この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ひとり」へ
人差し指を使って、どんどん茂みの中を探検していく。
すると、
「んん……」
1か所、すごく気持ちのいい場所を見つけた。
また触ってみると、不思議。痛みを感じた。
(もしかして……)
今もあふれ続けるぬるぬるの液体。それをほんの少し手に取って、また触る。
すると、さっき感じた気持ち良さが戻ってきた。
要領をつかんできた私は、同じ方法で触っていくのを繰り返す。
そうしていると、だんだん気持ちいい範囲が増えていった。
くちゅくちゅ……と小さな音。
アソコも、喜んでるんだよね。
ついついアソコばかりを触ってしまい、胸を触っている左手がおやすみ状態。
左手であの気持ちのいいスポットを触ると、痛かった。
ぬるぬるの液体をとっていなかったせいだ。
液体をとり、もう一度触ってみる。
両手だと、何倍も気持ちよかった。
そうして数分触っていたのだが、私はある感触を味わってみたくなった。
「イく」ということ。
両手はあのぬるぬるの液体でびしょ濡れ。味わうなら今しかないだろう。
さっきまで触れるだけだった気持ちのいいところ(クリ〇リスというのだと後で知った)を、くるくる回すように動かしてみる。
「ん、あぁ……」
先ほどまでにはなかった気持ち良さ。
もっと、もっと、
くちゅくちゅと穏やかな音を立てていたアソコが、ピチャピチャと激しくいやらしい音を立てる。
「っぁ、やんっ、ぅう」
私の口からも、ついつい声が漏れる。
じんじんしびれるような気持ち良さ。
「あ、あぁっ、イく……」
そして、ついにその時が来た。
「ダメじゃないの、お風呂で寝ちゃ!!風邪ひくわよ!?」
「ごめんなさい……」
私は、あの快感のあと、頭が真っ白になって――そのまま、お風呂で寝てしまったらしい。
なんというイージーミス。
でも、それを感じさせないほどにオナニーは……気持ち良かった。
ネットの体験談は本当だったのだ。
後で調べると、私が行ったのは『クリ〇リスでイく』という方法だった。
イくのはこれだけじゃない。まだまだたくさんの方法があるのだ。
あの快感を、もっともっと味わいたい。
また、遊ぼうね。
【完】
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