この話はつづきです。はじめから読まれる方は「監禁(2)ー1」へ
「ーえ?何で真美の名前を・・・?」
まさかコイツ!
彩花が気付いた時には遅かった。男は彩花の携帯を奪いヘシ折る。
「クッ・・・!」
右のポケットからカッターを取り出そうとするが男が凄まじい怪力で彩花を抑えつけ、薬品が染み込んだガーゼを無理矢理嗅がされる。
「ハハ、こんな偶然あるのか?そういえば真美と同じ制服だな!お前も遊んでいけよ!」
男が彩花の顔を舐めまわしながら言う。
「ングゥゥ・・・・!グフッ・・・」
次第に意識が遠のいていき、彩花は深い眠りに堕ちた・・・・。
どれほど時間が過ぎただろうか。
彩花はゆっくり目を覚ました。
ベッドの上に仰向けで寝かされている・・・「ん・・・・あ、私・・・!」
すぐにさっきの出来事を思い出す。
そして自分の状態もすぐに理解できた・・・。両手が固く縛られている。足は・・・縛られてはいないがどっちにしろこの状態じゃ逃げられない。
周りを見渡すと大きな注射器のような物やグリセリンと書かれた薬品のような物、イチジク浣腸やその他ポンプの付いたチューブのような物など異様な物体が数多くテーブルの上に並べてある・・・。
「何なのココ・・・!真美もきっとここで・・・」
男に対しての怒りと捕まってしまった絶望感で一杯になっているところに男が入ってきた。
「おう、目が覚めたか。学生証見せてもらったよ彩花ちゃん。真美と友達だったんだね。」
ニヤリと笑い男が訪ねる。
「・・・あんた自分が何したかわかってんの?何であんなひどい事!」
「俺もあそこまでやるつもりはなかったんだけど、真美の苦しむ姿があまりにも良くってさ。やりすぎちまったよ。」
悪びれた様子もなく男は喋る。
「ふざけんなよ変態野郎!!」
怒りで頭が真っ白になる。
「まぁそう怒るなよ。せっかく来たんだから楽しんでいけよ。」
そう言うと男は彩花の両足を無理矢理開く
「い、嫌!」
「へぇ~、ガキの癖に黒いパンティなんかはいちゃって。」
次の瞬間、男はスカートの中に顔を突っ込んできた。
「ちょっ・・・!?」
彩花は侵入を拒もうと太ももで男の顔を挟むような形で抵抗するがあまり意味がない。
つづき「監禁(2) 4」へ
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