幼孕の心(2)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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幼孕の心(2)

15-06-14 11:06

この話は続きです。はじめから読まれる方は「幼孕の心」へ

太次郎は夢を見ている、そう思った。優等にして可憐な妹は、自分を避けて通る人間だ。
赤子の頃より、自分とは両親から隔離され、遠目で愛でる事しか出来ない存在。それが、優等にして可憐な妹、凛々である。

両親から何を言われ、何を吹き込まれたのかは知らないが、彼女は歳を取るに連れて太次郎を見る眼を変えていった。最初は何も知らない無垢な眼。次第に間隔を作り始めた不審な眼。そして、最後は拒絶を含んだ蔑みの眼。
それでも、太次郎は凛々を嫌いになる事は無かった。その可愛さが、その可憐さが、いとおしいのだと。妹を思う兄としての理性で。そして、幼き少女へと向けられた下劣なる思いで。
ただ、どちらが先かと言われれば、前者である。妹を思い過ぎた故の歪んだ性癖なのだ。昨夜もパソコン画面に写る下劣に萌えた画像で勤しんでいた太次郎だが、画面上では可愛らしく肢体を露にする誰とも知らない少女を、太次郎の脳内では知った妹、凛々へと変換させて、彼は思いの丈を思う存分に吐き出していたのだ。

で、そんなものだから、いま現在に至るに、目の前の光景が夢だと決め付けた太次郎。彼には夢の中の存在である凛々の申し出を断る理由も無く。さっそくに細かな体の凛々に抱き付いて、思う存分に彼女の小さな唇に吸い付き始める。
「ぢゅっ、ぢゅぴっ!れろれろっ、むふふっ、可愛いよ凛々。れろっちゅぷっ、ちゅぷぴっ!」
実に汚ならしい音を立てながら、ぷるんとした凛々の唇を太次郎の下劣な唇や舌が凌辱する。それから、口の中で仕舞われていた、これもまた小さく愛らしい凛々の舌を太次郎のねっとりとした舌が無遠慮に絡み付き、なめくじの様に凛々の舌を這いずり回る。
「あふっ、凛々ぃ~、ちゅ、えろれろれろっ~。あぁ、凛々ぃ、好きだよぉ、お兄ちゃんは凛々が大好きなんだよぉ」
凛々を自分の胸の中へと抱き寄せて、太次郎は激しく凛々の唇を犯す。
「んん~っ!ん、ちゅっ、ぽっ…うん。知ってた…りり、知ってたよ、おにぃちゃん?」
「お、おぉ~?本当かい、本当なのかい?」
まさに、夢の展開。太次郎の思い通りに事が進む。ベッドの脇に座り、凛々を自分の膝元へと座らせる太次郎。
「はぁ、はぁ、じゃ、じゃあ、足を開いて見ようか、凛々?」
自分の胸元に寄り掛からせて凛々に股を開かせる太次郎。水色のスカートが横に引っ張られて、凛々の真っ白なパンツが露になる。すると、戸惑う事も無く太次郎は透かさずに凛々の陰部へと手を伸ばした。

つづき「幼孕の心(3)」へ


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