女教師と女子高生_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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女教師と女子高生

15-06-14 11:04

女教師と女子高生

「先生が悪いのよ。私にそんなエッチな体見せつけるんだもん。
でも何だかんだ言って先生も楽しんだでしょ」
女子高生はブラウスのボタンを留めながら、ベッドで蹲って泣いている女教師に
笑みさえ浮かべていた。

 渋谷雅子は今年の春、この女子高に転任してきたばかりの音楽の教師である。
7月には、産休に入った先生の代わりに、漫画部の顧問を任された。8月の下旬に
3年生達は引退し、新しく漫画部の部長になったのが、2年生の岸友美だった。
友美は銀縁の眼鏡にショートヘア、高校生にしてはどこか落ち着いた雰囲気のある
真面目そうな生徒に写った。成績も優秀で、彼女なら部長としてりっぱに
やっていけるだろうと雅子も信頼を寄せていた。しかし友美の真の姿とは・・・。
「キャッ、えっ?な、何?んんっ!んんん~っ、ぶぶっ、やっ、止めなさい。
岸さん、急にどうしたの?自分が何してるか、わかってるの?」
友美は同性愛者であった。しかも、かなり屈折した欲望を抱いていた。普段、
大人たちの前で猫を被っていた狼はある日突然、油断して近づいてきた獲物に
ガブリと喰らいついた。雅子は信頼していた生徒に犯されたのだ。これが雅子の
人生を大きく変える始まりだった。

「気の強い女性は好き。でもそれはまだわかってないだけ。間違いなく今日を境に
先生の世界は変わったはずよ。その時は素直に認めた方が楽ですよ」
雅子は逃げるように友美の家を飛び出した。涙が次から次へ溢れてきた。
(悔しい。悔しくて胸が張り裂けそう。生徒にあそこまで言われて言い返せない
なんて。情けない。無理矢理犯されたのにどうしてあんなに感じてしまったの?
ハシタナイ声まであげて。挙句の果てには物欲しそうに自分から足まで開いて
あの子の愛撫に夢中になってしまった。隆志、ごめん、ごめんなさい)
雅子はその日、デートをキャンセルした。今夜は隆志に抱かれたくなかった。
友美の言葉を打ち消す自信がなかったから。彼には特にこれと言った理由は
告げず、もちろん本当の事など話せる訳もなく、ただ体調が悪いからとだけ
言って自宅に戻った。シャワーを浴び念入りに体を擦った。友美の痕跡を
掻き消すかのように。だが、いくら洗っても洗ってもあの感触の記憶は
どうしても消せなかった。
(つづく)

つづき「女教師と女子高生 2」へ

「なっ?」
「しかもこんなエッチな体してたんじゃ男の人はたまらないでしょうね。先生が
気持ち良くなる前に我慢出来ずに果てちゃうんじゃないですか?」
「・・・おっ大きなお世話よ」
雅子は友美の手を払いのけた。だが実際思い当たる節はある。名器と
言われたことはないが、今迄前戯でイクことはあっても挿入でイッたことはあまり
無かった。早いとか遅いとか基準がわからないので、単に自分がイキにくい
体質なんだと思っていた。
「私ならさっきみたいに100%先生をエクスタシーに
導いてあげれますから。ほら、女同士には終わりがないっていうでしょ。
なんなら先生が気絶するほどイカせてあげましょうか?」
雅子はカッときて思わずもう一発ホッペを引っ叩こうとした。が、今度は友美に
防がれて手首を掴まれグッと引き寄せられた。
チュッ。
柔らかい唇で塞がれた。

「なっ?」
「しかもこんなエッチな体してたんじゃ男の人はたまらないでしょうね。先生が
気持ち良くなる前に我慢出来ずに果てちゃうんじゃないですか?」
「・・・おっ大きなお世話よ」
雅子は友美の手を払いのけた。だが実際思い当たる節はある。名器と
言われたことはないが、今迄前戯でイクことはあっても挿入でイッたことはあまり
無かった。早いとか遅いとか基準がわからないので、単に自分がイキにくい
体質なんだと思っていた。
「私ならさっきみたいに100%先生をエクスタシーに
導いてあげれますから。ほら、女同士には終わりがないっていうでしょ。
なんなら先生が気絶するほどイカせてあげましょうか?」
雅子はカッときて思わずもう一発ホッペを引っ叩こうとした。が、今度は友美に
防がれて手首を掴まれグッと引き寄せられた。
チュッ。
柔らかい唇で塞がれた。


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