出会い系で知り合ったオトコとオンナ1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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出会い系で知り合ったオトコとオンナ1

15-06-14 11:07

オトコとオンナはGREEを通じて知り合った。
お互い既婚者である。
写真交換でお互いの顔は知っている。
メールのやりとりを半月間繰り返した後、ランチの約束をして初めての密会を果たした。

おいしいランチを堪能した2人はドライブへとしゃれこむ。
ふいに公園の駐車場で車を停めた。
平日だけあって停まっているのはこの車1台だけ・・・。

運転席のオトコが助手席のオンナの手に触れた
その手をそっと掴むオンナ。
オンナの細く白い指がオトコの手を弄ぶ

静かな車内でフタリの心臓のドキドキが聞こえそうだ

「ねぇ・・」
オンナはその言葉だけつぶやくと、オトコを上目遣いで誘惑。
その沈黙にオトコは耐えられず、オンナの唇にキスをした。
すると、オンナは積極的に舌を絡みつかせてくる。

オトコの脳内スイッチは完全に切り替わってしまいオスへと変身、
オンナと夢中になって唾液の交換に興じることになった。

5分ぐらい経っただろうか。
車内は2人の荒い息遣いで一杯になり、
オトコのペニスはズボンの上からでも分かるくらいに勃起している。
もうここが公園の駐車場などという認識は飛んでしまっており、
熱気で曇ったガラスが淫靡な密室空間を演出して
2人を次のステップへと誘う。

不意にオトコはオンナの胸に触れた。
ピクンとオンナが反応し「んっ・・」と声が漏れる。
目で訴えかけるオンナ・・
気付かないフリをして続けようとすると
「んっ・・・続きは・・ホテルで・・・・ねっ?」
と艶やかな声で囁く。

「うん。わかった。」
オトコは夢のような空間をもっと味わいたいと思いつつも、
言うことを聴かない”愚息”をむりやり落ち着かせると
駐車場から出てラブホテルへと車を走らせた。

つづく「出会い系で知り合ったオトコとオンナ2」へ


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