水中苦行Lady21   密会編_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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水中苦行Lady21   密会編

15-06-14 11:12

瞳術使いのメグミは頭脳も明晰で‥アメリカで行われている飛び級制度!
高校卒業の段階で大学の卒業資格を得て‥大学院へと進む‥その時のサークル活動が!
海に潜る事に魅せられてスキューバダイビングを始める‥その後‥同じカテゴリーでもある

フリーダイビングにも嵌り‥趣味の幅を広げていく‥そのダイビング中に事件に遭遇!
人命救助をして‥一躍ヒーローになり‥警察より感謝状を貰いながらも大学院卒業と共に
海難救助隊になる!…数々の難事件で活躍!…メグミの学歴の見た海難救助隊幹部が!
メグミを出張所の所長に就任させる異例の大抜擢をしてしまう!
中隊長のボム(フェロニィ編参照)の上司としてメグミは所長の椅子に腰掛ける事になる!
時にメグミ…24歳の9月の事である!…
東洋人が嫌いなボム!以来ボムは昇進に向けて意気盛んになる事は言うまでもない!
メグミはデスクワークに仕事が変わった事により‥予てから疑問に思ってた事!
瞳術を使い…里親を催眠にかけ‥情報を聞き出す!‥本当の親の事を!
海難救助隊の中でもトップクラスの実力者…ウオッグとフェロニィに催眠をかけ日本へ!
不測の事態に備えてふたりを強引に連れて行く!‥だがタカシたちに会う時はひとりで!
家の玄関を呼び鈴を鳴らす…ドアが開き…同じ顔をした男女の双子が顔を出して来る!
マリ…タカシ…メグミ…三人はお互いに目を合わせあい…次第に笑顔が零れてくる!
三人の変なわだかまりの壁は…ミサイル攻撃を受けた様に一瞬で吹き飛んでしまう!
今まで一緒に住んでいなかっただけで‥ずっと傍に居た感触を持つ三つ子たち!

《どうしたの?フェロニィ‥ちゃんとやりなさい!》叱り続けるメグミだが‥言う事を!
聞かないフェロニィ!‥さすがのメグミも息が苦しくなってきていた…息のせいかしら?…
すると‥水面の上の方から声が聞こえる!《止めなさい!メグミ‥もう‥いいのよ!》
水面に顔を上げるメグミ!水中からではボヤけて見られないはずのマリの瞳が見える!
一卵性の双子だけに通じ合う会話!メグミに瞳術をかけられて開眼するマリの不思議な力!
《これは‥お姉ちゃんが言ってきた事よ!‥お兄ちゃんの為でもあるのよ!‥》とメグミ
《もう‥いいの!‥タカちゃんを苦しませないで!‥だから‥ヤメテ‥メグミ!》とマリ
《止めないわ!‥お姉ちゃんも瞳術にかけてヤル!》その水面にサユリとミカとナナコが
飛び込んでくる!‥一瞬その方に気をとられたメグミは‥改めてマリの居る方を見る!!
マリの瞳がさらに大きく見える!メグミの瞳術がマリの瞳術により効力を失っていく!
アユミ・ミユ・サブリーナ・フェロニィ・ウオッグは気が抜けた様にプールの底へ落ちる!
ウオッグに羽交い絞めされて‥何とか抜け出そうと‥もがいていたタカシは‥‥突然に!
体が解放されて‥抜け出そうとしていた勢いそのままにメグミにぶつかってしまう!
ぶつかった拍子でタカシの唇がメグミの唇と合わさってしまう!

……お兄ちゃん!……

メグミは圧し掛かって来る兄のタカシをしっかりと抱き締めて………

『お兄ちゃんは‥よく私の夢の中に出てきて‥私と遊んでくれるの!‥‥』

『‥‥ずっと‥‥ずっと‥‥会いたかった!‥‥』

投稿者:マゼラ    密会編 完

「おかえり!メグミ!」

とマリとタカシが言えば!

「ただいま!お姉ちゃんお兄ちゃん!」

本当の両親に会い!こっそりとプレゼントをしていた事を告げる両親…談笑が続く!…
三つ子たちは‥マリとタカシの部屋で今までの生い立ちを話し合う!恋の話も当然!
話の途中でタカシがジュースを取りに一階へ席を立つと‥マリが不安そうにメグミに問う!

「ねぇ‥メグミ‥私はすでに瞳術にかけられているの?」

「お姉ちゃん‥私の目を見て!」

言われた通りにメグミの瞳を覗き込むマリ!メグミの瞳が一瞬で色合いが変わった時!
マリは部屋中が‥左右に!上下に!グルグル回る想いを受ける!

「お姉ちゃん!」

の声が!
その声と共に部屋の回転が止まる!

「どう?‥これ瞳術よ!‥現実ではない!幻想を‥相手の脳に直接働きかけるの!‥脳は意外と騙され易いの!‥解って貰えた?」

とメグミ

「さっきの部屋が回っている感じは‥私の脳の中で起きている事?‥信じられない!」

とマリは不思議そうにメグミを見ながら言う。

「そうよ!‥脳の中で起きているの!」

メグミがそう言いながらも信じ切れないマリ!

「タカちゃんの女好きも‥この方法で?」

「誰かひとりに的を絞る様に催眠をかければ‥旨くいくかも!‥でも術が解ける事もある!‥でも‥お兄ちゃんって‥女心をくすぐる様な瞳をしているのネ!」

とメグミが言う
その発言にマリは少し苛立つ!‥やっぱりメグミも女と確信するマリ!‥するとタカシが!ジュースを持って部屋に入って来ると同時に出かけ先から帰って来たミユ姉も入って来る

「メグミちゃん!‥今‥ハッキリと想い出した!‥私に瞳で語り掛けて来て‥その後‥メグミちゃんの記憶が!‥無いと言うより‥気にならなくなって‥それきっりよ!」

「へえ!‥メグミの瞳術って‥そんなに長い時間通用にするんだ!」

とタカシが呆気に‥
とられつつ‥言いながらジュースをメグミのコップに注ぎ込む!さらに続けてミユにも言う

「ミユ姉‥メグミは海難救助隊の所長の仕事をしてて‥フリーダイビングでも女性部門で優勝した事もあるんだって!」

とタカシは妹の自慢を鼻息を荒く言うと‥ミユは‥

「フリーダイビングって‥無呼吸で潜水したり‥息止めのタイムを競う競技よね!」

無呼吸潜水に自信のあるミユはメグミを見詰めると‥マリが口を挟んでくる!

「ミユお姉ちゃんだって‥シンクロ競技で優勝したことあるよ!」その発言にミユが驚く!マリに嫌われていると想ったいたミユは‥マリの援護に疑念が湧いてくる!

「どっかでダイビングできる施設とか無いの?」

とメグミがみんなを見ながら言う。

「私の部下たちも日本に連れて来てるの!‥一緒にいいよネ!」

続けてメグミが言う。
後日サユリの父が経営するフィットネスクラブに行く事になる!
メグミはフェロニィたちが泊まるホテルに帰らず‥マリとタカシの部屋に泊まる事にする


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