僕と彼女の初体験 第五章_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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僕と彼女の初体験 第五章

15-06-14 11:04

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「僕と彼女の初体験」へ

二人は何かに弾かれたように離れた。拓真は、真っ赤になって、大きくなったイチモツをしまい、ファスナーを上げた。
「もう、お姉ちゃん、いじわるなんだから。」
「まあ、お熱いこと。なんだか、嫉妬しちゃうな。」

 テレビ画面では、体位が変わり、後ろから突かれてよがり声を上げる女の姿態が映し出された。垂れ下がる女の乳房はかなり大きく、男が腰を動かすたびに、ゆさゆさと揺れている。
「こういうの見てるの、興奮してくるな。おい、お前たち、もうバックでしたのか。」
「えー、まだこの前が初めてだし、普通のしかしてないよ。」
 夏美が、頬を赤らめて言った。
「普通のって、正常位のことか?」
「そうだよ。まだ、一回しただけだし。」
「そうか。まあ、今日は、いろいろ教えてやるから、お前ら一緒にシャワー浴びてこい。」
 芳美はそういうと、ベッドの上に横たわり、テレビ画面に目をやった。

 二人は全裸になると、浴室に入った。ドアを閉めると、どちらからともなく抱き合い、濃厚なキスを交わす。
「シャワー浴びようよ。」
 拓真は、そう言うとシャワーの温度を調整して、夏美の胸のあたりにかけた。
「背中にもかけるね。」
 夏美が後ろを向いた。くびれた腰から豊かな尻にかけての曲線が艶めかしい。白い肌は吸いつくような瑞々しさで、シャワーの水を弾いている。拓真は、たまらず、シャワーを壁にかけて、後ろから夏美に抱きついた。手のひらにあまる乳房を背後から両手で揉むと、夏美が悩ましいため息を漏らした。
「感じちゃう。あたし、胸感じやすいんだ。」
「すごいやわらかい。こうすると気持ちいい?」
 拓真は乳首を指で軽くつまんでみた。
「ああーっ。」
 夏美が、艶めかしい声を発した。指で挟んだり、手のひらで動かしたりと、バリエーションを加えながら、乳首を責める。夏美は普通に立っていられなくなり、くねくねと躰を動かして身もだえした。片方の手を伸ばし、指で割れ目を触ると、すでに蜜があふれててぬるぬるだ。
「すげえ、もうこんなに濡れてる。」
「だって、拓真がいやらしいことするんだもん。」
「でも、こんなことしてる場合じゃないよな。お姉さんが待ってるから、早く出よう。遅いって怒られちゃうよ。」

 二人はお互いの体にシャワーをかけて洗うと、バスタオルを体に巻いて、芳美の待つ寝室に戻った。
「おお、戻ってきたか。そしたら、さっそく始めるぞ。」
「始めるってお姉ちゃん、どうするの?」
「そんなの決まってるだろ。ばかヅラして、ぼぉーっと突っ立てるそこの後藤にあたしのこのナイスバディで、直々にレッスンしてやるんだよ。」
「あたしは、その間何してればいいの?」
「そばで、じっと見てなさい。なっちだって、若葉マークの初心者なんだから一緒にお勉強するの。」
「えー、そんなの耐えられないよ。先輩がお姉ちゃんとHするなんて。それも目の前で。」
「だったら、レッスンが終わったら、なっちと後藤がHすればいいじゃないか。それも、あたしがつきっきりで指導してやるよ。」
「そんなー。拓真はそれで、いいの?」
「うん。いいよ。」
「よし。ぐだぐだ言ってないで、始めるぞ。後藤、そんなタオルとって、ベッドに来い。」
「はい。」
 拓真は、小学生のように素直に返事をすると、タオルをとって、ベッドにひざ立ちした。
「はじめは、キスからだ。」

 芳美はそういうと、自分もバスタオルを取りさった。目の前に二つの完璧な半球があらわれた。極上の形といえる乳房が、圧倒的な存在感で視界を占領した。肌理の細かいしっとりとした白い肌も、うっとりと見とれずにいられない美しさだ。
「あんまり見るなよ。恥ずかしいじゃないか。」
 芳美は少し、はにかんだ表情をしたあと、そっと顔を近づけた。唇を軽く触れ合わせると、前歯の間に舌を差し入れ、丹念に舌を絡めながら、唾液を注ぎ込む。舌の先をとがらせて、歯茎を丹念になぞり、舌を唇ではさんでは音を立てて吸う。芳美の舌の動きは、驚くほど巧みだった。
久々のキスを心ゆくまで味わい尽くすと、芳美はそっと唇を離した。
拓真の大砲は、早くもフル勃起し、下腹につくほど反り返った。
「もうカチンカチンだな。それにしても、ずいぶん立派じゃないか。」
 芳美は、拓真のペニスを見てそういうと、愛おしげに、人差し指で軽く亀頭をつついた。
「次は、クンニのレッスンだな。」
 芳美はそういうと、拓真の目の前で脚を広げ、割れ目を自分の指で広げた。拓真の視線は、妹とあまりに違う芳美の性器に釘づけになった。濃いピンク色の淫裂は愛液で濡れ、両側にはやや黒ずんだ茶色のラビアが花びらのように開いている。夏美の淡いピンクの割れ目と大きく外観が異なることは、拓真を少なからず、驚かせた。芳美の性器は、成熟した大人の女のそれだった。


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