この話はつづきです。はじめから読まれる方は「同愛」へ
向かい合わせ。
君と繋がって喜悦する僕の顔を君が覗き込む。
やだ、恥ずかしいよ。
きっと、だらしない顔してる。君に抱かれて、力も入れられず、きっと僕は君にアヘ顔を晒してる。
だから、君の胸元に額を当てる。
熱く、熱く燃える君の肌。卑しい僕は必死になってそんな君の体にしがみつく。
背中に回した僕の両手。
君を挟んでは、彼らも出会うことは叶わない。
熱の籠った君の厚い胸板が、包む様に圧迫して、潰される様に抱き締める。暖かくて、熱くて、無意識に僕は悶えてしまうんだ。
灼熱を含んだ珠の滴。
君と僕とを密着させて、首筋に流れ、胸元に流れ、太ももを伝う。
硬く強い君の体が柔く弱い僕の体を打ち付ける度に。
逞しい君がひ弱な僕の肌を弾く度に。
僕の柔い肌からしぶきが上がる。
僕の内側には灼熱に燃えた堅強な塊が1つ。深く浅く、削る様に反り返って出し入れされる。
大きな君と小さ過ぎる僕。ベッドの上で君の体に覆い隠されるのは、もう何度目かな。
ねぇ、気付いてる?
僕、もう2回以上もイッちゃったんだよ?
ふふ、気付いているよね。だって、僕と君との肌の間でネチョネチョに糸を引いているんだもの。
ほら、今もビュクンビュクンって。
君の硬いので突かれる度に、ビュクンビュクンって、跳ね上がっちゃう。
呼吸が辛いな。
息が出来ないよ。
喉が苦しいんだ。
でもね、気持ちいい。
うん、気持ちいいの。
ん、壊れる。
あぁん、壊れちゃう。ダメだよ。
そんなに僕をいじめないで。
熱気しか吐かない僕の喉。
君の熱い唾液が口付けと共にゆっくりと流し込まれてくる。
優しい潤いが喉を伝う。だけど、余計に体が熱くなっちゃうよ。
何度も何度も果ててしまった筈の僕のアソコが、懲りもせずにまたいきり立っちゃう。
ねぇ、気持ちいい?
僕のメスマ○コ、ちゃんと君を気持ち良く出来てる?
もしかして、僕だけ?
僕だけが、こんなになっちゃってるの?
ゴメンね。
ゴメンなさい。
だって、だって、女の子だもん。君に淫乱な女の子にされちゃったんだもん。
我慢なんて、知らない。教えられてない。うーうん、忘れちゃったの。
だって、こんなに雄々しく責められちゃったら、女の子は、女の子なら。
それから、何度目の果てだったのか。目を剥いて、気をやってしまいそうな程の後。
ようやく、君が僕の膣内に射精した。
そして、火傷してしまいそうな幸せを膣内で感じながら僕は気を失ってしまったんだ。
つづき「同愛4」へ
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