この話はつづきです。はじめから読まれる方は「家庭教師というオシゴト」へ
加納家の夜中、向かいの親の寝室から喘ぎ声が聞こえる。父と母の営み。時折
甲高い声をあげる母。それを聞きながら玲奈はオナニーにふけっていた。
母の感じてる姿を想像しながら。そしてその相手は父ではなく玲奈自身だった。玲奈は
いつまでも若く見える母に親子以上の愛を抱いていたのだ。
「ああ~、ママ、ママ、もっと感じて」
その母が父とはいえ男とSEXしていることが許せなかった。
「今日はどうしたの?全然勉強に身が入らないようね。何かあった?」
真帆の家庭教師も順調に進んでいた矢先、急に玲奈は失速しだした。心ここに
在らずといった感じだった。
「何も手に付かない」
「何もって、どうしたの?」
「先生、キスして」
「ちょっちょっと」
いつの間にかベッドの上で拷問のような情事が始まってしまった。
「んん~、ん~」
下には両親がいる。先程紅茶を入れてくれたばかりだから、当分2階には上がって
来ないと思うが、声が漏れたらまずい。真帆は玲奈の責めを必死に声を押し殺して
耐えた。パンティの中に潜り込んだ指が真帆のクリトリスを弾く。
「!ん・・・」
声が出そうになるのを玲奈のキスが塞ぐ。
「※?;@~!¥~」
高速で震える指がとうとう真帆を高みへと導いていった。
「はあ、はあ、ど、どうしたの?急に。気持ちいいけどこんなことばっかりしてたら
大学に落ちちゃうわよ、本当」
「玲奈、勉強が手に付かないの。先生、先生しかもう頼れないの。お願い、玲奈の
頼みをきいて」
玲奈は上から覆いかぶさる格好で真剣な眼差しを真帆に浴びせた。
「わかった。おねえさんで出来ることなら聞きましょう」
「先生にしか出来ないこと・・・ママを誘惑してほしいの」
「ああ、ママを・・・えええ-っ、ママって玲奈ちゃんのお母様のこと!?」
真帆は思わず飛び起きた。
「うん」
玲奈は真帆の驚きに少し圧倒されるように後ろに下がったが平然と答えた。
「うんって・・・。いや無理無理。そんなことしたら私即首になっちゃうわよ。
それに玲奈ちゃんには悪いけどいくら若く見えるといっても私年上はちょっと」
玲奈は今にも泣き出しそうなうるうるした瞳で訴えかけるように真帆を一直線に
見つめている。正直その瞳にキュンとする。
「だっ、第一、実の母親を他人に寝取らせようなんて玲奈ちゃんはそれでいいの?
しかもお母様ってノーマルなんでしょ」
突然玲奈が飛びついてきて力強く訴えた。
「だからなんです。ママがノーマルだから、パパとSEXしてるから私、私・・・」
これは複雑な思いがあるみたいと見て、真帆は玲奈の肩に手を添え真剣に
聞くことにした。玲奈の母への想い、それは並々ならぬ想いで母に恋してると言っても
いいぐらいである事、そして同時に父への嫌悪感は敵対心からきている事。その母が
度々父とSEXしていることが男を嫌う玲奈には堪らなくガマン出来ないとの事だった。
「だからって何で他人の私がお母様を誘惑することになるの?」
「恋心があると言っても、所詮私は血の繋がった子。玲奈がママと結ばれることは
100%有りえない。じゃあせめて男じゃなく女同士のSEXで感じてるママを
見てみたいの。お願いママに女同士の良さを教えてあげて。そしてママが先生の
愛撫で感じてるところを玲奈に見せて」
(ず~ん、おっ重い。これは私には重過ぎるわ。断るべきよ。そうよ。家庭教師って
そこまでしなくてもいいはずよ)
「れっ、玲奈ちゃん、おねえさんやっぱり無理んんん~、んぐん~」
真帆が断るつもりで話しかけた途端、再び玲奈がキスで言葉を塞いだ。
「断ったらもう一回責め殺してあげる。今度は押し殺しても無駄なくらい声を
上げさせてやる」
玲奈は余程思い詰めているのか怖いくらい真帆を睨んでいた。本気になった玲奈に
先程のように声を押し殺していられる自信は真帆には無かった。
「わかったわよ。やりますよ。やればいいんでしょ。可愛い教え子のために
一肌脱いであげるわよ」
つづき「家庭教師というオシゴト 4」へ
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