水中苦行弐ー21  揺れる乙女心_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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水中苦行弐ー21  揺れる乙女心

15-06-14 11:20

この話は続きです。初めから読まれる方は「水中苦行弐」へ
水中苦行弐-20からの続きです

タカの住む家の隣にミカの住む家がある。二階のミカの部屋の南向きの窓から覗く娘。
アユミがタカの家を窓越しから物色している。今日はミカの家に泊まりに来ていた。

梅雨が明けた7月。社会人6年目のタカと大学生4年のミカはオートバイのツーリングに!
明日の朝早く出かける事にしていた。免許取立てのミカは以前からオートバイの免許を
持っているアユミに声をかけ、三人でツーリングに行く事になった。
アユミはタカの家に泊まりたかったが、今回は我慢した。「アユミ、寝よ!朝早いし!」
ミカの問いかけに返事するアユミ。二組の布団を並べてすぐには眠れなかったふたり。
ガールズトークの後は、タカの話になる。ミカは堰を切った様に‥ミユ姉とタカの事を!
話し始める。アユミも過去の事は知らないだけに興味津々で耳を傾けている。
隣に引っ越して来た時ミカは小学3年生。この時のタカはミユ姉と双子の姉の後ろに隠れて
ミカとはすぐに馴染めなかった。タカとしてはミカが女である事。俺を苛める女である事。
だが、次第に一緒に遊ぶ様になる。その訳はミカはタカの言う事を素直に聞いている事から
タカの気持ちが変化する。ミカとしてはタカと双子の姉のマリの方が年が近いせいもあり
打ち解け易かった。ミカの初恋は班長さんの愛称で呼ぶタカに向けられていく。
だが、ミカはミユ姉に対して敵意を持つようになる。「どうして?」とアユミが聞く。
ミカ曰く、ミユ姉がタカに対して世話を焼いている姿がどうしても許せない状況だった。
「良いじゃない!お姉さんだし!‥‥あ~~ッ、ミカ!焼もち焼いていたんでしょ!」
アユミにズバリ本心を突かれて何も言えなくなるミカ。「だって班長さんの世話は‥‥!
あたしがしたいモン!」とミカは小さい声で反論する。タカの夜勤の仕事が終わった朝‥
ミカは当然の如く、時間の許す限りタカの世話を楽しんで行っている。
その事はアユミも知っている事であるがミカのタカに対する気持ちの深さを知る事になる。

「でもネ、ミユお姉さんは、シンクロナイズドスイミングのフィジカルコーチと恋仲に
なった時は本当に嬉しそうに、あたしに話してたんだよ!男運が低いだけに!」とミカ。
初体験の相手でもあるコーチが性犯罪者になり、逃亡を図る。ミユ姉自身としては突然に
コーチが、愛していた人が目の前から居なくなる。さらに性犯罪の汚名付で居なくなる。
「ミユお姉さんはいつも強気の人だから、あたしの前で涙を見せたのは初めてだったの!
それだけ愛していたのネ!辛かったと思う。可哀想に‥!でも‥」とミカが言い続ける。
ミカが言いたいのは、ミユ姉がタカとセックスした事。一緒に遊ぶ事になってもタカの
女嫌いが直った訳ではない。エッチな事をしてアゲル事でタカをさらに振り向かせる事に
成功したミカだが、思惑にズレが生じる。女の身体に興味を持ったタカが一緒に風呂に
入っている双子の姉のマリをイヤラシイ目で見た事がミユ姉に知れた事がズレの要因。
「ある意味、あたしが間接的に班長さんとミユお姉さんがセックスするきっかけを作って
しまった感じなの!‥う~~悔やむ!」とミカはため息を付きながらアユミに話す。
「でもそれは、ミカだけの責任じゃないと私は想うけど!」とアユミは友達を擁護する。
ミユ姉は自分の心の隙間を埋める為に‥弟であるタカに目を付ける!男運が低いだけに!
一緒に湯船に入り、イヤラシイ目でミユ姉を見るタカ。当然タカのチンポは勃起する。
勃起するチンポを見たミユ姉は手に取りシコシコと擦ってしまい、さらに湯船に潜って
口に咥えて、射精をするまで愛撫してしまう。ミカはズレの修正をマリとミカ自身に依り
ミユ姉のフェラを阻止する。その後フェラが出来なくなった事で気持ちを切り替えるミユ
姉は、一人暮らしを始めるが、双子の姉弟がお互いの性器を舐め合うシックスナインを
やっている現場を目撃してしまう。何度も覗き見をしながら注意をしなかったミユ姉は
タカの勃起したチンポに恋をしてしまう。パンティの上から指で慰めながら悶えるミユ姉
そして、我慢が限界に!双子がシックスナインをするのはイケナイ事と言いながらも‥
タカの筆おろしを‥童貞を頂く事に正義感を感じ始めるミユ姉。‥私がタカの相手を‥
すれば、双子の過ちは正せる!と想ってしまう。この事がミカの愛の火に油を注ぐ事に!
ミカはタカが体験した‥水の中のセックスでタカと初セックスをする事を決意する。
ミカはタカと一緒に初体験を想い描いていた事をアユミに告げる。「え~ホントなの?」
アユミは目を丸くしてミカを見ると、すかさず指でピースサインを出して答えるミカ。

