ストックホルム・シンドローム〜慟哭〜_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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ストックホルム・シンドローム〜慟哭〜

15-06-14 11:04

この話は続きです。初めから読まれる方は「ストックホルム・シンドローム〜プロローグ〜」 へ

美沙はキッチンに立っていた。男は事を終えると、美沙に食事の支度を命じたのだ。
「この優男がアンタの旦那か?..随分と愛されてんだなぁ..けっ」
男はソファに腰かけ、美沙の携帯を操作している。メールの送受信から画像のフォルダ、インターネットの接続履歴まで、全てチェックしていた。

自分の携帯を見ず知らずの野蛮な男に隈なく覗かれる。美沙にとってさっきまでの行為と同じく、自らの恥部を晒される事に等しかった。

男は携帯を片手に立ち上がり、キッチンに立つ美沙に近づく。背後に回った男の手は、肉付きの良い美沙の尻を撫で回していた。
「あの…食事が..もうすぐ準備できますから..」
男に体を触られるたび、先ほど犯された記憶が針のように美沙の心を抉った。
「へへ..いいけつしてるぜ…メシは後だ…さっきは堪らずあっという間にいっちまったからなぁ。今度はたっぷりと楽しまさせてもらうぜ…」
男は自らの下半身を弄りながら美沙の腕を荒々しく掴んだ。
「さっきは物欲しそうな目で見てたじゃねぇか…コレが好きなんだろ…!?なぁ..奥さん..へへへ」
「もう…やめてください…」
美沙の手を股間の膨らみに導き、体をグイと引き寄せる。そのまま男は美沙の両肩を掴み、強引に床に膝まづかせた。

「や..なに..なにするの..?やだ…」
男は忙しなくズボンと下着を脱ぎ捨てると、美沙の顔の前に自らの肉棒を見せつける。先ほどとは違い、だらしなく垂れ下がってはいるものの、筋ばった竿、えらの張った亀頭は目を背けたくなるほどグロテスクだ。
「オラ…しゃぶれよ..好きなんだろ!?オラ…」
「んっ…や…いやぁ…んんっ」
美沙は口を硬く閉じるが、男は執拗に唇を亀頭でねぶる。
「オラ..口開けるんだよ…こうやって…オラ…おおぅ…そうだ…むぅ..噛むんじゃねえぞ..へへ..」
頬を掴み唇に指をかけ、強引に美沙の口を開かせた。男は微かに開いた美沙の唇に肉棒をねじ込んだ。
「や..んっ…んぶっ..んぅ…んんっ」
「へ..へへ…たまんねぇ…やらしい顔で咥えてんじゃねぇか…むぅ..んっ..へへ」
男は美沙の頭を両手で掴み、ゆっくりと腰をグラインドさせはじめた。

「んぶ…じゅぶ..じゅぐ..じゅちゅ..んんっ」
粘度の高い唾液が美沙の口から滴り落ちる。
「やりゃあできんじゃねぇか..おおぅ..うっ…そうだ…もっとやらしくしゃぶるんだよ…へへ」
「じゅぴゅ..んふっ…ちゅく…じゅる..じゅる..ふぁ..あ..」
美沙は舌を絡ませていた。けして男を受け入れたわけではない。しかし、己の喉奥で欲望の塊がムクムクと肥大していくのを感じると、自ら制御できない感情が湧き上がってきていた。
「どうだ?奥さん…俺のチン○はよぉ…こんなのしゃぶったことねぇだろ…!?好きにしていいんだぜ…へへ」
男は腰の動きを止め、美沙に肉棒をあずけた。
「んっ…んふぅ..じゅる..ちゅぶ..じゅるじゅる..はぁ..」
こんな汚らしい男の口汚い言葉、おぞましい肉棒が、何故か美沙の体の奥底を熱くさせる。
こんなの嫌…汚い…

しかし…
美沙の口は止められなかった。

「ああ..奥さんよぉ…アンタもそろそろほしくなってきただろ…!?なぁ…」
男は美沙の口から肉棒を引き抜くと、美沙の体をシンクの上に据えた。膝を押し開き、露わになる美沙の秘部はしっとりと濡れていた。

「なんだ..奥さん..もう濡れてんじゃねぇか..へへ..やっぱり淫乱女だったんだなぁ..」
そう言うと男は美沙の割れ目に指を這わせた。
「や..あっ…見ないで…ああっ..」
「へへ..中はどうなってるかな…んっ…おお〜..ぐっちょぐちょじゃねえか..淫乱奥さんよぉ..」
男は中指と薬指を美沙の中に挿入し、膣壁を激しく掻き回した始める。
「ああっ..!いやぁ..だめぇ…ああんっ..あっ..」
ぐちゅぐちゅ…と水っぽいいやらしい音がキッチンに響きわたる。
「いっちまってもいいんだぜ..!?奥さんよぉ…おらっ」
美沙が嬌声を上げれば上げるほど、男の責めは激しくなった。
「ああっんっ…いやぁ..だめぇ!ああ…だめぇぇ!!」
「だめぇ じゃねぇだろ!いくぅ だろ!!オラ..いっちまえ..淫乱女..!」
「ああんっ..いくぅ! いっちゃうぅ!ああっんんっ..!」
美沙は大量の潮を撒き散らしながらいき果てた。
「へ..へへ…はしたねぇ女だぜ…さぁて..これからがお楽しみだぜ..」

男はそのまま美沙の濡れそぼった秘部に深く肉棒を沈めると、獣のごとく腰を打ち付け何度も何度も美沙を絶頂期に導いた。美沙の口から漏れる声は、既に甘ったるい喘ぎ声に変わっていた。

キッチンの冷たい床には美沙の携帯が転がっている。待受画面には幸せそうな二人が写っていた。

つづき「ストックホルム・シンドローム〜堕落〜」へ


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