優しい背中 5_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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優しい背中 5

15-06-14 11:11

この話は続きです。はじめから読まれる方は「優しい背中」へ

「ちょっと出かけるから、留守番してて。夕方には帰るから」
「瞳さん待って。ハイ」
私は唇を差し出しキスをおねだりする。

「もう」ちゅっ
「いい。勝手に物動かすんじゃないよ。アタシはこれが気に入ってんだから」
「はいはい」
瞳さんは真っ赤なレザースーツを着てバイクであっという間に走り去っていった。(あ~夢みたい。憧れの瞳さんの恋人になれるなんて)
優子からメールが来た。[今から会えない?][ごめん。今出かけてるの。また今度][もういい]有頂天になってすっかり忘れていた。さすがに
悪いと思った。(ごめん優子。でも私もう止まらない)瞳さんを待っている間、今夜のことを思って久々にオナニーをした。(あ~、瞳さん)
夕方遅く瞳さんのバイクの音がした。
「遅~い。待ちくたびれたよ。早くご飯にして、一緒にお風呂はいろう」
初めて瞳さんとお風呂に入った。お互い洗いっこした。肌がすべすべで思わず抱きしめたくなる。お風呂からあがり私達はベッドに入った。
昨夜とは打って変わり瞳さんは最初から積極的だった。昨日は私が一方的に瞳さんを責めるばかりだったが、今夜は瞳さんも私にしてくれた。
「私も可奈ちゃんにしてあげるわ。可奈ちゃんほど上手くないけど」
「して。どこでも触ってキスして。いっぱい感じさせて」
瞳さんが上になり私達は69の形でお互いのおまんこを愛撫した。
「あ~ん、瞳さん、いい、おまんこもっと掻き回して」
「あっまた逝っちゃうよ~。あん、あん、可奈ちゃんやっぱり上手う~、気持ちいいよ~、あああ、またっ」

「待って。私も逝きそう。今度は一緒に」
「いくう~」
「いっちゃう~」
最後は同時にいくことができた。
「はあ、はあ、やっぱ可奈ちゃんには敵わないわ。すっごく上手いんだもん。何も考えられなくなって手が止まっちゃうわ」
「そんなことないよ。瞳さんも上手。私も逝けたし・・・じゃあこういうのはどう?」
そう言って私は貝合わせの体位にした。
「ほら、これならおまんこ同士擦れあってお互い気持ちいいでしょ」
「あっあっあっ、やだ、これ気持ちいい」
瞳さんのおまんこが温かくて私もすごく気持ちよくなった。
「あ~ん、瞳さんそんなに激しく動かさないでぇーすぐ逝っちゃいそう」
「だって、止まんないよお~。これ、気持ち良過ぎる~」
「だめ、いっちゃう、ああああ」
「いいいい-」
12時を回った位だろうか。私は瞳さんにクンニをしていた。その時突然瞳さんの携帯が鳴った。私は不機嫌な顔をしたが、瞳さんは手で私を制して
携帯に出た。厚志という彼氏からだった。
「-----」
「もう遅いわよ」
「-----」
「何言ってんのよ。自業自得でしょ。あっ」
私はさっと携帯を瞳さんから奪って、厚志という男に言ってやった。

「お生憎様。瞳さんはもう貴方のところへは戻りません」
ピッ
携帯を切る振りをして関係ないボタンを押しベッドのすぐ横に置いた。通話は生きていた。
「これからいいところなのに。瞳さんも私だけを見て」
そう言って大きくなったクリトリスを音をたててすすった。
「じゅるじゅるるう」
「ああああ---」
ひと際甲高い声をあげて瞳さんが仰け反る。(もっと聞かせてやる。瞳さんは私のものよ)携帯の向こう側は無言のままだった。
「あああ~、もっとおお--、いい、いい、いっくううう--」
それから1時間程たっただろうか。再び携帯が鳴った。瞳さんが私にクンニしてくれているところだった。
「あん、出ないで」
「・・・・」
突然玄関の扉を叩く音がした。ドンドンドン。私達はビクッとして一瞬固まった。瞳さんが立ち上がり携帯を取った。
「-----」
「だめ、入らないで。こんな時間に押しかけてこないで」
私達は軽く服を羽織り扉のほうに近づいていった。彼の声が玄関越しに聞こえる。
「開けてくれ、瞳。さっきでた女は誰だ。その女と何をしてる。まさかお前レズに走ったのか?それとも他に誰かいるのか」
「帰って。もうあんたには関係ないでしょ」
「うるせいぞ。今何時だと思ってんだ」近所から怒鳴り声が聞こえた。
「頼む。瞳、許してくれよ~。俺が悪かったから」
瞳さんは扉の鍵に手をかけた。

「だめ、出ないで」
ガチャ
「入って。近所迷惑になるわ」
彼が部屋に入ってきた。私は咄嗟にふとんに入り体を隠した。
「やっぱり、お前レズってたのかよ。しかもこの子、高校生ぐらいじゃないか。何ふざけてんだよ」
「勝手なことばかり言わないで。私が誰と寝ようが厚志には関係ないでしょ」
「だからってこんなガキと乳繰り合ってなにが楽しいんだ?なんなら今から俺が二人まとめて相手してやろうか」
ビクッ。一瞬体が硬直した。
バシッ
瞳さんが彼に強烈なビンタをお見舞いした。
「どこまで落ちりゃ気が済むのよ。自分が何言ってるのかわかってんの!」
瞳さんの目には涙が溢れていた。
「自惚れんじゃないわよ。あんたなんかより、この娘のほうがずっと感じさせてくれるわよ。その証拠に今の今までこの娘とSEXしてアタシが
どれだけ喘ぎまくってたか、今から聞かせてやろうか」
彼はさっきの携帯から聞こえてきてた声を思い浮かべてるに違いなかった。その場で力無くしゃがみこみオンオン泣き出した。
「頼む。戻ってきてくれ。もう絶対浮気しない。俺、お前じゃなきゃダメなんだよ。わああーー」
「・・・・・とりあえず、今日は帰って」
「ごめんね、可奈ちゃん。こんなことになって。でも今は少し一人になりたいの。私がリビングで寝るね」
私は急に不安になっていった。
-つづく-

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