ストックホルム・シンドローム〜堕落〜_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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ストックホルム・シンドローム〜堕落〜

15-06-14 11:04

この話は続きです。初めから読まれる方は「ストックホルム・シンドローム〜プロローグ〜」 へ

じゅぴゅ…ちゅぴ…じゅっぷ..くちゅっ..

洗面所からは淫靡な音が聞こえてくる。

「へへ..おお…もっと深くだよ…むぅん..そうだ..ああ..奥さんもだいぶコイツが好きになってきたみたいだなぁ..へへ」

既に美沙は全裸で、オトコの足元に膝まづいていた。男の太ももを抱えたまま、口を窄め肉棒に舌を絡め頭を振っている。たわわな乳房もそれにつられ、男を誘惑するかのようにゆさゆさと揺れていた。
「ああ…出ちまいそうだぜ…奥さんよぉ…今度は上のお口で精液味わいてぇだろ…なぁ..へへ」
「んんっ…んふっ..じゅぴゅ…ぐちゅっ..じゅる..」
美沙は眉間にしわを寄せ、小刻みに頭を横に振って拒否の意思を示したが、今更それでどうなるものでもないことは、美沙自身よくわかっていた。
何より、男の責苦が美沙の体に言い知れぬ興奮と快感を与えていたのだ。

「ああ…出ちまう..ううっ…オラ..もっと吸え!…おおぅ..」
「んんっ..じゅぴゅ..んふ..じゅる..じゅる..じゅる..」
すごい..こんなにはち切れそう…なんでこんなにお口の中が感じるの…?
美沙は男の肉棒に愛おしささえ感じていた。
「むぅ..出すぞ..ああ..オラ..口開けて舌出せ! ううお..いくぞ! ああ」
美沙は言われるがまま、口を開きピンク色の舌を伸ばし、男の絶頂を待ち受ける。
男は下半身にぐっと力が入り、肉棒は一段と硬さを増す。その瞬間、大量の精液が美沙の舌上にドロリと放たれた。口角からはおさまりきらない白濁の粘液がこぼれ落ちる。

「あ..ああ…ふぁ..」
「へへ..へ..まだこんなに出るか..こぼさず味わえよ…俺様の子種をよぉ..」
美沙は舌にたまった精液をゆっくりと口腔内に流し込み、ごくんと喉を鳴らし飲み込んだ。

「やっと素直になってきたじゃねぇか…さぁて風呂でも入るか…奥さん..からだ流してくれよ..へへ」
もはや美沙には拒否するという心理は働かないでいた。男も裸になり、風呂場に入る。美沙も自ら後に続いた。
「さぁ..奥さん..きれいにしてくれや..」
美沙は石鹸を手に取り、タオルであわ立てた。男に向き合い、首筋にタオルをあて洗い始める。
「へへ…きれいにしてくれよ…ムショじゃあ風呂にも不自由してたからなぁ…」
さっきまでは気づかなかった。こんなにめ男の上半身が雄々しく隆起していたなんて。胸筋は盛り上がり、二の腕も丸太のようだ。
夫、優也はスラッとしていて、どちらかというと華奢な体格だ。顔も整っており、俗に言うイケメンタイプである。それに比べこの男は…顔は見苦しい親父顔だし、体もゴリラのようなむさ苦しさだ。はっきりいって美沙のタイプとはほど遠い。なのになぜ…
美沙は男の体から目を離せないでいた。
「なんだ..?奥さん…この体がそんなに珍しいか..!?へへ..あんた本物の男を知らねぇんだろ…。最近の男どもはどいつもこいつも軟弱な男女ばっかりだ…あんたの旦那もそうだろ…」
男は続ける。

「次第に俺様から離れられなくなるぜ…こいつを知っちまったからなぁ…へへ」
見ると、男の肉棒は早くも勢いを取り戻しつつあった。男は美沙の石けんまみれの手を男根に導いた。
「オラ…こっちも洗ってくれよ…さぁ..」
まだ若干柔らかさのある男の竿は、美沙の手のなかでみるみる大きくなっていく。
ああ..すごい…熱い..
美沙の体は男の熱に同調し、火照り始めていた。そのまま自らの意思で大きくなっていく男の肉棒をゆっくりしごきはじめる。
「おおぅ..へへ…いいぜぇ..まるでソープみてぇだ…奥さん..こっち向きな..」
男は口淫を促すように、いやらしく舌を伸ばし美沙の顔に近づけた。美沙は引き寄せられるように、男の舌にしゃぶりついた。
「あ..ああ…くちゅ..ちゅぶ..んんっ…」
こんないやらしいキスなどしたことない…
唾液と唾液が絡まる音が風呂場に響く。美沙の耳を淫音が刺激するたびに、頭の中で火花が散るような興奮に襲われた。
「へへ…どんなにお高くとまった女でも結局これが本性なんだよ…俺様のチン○を味っわっちまったらなぁ..へへ」
美沙は肉棒をしごきながら、狂おしそうに男を見つめた。

「なんだ…!? ほしいのか…? へへ…ちゃんとお願いしねぇとわからねぇなぁ…へへ」
下卑た笑みを浮かべながら、男は美沙の蜜壺に指を這わせた。
「あっ..んっ..はぁ..はぁ…や..あんっ」
美沙は快感に身をゆだねながらも、自ら口に出して懇願する事だけは出来なかった。口に出したら最後、身も心も堕ちてしまう恐ろしさを感じていたのだ。
「オラ..早く言わねぇとこのまま出しちまうぞ..へへ」
もう…だめ…
男の声はまるで美沙に催眠をかけたかのように、快感に抗う意志を奪っていった。
「あ..あんっ…ほしい..です…ああんっ..」
「何がほしいんだ…あっ!?」
「おちんちん…いれてほしい..です..ああっん」
「おっきいチン○でオマン○犯してください..だろ!? 言え..!」
そんなはしたない言葉を普段なら言えるはずもなかった。しかし…
「この..おっきいチン○で..美沙のオマン○犯してください…いっぱいして..くださいぃ..ああっんっ」
美沙の表情からは普段の聡明な面影は消え、ただ快感を貪るだけの牝の顔になっていた。

「そうかい…そんなにコイツがほしいか…じゃあお望み通り突っ込んでやるぜぇ..へへ」
男は、美沙をバスタブに手をつかせ尻を突き出させる。
「へへ…いくぜぇ…むぅん…おらっ..おおっ..う」
「ああんっ..すごい..あんっ…入ってる…あっ..あっ..」
美沙の歓喜に満ちた喘ぎ声はシャワーの水音をかき消すように脱衣所まで響いていた。

こうして、美沙は快感と興奮の渦に巻かれ、男の欲望に従う肉欲の奴隷へと堕ちていくのであった…。


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