この話は続きです。はじめから読まれる方は「ツインズ(最初は俺たち同士)」へ
兄貴と二人であの子をベッドに担ぎ上げ、兄貴はそのままあの子の胸を後ろから揉み続けた。
胸を揉む兄貴の手の動きを見ながら、やっぱり兄貴は優しいなと思った。
「おい、キスしろ」
兄貴が俺にあの子にキスするよう指示を出した。
「いいか、優しくいやらしくキスしろ」
俺は聞いていた。
「俺、先を越されたくないんだ。先にやっちゃいたい」
俺は困った。同じ気持ちだった。
あの子は少し不安そうな顔になった。
「いいか、この子トロトロにするぞ。俺らには痛さがわかんないだろ。でもトロトロにしたら、もしかしたら……」
俺は兄貴が何を言いたいかが判った。
でもそれはこの子をレイプするに等しくないだろうか。
俺たちも研究して、男同士で入れあうことを頑張っていた。
痛くてたまらないと想像していたが、兄貴は本当に良く考えていて、俺が痛くないと思うまで何時間でも愛撫して、俺が指以上のものでも入れて欲しくなった時に少しずつ試しながらやってくれた。
だから初めてのホテルの夜も俺は意外と早く兄貴を受け入れられた。
兄貴はそれまで揉んでいた手を服の下へ差し込み下着ごとたくし上げて、胸を露わにした。
あの子は目の前に俺もいるから恥ずかしがった。
兄貴は見事だった。
好きだと甘く囁きながら、あいつが俺たちを見てる、興奮しないか。と聞いた。
あの子はイヤイヤをした。可愛かった。
「おい、この子のパンツ脱がしてみろよ。」
俺は面食らった。もっと優しくしてあげたかった。
兄貴の催促にそそのかされて俺は彼女のスカートに手を入れパンティをひき下ろした。
あの子は一度は膝を閉じて嫌がったが、兄貴に舌を絡ませながら乳首をいじられ始めるとそちらへ気がまわらなくなったようだ。
「足を開け」
兄貴に言われるまま俺はあの子の両足を開いた。膝に抵抗を感じたが、兄貴は好きだと囁き続けて、最後に「俺たちに全部見せて」と甘く囁いた。
俺はあの子の内腿を指でいやらしく擦りながら負けずに甘い声で言ってみた。
「君のが、見たい」
あの子が俺のほうを見たので、俺も耳元まで近づいて言った。
「俺、君が好きだ」
そうしてキスをした。唇を吸いながら「好きだ」と言い続けた。
舌を絡ませて少しずつ膝を開かせて、昼・日中には恥ずかし過ぎるまで開かせた。
兄貴がスカートをまくった。
俺は女のあそこを初めて見た。
想像と少し違ったが、知識はあった。そして興奮した。
「どうだ?」
俺はたっぷり溜めて、そして言った。
「…………濡れてる」
あの子は苦痛を感じるように体を逸らせて泣いたような声を出したが、俺の目の前でそこは見る見る溢れてきた。
兄貴の指が降りて来た。
あの子はイヤイヤしたが待ってるようにも見えた。
兄貴は俺に目配せをした。
兄貴の指が溢れてる谷間にするりと入って、あの子はビクッとした。
あの子の溢れているものを指ですくいとって、敏感だと言われているところにまぶしつけた。
あの子は大きな声を出した。感じたんだ。
兄貴に促されて俺は少し膝を抱え込みもぐりこむようにして、そこを舐め始めた。
あの子は生まれて初めてのセックスがこんな風に二人がかりであることに、やはり興奮していたんだろう。
それよりも何よりも、変な話だけど。
あの子は、本当に、俺も兄貴も両方好きだったんだ。
いやらしいことに燃えているだけじゃない、そんな感じだった。
本当に愛しそうに兄貴を見ていたし、俺のことも好きでたまらない眼で見返してくれた。
泣きそうになってるのは感じてるからだけじゃなくて、二人を選べなかったことにまだ後悔があるからだ。
俺はそう感じたから、今でもそう信じてる。
俺はあの子が愛しくて愛しくてその気持ちを全部篭めて舐めた。
兄貴は胸を愛撫しながらずっと深いキスをしていた。
感じ過ぎて、あの子はどんどん溢れていた。
俺が舐めている顔を兄貴が少し押して下げさせた。
濡れているところが最初は閉じていたのに、今は少しだけ開いている。
「そこ舐めろ」
兄貴の言うままに俺はその合わせ目に舌を差し入れて、舐め回した。
あの子の声が一段と高くなったので見ると兄貴はあの子の胸を揉みながら乳首を舐めていた。
そして、俺の舌の脇から指を差し入れて来た。
兄貴の指があの子の中に入っていく。
すごく大きく、いやらしい音がした。
あの子は兄貴の舌に感じて、まだ大きな声を出している。
兄貴が頃合を見て囁く。
「聞いてご覧。すごくいやらしい音だよ。感じてるんだな」
部屋中にとても大きなぬぷっという音がした。
兄貴の指の動きにあわせて、音を変えるそのいやらしさにあの子は両腕で顔を覆った。
「恥ずかしいよ……なんで言うの……」
今度は俺がフォローした。
「こんなに濡れてるってことは、俺たちを好きだからだと思う。俺は感じてくれてる君が嬉しい」
まるで打ち合わせてるように兄貴の指が早くなった。
あの子の喘ぎがそれに合わせて小刻みになって行く。
俺は刺激されてしごかずにはいれなくなった。
兄貴は最初は2本だった指をさりげなく増やして行った。
どこで覚えたのか、巧みに親指で敏感なところを転がし、そのたびあの子の体は跳ね上がった。
親指以外の4本が沈んだ時、兄貴の手はペニスと変わりないように思えた。
時々、「痛くない?大丈夫?」と聞きながらキスをする兄貴を見て、俺は兄貴に抱かれているような錯覚を覚えた。
既にあの子は兄貴の手に犯されていた。
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