Jr.s(3)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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Jr.s(3)

15-06-14 11:09

この話は続きです。はじめから読まれる方は「Jr.s」へ

撮影が長引くとユリカちゃんは益々、辛そうな表情になっていった。マネージャーさんが居れば、何とかするのだろうが、そのマネージャーさんは居ない。俺が何とかせねばならないと思ったが、しかし、どうすればいいのか解らない。

そんなこんなと遠目からユリカちゃんの姿を心配で見ていると再び、休憩の時間がやってきた。いまだにマネージャーさんが来て居ないので例によって俺がユリカちゃんのお世話をする事になる。
俺はどうにかユリカちゃんに元気になって貰いたいと思った。
そこでユリカちゃんを部屋へ案内した後、ひとっ走り、コンビニへ行き、ユリカちゃん世代の好きそうなお菓子などを差し入れする事にした。今の俺にはそれくらいしか考えられなかったのだ。
部屋の前でありったけに買ってきたお菓子を抱えて深呼吸をする。
できるだけ元気に入らなければ、ユリカちゃんに益々プレッシャーやストレスを与えてしまうかもしれないからだ。

「すーはー、すーはー…よし」

俺は扉のノブに手をあて、ノブを回す。と、そこで、扉の向こうから奇妙な声が聞こえてくるのに気が付いた。
「あっ……んんっ…あんっ…」

それは確かにユリカちゃんの声。だが、なんだか喘ぐ様な生々しい声。俺の頭にピーンと一閃が走る。撮影所から遠い控え室に、ヤクザなうちの師匠。まさか、師匠がユリカちゃんに迫って…。なんて事を唐突に思ったのだが師匠とは先ほど廊下ですれ違ったばかりだったので直ぐ様それは無いと打ち消した。
では、一体、この喘ぐ様な声は何だろうか?俺は恐る恐る、扉を少し開けて、隙間から中を覗き見た。

「ふぅっん…あぅっ…あんんっ…」

それは信じがたい光景だった。若干13歳のFカップ巨乳美少女であるユリカちゃんが控え室で一人、そのたわわな自分の胸を触っていたのだ。
しかも、それだけではない。ユリカちゃんはその年齢にしては大き過ぎるバストからなんと母乳を搾り出していたのだ。

(う、嘘だろ。まさか、あの歳で母乳を…?)

俺はそんな信じがたい光景に絶句してしまう。可愛らしい少女が一人、控え室で自分の母乳を搾っているのだ。しかも、それは13歳の小娘。俺はその光景に目が釘付けになる。
こんなあり得ない状況なのに、いや、だからこそか、俺の一部分があり得ないくらいに興奮してしまっているのだ。

途端、力を入れすぎたのか扉は勝手に開き、俺は前へと倒れ、転げる様にして部屋の中へと入ってしまうのだった。

つづき「Jr.s(4)」へ


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