朱雀悦虐夜話ー其の弐ー「隷属の夜」
この話は続きです。はじめから読まれる方は「朱雀悦虐夜話ー其の壱ー「邪笑」」へ シャワーから出て暫し目隠しに着衣拘束の綾美を楽しく眺め、その額に一筋のほつれ毛が汗に濡れ張りついているのを認め、思わずもの邪笑をし冷蔵庫から冷えたお茶を出して綾美の前に椅子を持ってゆき相向かいに座った。 「おや、どうした?この汗は・・」 「ちゃんとバイブは動かしていたんだろうな?」 「はい・・お言いつけ通り・・」 「で?・・」 「??・・」 「まさか・・私に無断でイったんじゃあるまいな?」 「!?・・」 「自慰は強いたが、イっていいなどとは一言も言ってないぞ、どうなんだ!言ってみろ!」 「えっ!・・」 私はわざと大仰に椅子を蹴立てて立ち上がり綾美の椅子の後ろ回り込み、その髪をむんずとつかみ後ろに引き、耳朶をひと噛みしてやり小さな悲鳴を噴き出させ、縄掛けしたシャツの上から縄をギリギリと引き絞って、その乳房をひしゃげさせて更に綾美を追い込む。 「ひっ!イ、イっては、いま、せん!!」 「ほう・・じゃ触って確かめてやろうか?」 「い、いや! 許してぇ!」 「ん? 許してぇ? 許してだと?」 「ごめんなさい!お許しください!」 綾美の息は上がり、その肩はブルブルとおもしろいように震えている。 「さ、検分だ、下着はどうなったかな?」 「いやああああ!」 綾美は身をよじるが、すでにその下着は惨憺たるありさまになっているに違いない。 「騒々しい奴だな、猿ぐつわも欲しいのか!」 「お許しっ、お許しください!」 声をひそめつつも縛られた身を必死に屈め、前に回って、座禅転がしで縛られた無防備な股間を触られるまいと必死に逃れようとするものの私の力にかなうわけもなく、間もなく屈服の開脚を私の眼前に晒した。 「ふふっ・・いいざまだな・・」 「ひっ!・・・」 苦もなく綾美のパンストの股間をビリビリと音を立て破いたあと私はあえて、すでに軽く熱い湿りを表面にまで感じさせる股布の上から玩弄した。 「やけに派手に濡らした、いや汚したな。おやおや、なんだ沁みてるじゃないか出掛けにシャワーを浴びて来たのに1時間で半年ぶんか?これは?あははは!どれどれ、もっと沁み込ませてやろう」 そう言いながら股布を引き絞り、下着を股縄と見立ててクイクイと食い込ませて笑った。そして張型バイブをそこに当てスイッチを入れればあとはお定まりの阿鼻叫喚で、いともたやすくガクガクと痙攣しながら鳩の咽き音と絶叫で綾美は壮絶なまでの絶頂をきわめ、まるで感電でもしたかのように派手に反り返った後首も折れよという勢いで前に突っ伏した。 綾美の発汗は半端ではなく、そのつんのめった顔からはボタボタと汗がしたたるありさまでうしろ髪をむんずとつかみ引き起こせばもはや髪はおどろに濡れ、目は淫ら虚ろ。その半ば自失した綾美の半開きの唇に口移しで冷たいお茶を流し込んでやり正気づかせ、更なる暴虐を仕掛ける。 「これが悦虐だ・・ほんの入り口だがな・・いいか、性器をこすり合わせるなんざ犬畜生にもできる。悦虐はそれに見合う感性あってこそのもの。おまえは合格だ。私の隷嬢になるか?」 「はい・・」 この返事はただの条件反射。自ら乞わなければ意味はない。 「では儀式だ、その身すべてに私を受けよ。命じた通りに整腸も済ませてあるな?」 |
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