この話はつづきです。はじめから読まれる方は「僕と彼女の初体験」へ
赤黒く膨れた亀頭の先端から白い精液が飛び出るのを、目の前で見た夏美は、ハァハァと荒い息をし、ひどく興奮している。
芳美は、ティッシュで精液の始末をしたあと、硬くなったままの拓真のペニスを見て言った。
「さすがに高校生は元気だな。よし、いよいよ本番のレッスンだ。正常位、騎乗位とやって、そのあとバックだな。コンドームつけるから、こっち来い。」
「あ、はい。」
芳美は、枕元の袋を破り、コンドームを取り出すと、慣れた手つきであっという間に硬く勃起したペニスに装着した。
「これでよしと。避妊は絶対だからな。わかってるよな。つけないでなっちとしたらただじゃおかないからな。」
「あ、はい。わかりました。」
拓真が一瞬夏美を見ると、ぺろっと舌を出した。
芳美は仰向けになると、拓真を手招きした。M字に開かれた両脚の付け根には、ぱっくり割れた赤みがかったピンクの秘裂が丸見えだ。割れ目の両側には愛液まみれのラビアが、いかにも淫らにはみ出ている。
覆いかぶさった拓真の肉棒を握ると、膣の入り口にあてがう。
「そのまま来なさい。」
拓真はゆっくりと腰を沈めた。半年ぶりの男ということもあり、愛液はとめどなく溢れ、膣の中はぬるぬるの蜜壺と化しているため、挿入は極めてスムーズだ。膣の壁の圧力を感じながらぐっと奥まで入れる。
「うーん。」
芳美が長くて深いため息を漏らした。拓真は、ピストンを始めた。
「浅く出しいれしたり、急に深く突いたり、変化をつけて。いきそうになったら言えよ。わかった?」
「はい、がんばります。」
すでに、一回放出していることに加え、コンドームをつけて感覚が鈍っているので、拓真には余裕があった。芳美の言葉通りに緩急をつけて腰を動かすと、芳美の乱れが徐々に激しくなる。
「ああー、あたる、はっ、はっ、ううん、気持ちいい。」
肉棒が膣の中を掻き回す。Gスポットを抉り、子宮の入り口を突きまくる。
芳美の喘ぎ声が部屋中に響き渡った。
「あっ、あうう、すごい、ああー、感じる。」
夏美は、今は自分の彼氏となった拓真が、目の前で実の姉とセックスするという異様な状況にとまどいながらも、頭がくらくらするほどの興奮状態に陥っていた。はじめは、二人の軀が絡み合う姿を、ベッドの脇のソファーに座ってじっと見ているだけだったが、次第に我慢できなくなった彼女は、やがて着ていたバスローブの紐をほどき、ショーツを脱ぎ捨ててしまった。しとどに濡れて、ぐしょぐしょの割れ目に指を這わせ、Gカップの胸を自ら揉みしだいた。クリトリスを指で擦りあげ、乳首をつまんだりこすったりするうち、怒りが猛然と込み上げてきた。
なぜ、彼氏が目の前にいながら、オナニーじみたことをしていなければならないのか。
「ちょっと、お姉ちゃん、自分ばっかりいい思いして。あたしの拓真返してよ。」
そう叫ぶと、夏美はバスローブを脱いでソファーに叩きつけ、自分も参戦するとばかりに、ベッドの上に身を躍らせた。
「おい、なっち、何してんだよ。」
芳美と拓真は驚いて、身を離した。
「何してるって、こっちのセリフだよ、それは。拓真はあたしの彼氏なんだから、あたしとするの。お姉ちゃんどいて。」
夏美の迫力に押されて、芳美が降参した。
「わかった。わかった。それなら、お前ら騎乗位でしてみろ。」
「騎乗位って、あたしが上になるやつ?」
「そうだよ。ほら、後藤、お前、仰向けになれ。」
「あ、はい。」
拓真が言われた通りベッドに仰向けに横たわると、夏美は拓真の上にまたがるように、膝をついた。
「お姉ちゃん、あたしはどうすればいいの?」
「どうすればって、自分で入れればいいじゃん。」
「うん、わかった。」
夏美は、拓真の硬くなったままのペニスをおそるおそる握り、そっと自分の膣口に当て、腰をゆっくり落としていった。
「うーん。」
初めてのときのような痛みはもうなくなっていたが、かなりの圧迫感があった。
「全部入ったみたいだな。そしたら、腰を動かして見な。」
夏美は、拓真の胸に手を置き、ゆっくりと動く。動きながら、結合部分に目をやると、拓真の愛液まみれの肉棒が、自分の中に出たり入ったりするのがよく見える。
拓真と一つに繋がっていることに、胸がじーんと熱くなる。
腰を動かしているうちに、夏美は、ペニスの先があたると、思わず声が出るほど気持ちいい部位があることに気づいた。
芳美は、じっと夏美の顔を観察していたが、その変化を察知したかのように言った。
「おい、なっち。動いてると、気持ちいいところに当たるだろう。そこが突かれるように腰を動かせばいいんだ。」
「うん、わかった。」
夏美の腰の動きがだんだん速くなった。
「ああー、やばいかも。すごい気持ちいい。」
早くもコツを覚えのか、夏美は腰を動かすたびに、強烈な快感を味わっていることが、表情から見てとれる。
「おい、後藤、お前、ぼぉーとしてないで、なっちの胸揉むとかしろよ。」
「あ、はい。」
拓真は、夏美の双乳がぶるんぶるん揺れるのに圧倒されて、その光景にしばし見とれていたが、芳美の声で我に返り、掌にあまる夏美のおっぱいを、両手で揉みしだいた。
「いやー。」
大好きな拓真に快楽のツボを突かれ、胸への愛撫も加わって、夏美は全身を電流に打たれるような愉悦に溺れた。
拓真にとっても、それは同じだった。夏美の膣肉に翻弄されて、ペニスはとろけるような快感を感じていたし、白い肌が紅潮してほんのりと染まっていく、夏美の軀のきれいさといったらなかった。おまけに、極上のGカップの乳房を弄べる幸せは、この上ないものだ。
「ああー、ダメです。僕、出ちゃいます。もう我慢できないです。」
「なんだ、情けないヤツだな。そんなんじゃ、夏美を満足させられないぞ。よし、そしたらいったん離れて、バックでしてみろ。」
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