この話は続きです。はじめから読まれる方は「出会い系で知り合ったオトコとオンナ」へ
車を走らせている間、
少しでもさっきの時間がリセットされないようにと
手を握り続けていた。
オンナの体温を左手に感じながら、ほどなくしてホテルが見えてきた。
車を停め、部屋を選ぶ。手はずっと握ったままだ。
エレベーターに乗り込み、廊下を歩き、部屋に向かう。
心臓の鼓動が手を伝って相手に届くんじゃないかと思うくらい大きく早い。
部屋に到着。ドアを開けるとそこには誰にも邪魔されない、
そして後戻りできない2人だけの空間があった。
「ラブホなんて何年ぶりだろう。。」オトコがつぶやく。
「え~。ホントにぃ?」オンナが茶化すが、それ以上会話が続かない。
お互い緊張しているようだ。
「どんな感じになってるんだろ~」とオトコはつぶやくと
トイレやお風呂を物色して回る。
オンナも後を付いて一緒に見て回る。
そして いよいよベッドルームへ足を踏み入れた。。
この部屋は比較的明るい、クリーム色を基調にした内装だ。
そのことが2人を少し冷静にさせていた。
しかし、キングサイズのベッドを目の当たりにして、
オトコは全身を流れていた血液が逆流し、毛が逆立つような感覚に襲われた。
「これからボクはこの人とセックスするんだ」という現実が目の前に迫り
その血液はペニスへと一気に流れ込んだ。
「結構広いね。テレビもおっきぃ~」
部屋に夢中になっているオンナをオトコは後ろから抱きしめ
「ねえ、続きしよっ」とそそり立ったペニスをお尻のあたりに押し付けた。
ズボンとスカートの生地を通してでもはっきりと分かるその堅く熱いモノが
オンナの吐息を誘う。「んんっ・・・ハァハァ・・」
その状態でオトコはオンナの首筋に舌を這わせつつ、
衣服の上から胸をもみしだく。。
「あんっ・・・だめぇ・・・んっ・・・待ってぇ・・・・」
拒もうとするが喘ぎ声が前に出て言葉にならない。
オトコはオンナをこちらに向かせると唇を合わせ一気に舌を絡ませた。
「んんっ!!!」
オンナはピクンとなり、ガクガクと立っているのもやっとの状態。
必死に舌を絡ませながら身体をオトコに預けてきた。
身体を密着させディープキスに没頭する2人。。
部屋中に「じゅるっ、ちゅぱっ・・・」といやらしい音が響き回った。。
つづく「出会い系で知り合ったオトコとオンナ3」へ
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