彼が妻子持ちだと知ったのは、どうしようもない程彼を求めてしまった後だった…会社に入社して数ヵ月、職場に出入りする業者の営業マンと仲良くなった。
がっしりした体にゴツゴツの手がたまらなく好み。
ちょうどその頃、付き合っていた彼氏とうまくいってなくて、欲求不満も限界まできていた。
「彼氏の相談」
と称して会社の後、二人きりで会うことに。
食事にでも行くんだろうなって思ってたら、彼の車で小一時間程のドライブになった。
着いた先は、真っ暗な港の片隅。周りには人の姿なんてなくて、月が辺りをぼんやり照らすだけ。
ちょっと期待してたけど、直球な状況に何故かバクバク状態。
シートベルトを外した彼は身を乗り出してキスしてきた。
唇を舌でなぞって、ゆっくりと唇を合わせる…すっごい丁寧なキス。
舌が優しく中に入ってきて、思わず吐息が溢れる。
「んぅ…ん…」
彼の指が私の首筋をなぞり、胸の辺りに下りた。
唇を攻めながら、大きな手が私の胸を包み込む。
下から円を描くように柔らかく揉まれて…ぞくっとする位感じていた。
「もっと触って…」
私は服のボタンを外すと、彼に身を預けた。
抱き合ったまま彼は後ろに手を回し、ブラのホックを外す。
シートを倒し、私をゆっくり押し倒すと、首筋から舌を這わせてきた。
「あぁ…ん…」
這いずり回る舌と指の動きに、まだ触れられていないアソコがきゅっとなる。
じんじんして熱い。
舌が乳首を捕らえると同時に、彼の手がスカートの中に滑りこんできた。
ストッキング越しに触れられるのは、生足の時よりも何故か感じてしまう。
乳首をコロコロと含みながら、ショーツの上から指を滑らせる。
じっとりと濡れていくのが分かって…恥ずかしさに震えた。
彼氏とのエッチでこんなに感じたことはない。
「ゴメン…我慢できない…触りたい」
彼はそう呟くと、ストッキングを破いてしまった。
「これ、やってみたかったんだよね。やっぱエロい…」
「いやぁ…」
嬉しそうに見つめる視線が恥ずかしくて、思わず彼の顔を引き寄せた。
キスに夢中になる内にショーツは脱がされ、彼の指が滑りこむ。
ぬぷっ…ぐちゅ…ぐちゅ 愛液が溢れるアソコは、卑猥な音を響かせながら、彼の指を逃すまいと呑み込んでいく。
「スゴいヌルヌル…2本じゃ足んないね」
「…! …あぁっ」
3本目の指が挿入されると同時に、クリトリスがつままれた。
電流が走ったように、快感が全身を駆け巡る。
「もうダメぇ…」
彼の指の動きに堪えきれなくなった私は、潤んだ瞳で彼を見つめた。
指よりも太い、彼のモノが欲しかったから…。
けど、彼は意地悪そうな笑みを浮かべて指を抜くと、今度はスカートをまくって私の両足を持ち上げた。
「やぁんっ!やだっ、やめっ…」
悲鳴は途中でかき消された。
柔らかい舌が、愛液をすくいとるように蠢く。
中まで入り込もうとする舌の動きに、押さえられた足がびくっと揺れる。「んっ…はっ…あぁ…」
満足そうに顔を上げた彼に、私は力なく抱きついた。
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