満や愚痴を解消した。
いよいよ二人の間に子供が出来た。
出産1ヶ月前、昭夫は民子の要請で小百合と離婚届けを出した。
二人は結婚式を挙げ、晴れて夫婦になった。
民子は小百合に優しい笑顔を見せた。
幼稚園の迎えに来てくれた他所の母親が子供を迎える笑顔に似ていた。
民子は好きで理事長と結婚したのではなかったので、幼稚園の迎えもなんとなく顔が引きずっていたのです。
これが本当のお母さんの笑顔だと、いまさら小百合は思った。
父山田川昭夫、母秋口民子、子秋口信一で入籍した。
父親認知では子供がかわいそうなので、出産時夫婦になったのである。
束の間の夫婦なのである。その分貴重で愛も密度も最高だった。
暫くして、民子は昭夫と離婚して実の娘に復縁させて返した。
実の娘の旦那を母親が取るわけには行かないのが親心なのである。
昭夫と母親の仲の良さに小百合も、入籍した夫なので前は嫌いだったけど使う権利を主張してきた。
「お母さん昭夫ちゃんを貸して。」
いよいよ本妻を昭夫は抱いた。新婚旅行と時とは雲泥の差。小百合としっくり結合した。
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