この話はつづきです。はじめから読まれる方は「女教師と女子高生」へ
翌日、雅子は婚約者の隆志に連絡を取り、昨日のお詫びを兼ね、デートに誘った。
遊園地に行き二人してはしゃぎ回り彼に甘えた。レストランで夕食を食べ、
その後彼の家で抱き合った。隆志はいつもと違い明るく振舞う雅子に少し戸惑い
ながらも情熱的に抱いてくれた。次第とベッドの軋む音が激しさを増す。
「ふぅ、ああ、もうだめだ。イキそうだ」
「いいわ。あああ~、私も」
「ううっ」
彼は力尽き、雅子に体を預け耳元で囁いた。
「はあ、はあ、雅子、愛してる」
「私も愛してるわ」
雅子は隆志の背中に腕を回しギュッと抱き締めた。昨日の背中とは違う分厚く
大きな背中を・・・。
隆志は疲れたのか暫くベッドで横になっていると眠ってしまった。雅子は横で
思いつめた顔をしてその寝顔をいつまでも見つめ続けていた。そして自然と涙が
こぼれた。全部嘘だった。明るく振舞っていたことも、彼に抱かれて
感じていたことも。どんなに掻き消そうとしても今日一日昨日の事が頭から
離れなかった。
(私はもう彼に愛される資格がないのかもしれない。だって、だってあんなに激しく
抱かれても何も感じないのよ)
日曜日、友美の携帯が鳴った。
「どうしたの?えっ、嘘。いつ?行く行く。そう言えばさ、あいつ、
どうなったんだっけ。・・・」
どうやら友達からの遊びの誘いみたいだ。友美はベッドに腰掛け足を放りだして、
瞑想するように話している。
「あははは、マジ?ヤバイね、そいつ。ん!?」
友美は突然穿いているスカートの中に手を伸ばした。
キュッ
「あんっ!」
《んん?何?そこ誰かいるの?なんか変な声が聞こえたけど》
「ああ、犬よ、犬。新しく犬を飼ったの。えっ?ああ雑種よ。でも毛並みは
すごくいいわよ。まだちょっと躾が行き届いてなくてさ。今最中なのよ。
ごめん、ごめん。気にしないで。何の話だっけ・・・」
友美はなおも携帯で友達と談笑しながらスカートをめくった。そこには裸で
犬のようにお座りし、女子高生のオマンコを一生懸命舌で舐めている
雅子がいた。友美は雅子の哀願するような目を見つめながら、先程乳首を捻った
Hカップのオッパイを鷲摑みにした。
「ううっ」
「・・・うん。さっき話してたウチの犬もそうだよ。すぐ怠けてさ、なかなか
ご主人様の言う通りに出来ないの。犬一匹調教するのも大変。早くご主人様の
意向を汲み取れる立派なペットになってもらわないとねえ。えっ?いいよ。
調教が一通り済んだらね。本当に?えっ、いいの?じゃあ今度見に行く・・・」
雅子は年下のご主人様の意向通り、より一掃舌の動きを早めながら、自分の
オマンコから愛液が滴り落ちるのを感じた。
(終)
自分は普通の人生を送ると信じて疑わなかった。比較的裕福な家庭に育ち、ピアノを
習い、教員の職にも就けた。人並みにいくつかの恋愛も経験した。そして好きな
男性と結婚して、子供を作って幸せな家庭を築く。そういった人生を送るものだと
思っていた。だが知ってしまった。女同士の甘美な世界を。女の悦びと
いうものを。そして身を焦がすような愛と憎しみ。もう昔の自分には戻れない。
レズビアンという人生にどんな事が待ち構えているかは今はわからない。だが、
たとえ失うものがあったとしても自分に正直に生きていくしかない。そう雅子は
覚悟を決めた。
自分は普通の人生を送ると信じて疑わなかった。比較的裕福な家庭に育ち、ピアノを
習い、教員の職にも就けた。人並みにいくつかの恋愛も経験した。そして好きな
男性と結婚して、子供を作って幸せな家庭を築く。そういった人生を送るものだと
思っていた。だが知ってしまった。女同士の甘美な世界を。女の悦びと
いうものを。そして身を焦がすような愛と憎しみ。もう昔の自分には戻れない。
レズビアンという人生にどんな事が待ち構えているかは今はわからない。だが、
たとえ失うものがあったとしても自分に正直に生きていくしかない。そう雅子は
覚悟を決めた。
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