この話は続きです。はじめから読まれる方は「寝取られ亭主」へ
一緒に来たいな‥
せめてものお詫びに‥
美由紀の口から初めて聞く様な言葉だった。
「どうしたの?詳しく聞かせて。」
そして日常の中に生と死のある仕事の事は今まで話した事もなかったのだが‥
美由紀の担当する患者の話しだった。
まだ末期とは言えないが肺ガンで入院中の60代の男性患者がいた。
入院患者とは思えないほどに元気で,看護をする度にお尻や胸を触っては美由紀がたしなめていた。
奇妙なのは病院がその患者に妙に気を遣い,通常通院を勧める経過のはずなのに入院する事を許可している事と,とても普通の勤め人と思えない目つきの鋭い男達が見舞いと警護に訪れる事を不思議に思った。
ある時,その患者の美由紀と変わらないほどの年齢の奥さんから相談を持ちかけられた。
見舞いに訪れる男達と同じようにその奥さんも堅気ではない雰囲気を持ち,初めは患者を色仕掛けで誘ったと誤解されての抗議かと心配したのだがそうではなかった。
内容は患者がどうしても外せない義理があって,伊豆の温泉街へ行かなければならないと‥
患者の願いで美由紀にも同行して欲しいとの頼みだった。
通院でも十分な経過である事と,万一何かあった時にはとても美由紀の看護経験では対応できないからと断ったのだが,何度も頭を下げられて渋々了承したと‥
「良い所だったわよ。会員制の小ぢんまりした所だけど豪華で。」
3日間の間に心配する様な経過の悪化はなかったのが幸いだった。
「どんな人なの?ヤクザの親分とか?」
「たぶんそうでしょ。身体拭いたりも警護の人や奥さんがやるから見た事もないけど,全身入れ墨だらけだったりして。」
期待していた様な他の男とのセックスの土産話は聞けなかったのだが,美由紀の意外な一面を見た気がしたのでした。
「何も‥なかったの?その‥」
「残念ながらね。ああ言う人達ってセックスで女をコマすのが凄いって言うじゃない。私も期待したんだけどね。真珠入りのおちんちんとか‥」
入れ墨の入った屈強な男に抱かれる美由紀を想像すると‥
勃起してしまったのでした。
「仕方ないから,お前の可愛いチ○ポで今日は我慢してやるわ。舐めなさい。」
ソファーに片足を上げてスカートを捲り上げた。
「美由紀‥」
薄い黄色のパンティーには少しだけシミが付いていた。
「犬みたいね。それも負け犬‥女房のオマ○コ舐めさせて貰えて嬉しい?」
つづく「寝取られ亭主9」へ
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