だが、タカのチンポはミユ姉の予想外の気持ち好さだった!‥もう一回になってしまう。
一回は許しても二回は‥ミカの嫉妬にも火が点き燃え上がる。ひと夏の過ちは‥その後‥
タカが海でナンパした娘に、付き合った後に振られた次の秋に再燃する事になる。
ミユ姉はタカを慰める予定だったが、タカの姿を見るなり、あの気持ち好かった感触が‥
甦り、セックスを‥したくなる。タカを焦らしたつもりが、ミユ姉の方が焦れていた。
タカのチンポの先端がミユ姉の中に入った瞬間にロケットの火が点いた様になり、奥に‥
一回入っただけでミユ姉は絶頂を迎えてしまう。気持ちを取り戻したミユ姉だが‥中を‥
ミユ姉の中を動くタカのチンポにソプラノの音域で喘ぎ声を出すミユ姉。その音域は‥
窓やドア、壁を突き破ってしまう程の声にタカも驚く。‥女はこんな声も出すのかと‥
アユミはサユリと一緒に見た、サユリの父が経営するラブホテルの監視カメラの映像を‥
録画ビデオを想い出すと同時に「ミカはどうしてその後のミユお姉さんの事を知ったの?」
「マリちゃんからよ!」ミカはマリとレズである事とタカと舐め合う姉弟である事は‥‥!
アユミに言えなかった。マリにタカのチンポを舐める様に仕向けたのはミカである為に
その事はアユミに言い難かった。ミカがアユミとタカとのセックスを許可したのは‥‥
そんな要因がある為でもある。だが‥アユミはイマイチ納得が出来ないでいた。それは
友人でもあるミカがこんなにタカの事を愛していた‥でも何故?‥私を容認してくれたのか

「アユミは、班長さんと沈没船の中で出会ったんだよね!‥先輩社員の女とその沈没船の
中でセックスをしている所を見た‥違う!黙って覗き見してたんでしょ!」とミカが言う
「ほんとあの時は衝撃的だったわ!沈没船の中で‥海の中でセックスしている人が居る!
なんて予想していないから‥びっくりしちゃって‥それに‥セックスシーンを初めて見た
から‥つい見とれちゃって‥しかも口からレギュレーターを外してしているんだもん!」
水の中を泳ぐ事が大好きなアユミはその日オートバイを走らせ海へ潜りに行った。
浮き輪に白い紐を付けその先に錘を付ける。白い紐は潜った時に浮き輪の所在位置を明確
にする為、錘は浮き輪があまり潮に流されないように。浮き輪は息継ぎの時の立ち泳ぎを
しなくて済むし体力回復をする事が出来る為である。海面を浮き輪と共に泳ぎながら‥!
時に海の底まで潜り魚や海洋生物を眺めて、息が苦しくなると海面へを何回か繰り返す。
すると、アユミの視界に‥水深8M位の所に漁船タイプの沈没船が沈んでいる‥さらに‥
近くにアユミと同じ考えで浮き輪が目印代わりの様に浮いている‥シュノーケルを口に
咥え直すと、浮き輪から離れ海面をシュノーケルから息継ぎをしながらゆっくりと泳ぐ。
沈没船の真上に来た時、アユミはシュノーケルから息を吸い込み、ジャックナイフで潜る。
後は、腰に付けているウエイトベルトの重みで沈んでいく。甲板にあるドアから入り込む
ワンピースの水着を着ているアユミは軽装な姿だが、沈没船の中を泳いでいく。息が苦し
くなってきたアユミは3番目のドアから海面に浮上して、息継ぎをしてから、また潜る‥


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