家庭教師というオシゴト 4_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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家庭教師というオシゴト 4

15-06-14 11:03

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「家庭教師というオシゴト」へ

ある平日の昼前、専業主婦の芳子は暇を持て余していた。午前中にやる事をやって
昼食を摂った後は退屈な午後を過ごすだけ。時々自分の人生を振り返ってしまう。

そんな時、娘の家庭教師の真帆から電話が入った。美味しいケーキを買ったので、
今から伺うということだった。少し話があるというのだ。電話での口振りが少々
気になったが断る理由も無いので快諾した。何より一人寂しい午後を過ごさなくても
よくなった事が嬉しかった。
「いらっしゃい。どうぞ、先生」
「お邪魔します。突然すみません。これケーキ一緒に食べませんか。美味しいって
評判のケーキ屋さんで買ったんですよ」
二人は居間で談笑しながらケーキを食べて午後のひと時を過ごした。話が
盛り上がった頃、真帆が鞄から何か取り出した。
「そうそう、面白そうなDVD借りてきたんです。一緒に見ませんか」
「いいわね。私映画大好き。見ましょう」
二人でお茶しながら映画を一緒に見ることにした。
それは女同士の恋愛を真面目に描いた映画だった。ただ濃厚なHシーンも随所に
出てきた。照れを隠すためか、そういう場面では決まって芳子はおしゃべりになった。
見終わった後真帆が芳子に感想を聞いた。
「あ~最後は意外な結末。どうでした?お母様」
「う~ん、どう言うのかしら。私はちょっと女同士の恋は経験無いから、あまり
感情移入出来なかったかな~」

しばらくすると急に真帆は真剣な面持ちになり本題に入り始めた。
「ところで今日、お伺いした本当の用件は玲奈ちゃんの事なんです」
「あっ、はい?」
「実は最近勉強に身が入ってなくて、この間たしなめたんです。そしたら・・・」
「そしたら?」
「夜中、お母様の・・その・・あの時の声が・・・」
「えっ?!」
「ご夫婦の営みの声が聞こえてしまうらしいんです。それからは気になって勉強に
集中出来ないって言うんです」
芳子はびっくりしたような顔で真っ赤になった。真帆は勢いのまま捲くし立てる
ようにしゃべった。
「難しい年頃ですし、ましてや女の子ですからデリケートな問題なんですが、
かと言って私がお母様達のそのSEXについて止めてくださいなんて言える訳も
ないですし、だからせめて喘ぎ声を少しでも抑えて戴くというか、つまり
玲奈ちゃんに聞こえないようになさっていただきたいんです」

芳子は呆然としてしまって動かない。
「あのう、お母様?」
「あっ、えっ、お恥ずかしい限りで・・・」
真帆は上目使いで芳子に迫った。
「もしかして、お母様、敏感過ぎるんじゃありませんか?」
「えっ、そんなこと・・ない・・と思います」
「そうでしょうか?そうでなければ娘さんに聞こえるぐらい声をあげるなんて事、
ないと思いますよ。私雑誌で読んだことがあるんですが、感じても声を出さない
方法ってあるのご存知ですか?」
「・・・」
「教えてあげます。玲奈ちゃんの為ですし。試してみます?」
そう言って真帆はまた鞄の中から何か取り出した。
「これ何だかご存知ですか?」
それはピンクローターだった。しかし初めて見る芳子はそれがどういった物で
どういう風に使うのか想像すら出来なかった。
「やっぱりご存知ないのね。これはこう使うんですよ」
真帆はいきなり芳子のスカートをめくってパンティの上からクリトリスにローターを
当てた。と同時にスイッチをオン。一連の動作は一瞬で芳子は抵抗する
間もなかった。
「キャアッ、あ~ん」

遅れてスカートを押さえるが、時既に遅し。ローターの振動は先程Hなシーンで
少なからず興奮して実は湿っていたオマンコに抗い難い快感を伝え始めたのだ。
「ああっ、せっ先生、はあん、やっ、ああっ、止めて、ああ~ん」
「やっぱり。この程度でいやらしい喘ぎ声をあげるなんて
お母様は敏感過ぎるんだわ」
「いやっ、そんなこと、あああ~、ああっ、はあん」
「お母様。そういう時はね、応急処置としてこうするの」
真帆はそう言ったかと思うといきなり芳子の口をキスで塞いだ。
「んん・・んんん~・・・んっ」
柔らかい舌を絡め、吸い付くような濃厚なキスが芳子の頭を蕩けさせる。
クリトリスに当てられたローターはいつの間にか強になっていて芳子の全身を快感が
突き抜ける。突然襲ってきたエクスタシーまでの一直線の波。火照った体の芳子には
逆らうことが出来なかった。


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