不良がーるず8_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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不良がーるず8

15-06-14 11:01

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「不良がーるず」へ

地面に引きずる程すれすれに丈の長いスカートを多くの不良女子達が愛用している。
中々に奇抜なファッションだと僕は思うのだが、彼女達はごくごく真面目にこの姿で学校生活を送っている。まぁ、目立ってナンボの世界だからなんだろうと思う、たぶん。

「ほ~ら、すっぽし入った☆」

うん、すっぽし入りましたよ。うわぁい、なに、ここ天国?あは、こんな世界見たこと無いやぁ~☆

…なんて、ちょっと現実逃避を試みる僕。だけど、現実は厳しい。
見えた。
見ちゃった。
スカートに入れられる前に、向こうからやって来るガラの悪そうな男が2人。
やっぱり、やっぱりなんだね?
馬鹿女と合流した辺りからかな、なんか周りで凄い叫び声とか煩くなってたし。通る道、通る道、何かしら破損してるし、血みたいな赤いインクが散らばってたりしてたし。…あれ、ただのインクだよねぇ?

「っ~、七海、あんたねぇ…」

「はいはい、話は後で、来たよ」

来た?
何が来た?
ピザ?ピザの宅配便?
「おー、可愛いのが2人」

「おほ、お前、どっちにする?」

「ばーか、まずは男が先だろ?なぁなぁ、のび太、知らねぇかな?」

「バカはお前だろ?のび太に似た奴、だろ?」

「まぁ、どっちでもいいや。とりあえず、のび太をボコればいいんだし?」

ドー○えもーん!?助けてぇー!!なんで?ボコる?なんで?うぅ、なんで、僕がこんな目に…。

「さぁてね、あたしらは知らないけど?のび太なんて」

……え、知らない?はは、僕なんて知らないってか?

「ぷはっ、のび太だって、的確じゃん☆」

「ちょ、七海」

「んあーっ?なにぃ?彼女たちなんか言ったー?」

「いやぁ別に、あたしら見て…っ!?」

「あん?」

居ないもんね僕なんて。ここには存在しておりませーん。

「っ…んっ…ちょ、あんた、なにして」

「なに彼女?気分悪いん?」

「オシッコしてぇーんじゃね?げへはっ」

「おほっ?じゃ、手伝おうか彼女?」

うるさい奴らだな。
いま重要な所なんだから、静かにしてなさい。と、続き続き。
ん~、女の子の股の間って暖かいなぁ♪それになんかいい匂いがする。

「ちょぉっ…やだっ…なんで…急に」

急じゃないもん。
男ってのはいつでもこうなのさっと、フガフガ…。あは~、昨日まで怖がってた筈の女の子に僕ったらこんな事して。
っんごい、気持ちいい~☆てか、志藤さんの反応がまた…グフッ。


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