この話はつづきです。はじめから読まれる方は「同愛」へ
君が強く、とても強く、僕のぽっちを吸う。
優しくキスをしてくれていた筈の唇で、今度もまた意地悪に、うぅうん、情熱的に僕の尖ったぽっちに愛撫をしてくれる。
じゅううぅぅっ、なんて大きな音をさせて吸うもんだから、いやらしくて僕の顔が真っ赤に色付く。それから、唇に含んだ僕のぽっちを君が舌先でちろちろと嬲(なぶ)る。
やらしい。
君はえっちだ。
両方のぽっちを同じように嬲った君は、今度は僕のお尻を鷲掴みにする。
いきなりだったたから僕は、あんっ、て女の子みたい叫んじゃった。
君はぐにぐにと僕のお尻を撫で回す。そして、撫で回しながら僕を引き寄せ、僕に君の逞しく硬くなったアレを擦り付ける。
これは、マーキングだ。
君の野生の本能が、僕に僕が君の物であると教え込もうとしているんだ。
君の逞しいアレが僕を威圧する。君の雄々しいアレが僕を一匹の雌にする。
やだっ。
嬉しくなっちゃう。
媚びちゃう。
媚びちゃうよ。
君が僕の顔を覗き込む。
あぁ、見られちゃった。ふやけて、あられもない雌の顔。
君に仕込まれて、君だけに反応しちゃう、僕の雌心。
再びやって来る、君のとろける様に濃厚なキス。
今度のは荒々しく激しい。さっきみたいには優しくない。
でも、媚びてる。
媚びちゃってる。
舌も、唇も、君の荒々しく激しいキスに尻尾を振っちゃってる。
キスの後、ズボンもパンツも脱ぎ捨てられて、僕は君の方にお尻を向けさせられる。
もう、ぐちょぐちょなのが自分でも分かる。
君に仕込まれて、キスだけでお尻が君を受け入れる準備を勝手に始めちゃう。だって、僕のお尻はその為にあるんだから。
君の硬く逞しいものが僕の内(なか)に入ってくる。
熱い。
火傷しそうに熱い。
根元まで入り込んだカリの高い君のもの。それが一気に奥から引き出させられる。ガリガリと僕の内壁が削り取られる。
なんて凶悪な雄なんだ、君は。
ひゃんひゃんと涎を垂らしながら鳴いてしまう僕に君は容赦無く、腰を打ち付け、打ち付けては引き抜いていく。
激しい。
なんて激しい雄の本能。
こんな風にされたら、誰だって堕ちちゃう。誰だって、雌にされちゃう。
勘違いしちゃうよ。
求愛されてるって、勘違いしちゃうよ。
うぅうん、勘違いしてる。もう、僕の体、勘違いしちゃってる。
ほら、更に媚びちゃってるでしょ?僕の体が君の遺伝子、欲しがっちゃってるんだよ?
つづき「同愛3(参)」へ
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