この話はつづきです。はじめから読まれる方は「トライアングルラブ」へ
「あああっ、いやあっ、見ないでぇ~、あああ~、ダメェ~、いぐうううっ」
私にとっては地獄だった。幾度となくサチはアクメを迎え、その度に恥ずかしさで私に見られることを拒んだ。
だが、結花がそんなことを許すはずもなく、サチの恥態をよりイヤらしく私に見せつける。
今もサチは私の方を向いて、両足を大きく拡げて座らされている。その背後から結花が右手を伸ばし、クリトリスを指で捏ねくり回している。
おまんこからは白くネットリとした液体が出ているのが見えた。
さらに左手で豊満な乳房をイヤらしい手つきで揉みながら指で乳首を転がしている。
「あああ、ま、またあ・・・」
結花はサチのうなじから耳に向かって蛇のような長い舌で舐め上げながら、鋭い
目付きで私の方を睨んでいる。明らかに敵愾心を持った眼差しだった。私は全てを
理解した。これまで結花がどうしてこんな事を企画したのか、いまいち腑に
落ちなかった。単なる変態か、色情狂か、19の娘がすることではない。だが、
あの眼差し。この子は知っていたのだ。私の気持ちを。私がサチを愛している
ことを。もしかしたら、告白のことも知っているのかもしれない。サチが
言ったのかどうかは分からないが、何らかの形で知ったんだ。そう思ったら、
恥ずかしさで頭にカ-ッと血が上った。これは結花の私への挑戦状なんだ。いや、
既に私は見事に振られた敗者なのだから、挑戦状ではなく警告なんだ。
結花のあの目は、二度と自分の幸子に手を出すな、貴女の入る隙間なんてないのよ、
と言っているように見えた。
「今日はこんな物もあるのよ。幸子欲しいでしょ」
そう言って結花は黒々とした太いペニスバンドを取り出した。しかし、結花という
この娘は異常すぎる。独占欲からかサチへの執着心からか、恋のライバルにも
なれなかったような私なんかに対する嫉妬心でここまでするだろうか。ましてや
私ですら仕事で最近使い出したばかりというペニスバンドまで持ち出して、恋人の
恥態を見せつけるだろうか。なんだかサチが可哀想に思えてきた。
(私ならこんな愛し方はしない。もっと優しく、包み込むように愛してあげるのに。
そんなの愛と呼べるの?サチ)
だが次の瞬間、私の想いは無残に打ち砕かれた。結花が腰にペニスバンドを
付けた途端、サチが飛びつくようにその黒々としたおちんちんを口に頬張ったのだ。
まるで、私の事なんか眼中にないように。
「んぐんぐ、れろれろ、んぽっんぽっ、んん」
「そう、そんなにこれが欲しいの。いいわよ。いっぱい突いてあげるからね。
幸子がメス犬のように喘ぐ姿を美佐子先輩に見てもらうといいわ」
サチは何故かペニスを口いっぱいに頬張りながら、泣いていた。
(どうして?どうして泣いているの?こんな屈辱的なプレイに従ってるの?私ならサチを泣かせないのに)
もう堪えれなかった。涙を拭いゆっくりと立ち上がり服を着だす。
「先輩、逃げるの?私達はお客よ。仕事をほっぽりだして出て行くの?」
サチが四つん這いになって後ろから結花に貫かれていた。結花は腰を振りながら
もっと見ていきなさいよとでも言いたげに不敵な笑みを浮かべて私を見ていた。
「あん、あん、あん、あん、あうん」
サチは私の方を見ることなく、下を向いて快感に集中するように結花の腰使いに
喘いでいた。
「もらったお金は返すわ。私にはできない」
部屋を出ていく時、振り返ると寝そべった結花の上でサチが腰をグラウンド
しながら、悲しそうな目で泣きながら私を見つめていた。その喘ぎ声もどこか
悲しかった。
「あうう~、ああああ~、うううう~、あぐう~」
つづく「トライアングルラブ22」へ
コメント