人生の中で性欲が最も活発な時期といえば、思春期である。
10代半ば~20代後半の範囲でしょう。
性に対して考え方がほぼ白紙の状態から随時書き加えられていく為、
特に10代半ばから後半にかけてどのような刺激を受けたかによって、各人の性に対する考え方が形成されていきます。
ある刺激を肌で感じ取った者は、その白紙に消そうとも消えないもので書き込まれるが、そうでなければその白紙には簡単に消せるものでしか書き込まれなくなります。
例えば、アダルトビデオばかりを見ていた童貞が女性と結婚をし、新婚初夜を迎えたとします。
その女性は2人の愛の結晶が欲しいのに、そんなことを微塵も知らない男性はビデオというマニュアルに沿ってセックスをし、イッてしまうと精液を顔にかけた。
変態女でない限り、大抵の女性はこの男に嫌気が差して即離婚してしまうでしょう。
離婚の原因がわかった男性は、次の初夜では顔射しないよう考えを改めますが、わからない男性は結婚と離婚を繰り返すことになります。
これからお話しするのは、無知で願望が先走りした為に起きたストーリーです。
タバコを1本吸い終えると、彼女は落ち着いた口調で
「実はあのとき包丁をカバンの中に入れていたみたいなの。で、智香から来たメールによると、子供を産んで2ヶ月くらいは育児ノイローゼ気味になっていて、私は子供を託児所に預けたらとアドバイスしたんだけど、なかなか預けようとしなかったの。私は心配になって4月の下旬に一緒に託児所へ預けに行ったの。それで、しばらく気晴らしに行ってきなさいと言い残して私は用事で名古屋まで行ってたの。私がビジネスホテルにチェックインしたときに、彼女からメールが来たの。その内容を見て私はビックリした。というよりも、信じられなかった」
というと、彼女はタバコをもう1本吸った。吸い終わると彼女は
「彼氏とばったり会い、処女を捧げたあのホテルであの日の約束を果たした。しかし、母乳を美味しく飲んでくれなかった。しかも、あなたに一途な思いを伝えたにもかかわらず、あなたは抱き締めることも愛してくれることもしてくれなかった。ホテルを飛び出しても、あなたの気が変わって抱き締めにくると信じて待っていたの。遊びでもよかったみたい。しかし、あなたは智香を見て見ぬふりしてホテルを出た。智香はあなたを背後から刺してやりたかったみたいだけど、できなくて。で、ついにはどうしたと思う?」
と淡々と述べた後、聞いてきた。彼女は3本目のタバコを吸い終えた後、彼女は切り抜き記事と喫茶代金を手渡すと「私は飛行機の時間に間に合わないから行くね。
あと最後に、次私はあなたを見かけても決して声を掛けないし、あなたに声を掛けられても振り向かないから。
あなたが嫌いだからじゃないことは承知しておいてね。
私、責任感じてるから」と言って、店を出た。彼女が出た後、切り抜き記事を見てしばらくの間呆然としていた。
その記事には、智香が乳児を包丁でめった刺しにしたことが書かれており、さらにはその乳児のペ○スを切り取ったと書かれていた。
ある年の6月上旬、ある男子大学生が難*のあるファーストフード店でバイトを始めた。
彼の名は健一(19歳)。一浪生活を経て、かろうじて某公立大学に合格し、これから起こることに期待と不安で一杯となっている。
自宅から大学まで約1時間かかるが、難*が乗り換え地点となる為、大学近くに下宿しようとは思っていない。
その店のスタッフは学生の構成比率が大きく、平均年齢は20半ばかその辺りです。初めてとあって、最初の研修期間1ヶ月はハードであった。
この店は正午~翌朝の始発までが忙しい時間帯であり、特に昼飯時と晩飯時、終電後が忙繁時間帯であり、午前中の補充は量が多く時間が僅かしかない。
地下の倉庫から地階の店まで台車で持って上がらないといけない。
持って上がるのが正午を過ぎると、業務の邪魔となり、彼が補充当番となる度にそのようなことをしており、職場のみんなからの印象は良くなかった。
ただ、簡単な調理に関しては問題なくこなしている。彼のシフトは朝の8時~昼の2時。
休憩は補充作業が終わる12時半から13時の30分である。その時、一緒に休憩する女の子がおり、世間話を軽くしている程度である。
その女の子は智香、彼と同じ大学1回生で、某私大に通っている。
地方から来ており、大学近くで下宿をしているという。
背は160cmと彼から見て小柄でボッチャリとしており、緊張している感じが彼にはかわいくて仕方がなかった。
それに、小柄な割には胸の膨らみがあるので、その意味でも彼は智香に好意を持っている。仕事場でもマイペースに動いているので、彼にとって彼女は目立つ存在である。
彼がバイト就いて2ヶ月経った8月20日、新人歓迎会が主催された。
夕方頃から某居酒屋で行なわれるのであるが、夕方以降のシフトは社員や長年勤めている人が入り、彼と同期で入ってきた人の殆どが参加する形となった。
その中には、智香の姿もあった。
智香は女の子と話をしていたが、僕だけは誰にも話し掛けることができず浮いていた。
居酒屋に着くと、50名は入るくらいの部屋に入り、そこで新人歓迎会がスタートした。一気飲みはなく、
みんなは思い思いのペースでビール・チューハイ・日本酒を呑んでいた。
2杯呑んだだけで酔っ払う者が現われたかと思うと、ケラケラ笑いながら誰かれなく話し掛ける女の子が出始めた。
彼はふと智香の姿を探し見つけると、様子をうかがった。他の女の子とチビチビとチューハイを呑みながら笑顔で何かを話し合っていた。
彼自身も1人で同じように呑んではいたが。2時間くらいして宴会はお開きとなり、店を出るとみんなは思い思いの方向へ散らばって行った。
彼は智香との時間が欲しく思い、智香を探した。JRの駅に向かってあの女の子と頭痛げに歩いていた。
酔っていたせいもあり、彼は2人に近寄り「お疲れ様です。もしよかったらおごりますから、どこか行きませんか?
ボーリングとか」と誘うと、もう1人の女の子が「申し訳ないけど、ダメだわ。私は明日朝早くから用事があって早く帰らないといけないし、智香は見ての通り支えなくして歩けないし」と誘いを断った。
続けてその女の子が「あなた電車、何使って帰る?地下鉄?近*?南*?JR?」と聞くと、彼は「地下鉄です。」
と答えると、彼女は「私はJRで日*野まで帰るんだけど、智香は地下鉄なの。悪いんだけど、駅まで送って行ってあげてほしいんだけど。」と言った。
彼にはまたとない幸運であり、快く引き受けた。彼が智香を支えると、その女の子は去って行った。
彼の足では地下鉄の駅まで数分位なんだけど、彼女を抱えている為に酔っていて力があまり出ない彼には長く感じられた。
ふと周りを見渡すと、ラブホが目に付いた。そこなら数分とかからない為、彼は「智香ちゃん、大丈夫?お互い酔ってるものだから、近くで休憩しようか?」と聞い
たが、まだ頭が痛いのか気分が悪いのか彼女は首を縦に振るだけであった。ホテルの部屋に着くと、彼女を寝かせ、自分はシャワーを浴びていた。
シャワーから上がりベッドを見ると、彼女は寝息を立てて寝ていた。彼は彼女の携行品を彼女に気付かれないようにベッドからテーブルに置いた。
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