童貞狩り2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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童貞狩り2

15-06-14 11:10

この話は続きです。はじめから読まれる方は「童貞狩り」へ

「痴漢」「犯罪者」
少年の心をジワジワといたぶる‥
暗くなった駅前の公園には人影もない。

「すみません。許してください。」
「警察へ行くわ。」
「お願いします。警察なんて‥」
大粒の涙をながしてすがる様に腕を取った。

「何するの!」
「すみません‥本当にもうしないから‥」
「ご両親と相談して,それからじゃあ決めるわ。」
「親にも‥許してください‥」
泣いて謝る姿‥
あの日と同じ‥

ピンク色のまだ女を知らないペニスを‥
ほとばしる青臭い濃い精子を‥
考えただけで濡れてくる。

「親にも知られたくないって訳?」
「はい‥お母さんが‥悲しむから‥」
「それはそうね。自分の息子が痴漢したなんて‥」
怯えた様に小さくなる少年‥
皮は剥けてるのかしら‥痴垢の匂い‥
考えただけでクラクラとしてくる。

少年の目には私がどうしようかと思案している様に映っているのだろう‥不埒な暗い策略など想いもつかないだろう‥

覚悟を決めた様に‥
「私は構わないけど‥君が周りの人に聞かれたら困るだろうから。二人きりで話せる所へ行こうか。そのブレザーは脱ぎなさい。鞄は私が持つわ。」
少年は全てに黙って従った。

「来た事ある?こう言う所‥」
ホテルの密室‥
少年と二人きり‥
もう彼は私の網に掛かった獲物‥

「ないです‥」
「何するところかは知ってる?」
黙ったまま頷いた。
「どう言う風に触ったかもう一度してもらうから。」
鞄を返しベッドの前の狭い空間に立つ‥
「後ろに立って。電車と同じように‥」
「はい‥」
「触ってみて。これは実況見聞みたいなものだから。」
「はい‥」
遠慮がちに鞄を持つ手がヒップに触れた。
もどかしいほど一瞬‥
「もっと触ってたわ。」
「はい‥」
また‥
「もっと触ってた‥」
「はい‥」
向きを替えてヒップの窪みに彼の手を導く‥
「あの時と同じように‥」
興奮して息苦しくなってきてしまった。
「はい‥」
手のひらが押し当てられた‥
「なんで痴漢したの?」
「え‥その‥つい‥」
「つい?つい触ってしまったの?自制が効かないの?病気だわ。」
「すみません‥」
「女に興味があるの?」
黙ってしまう少年‥

「聞いてるのよ。」
「はい‥」
「それで痴漢したの?」
「すみません‥」
彼の手を取りヒップに押し当てた。

「な‥」
「触りたいんでしょ?今日だけ許してあげるわ。遠慮しないで良いから。」

つづき「童貞狩り3」へ


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