居残り調教3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

居残り調教3

15-06-14 11:37

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「居残り調教」へ

身体測定は男女別に、保健室でおこなわれる。
どちらが先になるかはまちまちだが、次のクラスが控えているのでかなり急かされることもあった。
今回は男子が先だ。
僕も1階の保健室へ向かわなければならないのだが…、1つ問題がある。

(ど、どうしよう…)

さっき文菜先生に軽くお尻をぶたれてからの勃起が、おさまらないのだ。
意識すればするほど股間が大きく膨れていくような気さえする。
ただの授業ならば誤魔化しきれるかもしれないが、身体測定となるとそうはいかない。

(くっそぉ…よりによって、こんな時に、ならなくても……)

うちの学校、どういうわけか身体測定の日はほとんどの男子がブリーフパンツを着用する。
校則で決められているわけではなく、あくまで個々の判断で、体育の着替えでトランクスを穿いている子でもこの日ばかりはブリーフになる。
同調現象というやつか。
とにかく、自分だけ変な目立ち方をしたら嫌だということらしい。
下着姿にならない学校も増えているそうだが、僕達がそうなる可能性については、「10年早い」と文菜先生がはっきり否定している。

「こら、いつまでそんなとこに居るの」

噂をすれば。
いつの間にか階段前で固まってしまった僕に、文菜先生が声を掛けてきた。
様子を見に保健室へ向かうところだったのだろう。
値の測定は保健の先生の仕事なのだが、私語をしたり悪ふざけをしていないかなどの監視は担任である文菜先生に一任される。
教室に残っているほうにも目を届かせる必要があるため、測定が始まってから、折を見て移動するらしい。

「…捕まえた、ほら、行くわよ」

(え…?)

ぎゅむっ。
いきなり右腕を取られ、文菜先生はそれを自分の左腋に挟んだ。
あろうことか、僕の右手は文菜先生の柔らかい乳房を掴んだまま離すことができない。

「せ…、先生、何を……!?」

「何って、これで逃げられないでしょ?」

「に、逃げてなんか……」

「ふぅん、…いいんだ?そんなに勃っちゃってても」

文菜先生は僕の股間に視線を落とした。
そこにはズボンを穿いたぐらいでは隠せないほど盛りあがった膨らみがあり、僕の小さなモノを既に見ている先生からすれば面白いほど滑稽な言い訳だったのだろう。
吹きだすのを堪えるように肩を震わせると、しばらくして「じゃあ」と歩みを進めようとしてきた。

「逃げないならよかったわ、早く行きましょう?」

「ま、待って、先生…」

「ん?」

どうしたの、と…僕に胸を掴ませたままで立ち止まった。
授業時間であるうちは誰にも見られないとふんでいるのか、隠す素振りは微塵もないように見える。
あの妖艶な笑みも。
おそらく教室と保健室を移動する少しの間だけであろうが、僕はこの文菜先生の裏の顔を知る優越感でおかしくなりそうだった。

「…これ、何とかならない…?」

「…これって?」

「……ぼ、…」

勃起したちんちん、と言いかけてやめた。
今は授業中、数メートル先にある教室では女子達が自習を続けている。
廊下が静まり返っているのだ。
文菜先生は気にしていないようだが、階段の下に誰かがいたら聞こえてしまうかもしれない。

「ぼ…?」

「……」

「…言えないんだ?」

かぁ、と頬が紅潮したのがわかる。
こんな場所で僕は何を言えと言われているんだ。

「だったら…命令してみようかな、…言いなさい」

「え?」

「あれ、もう忘れちゃった…?約束したじゃない、何でも言うこと聞くって」

約束。
文菜先生にお尻をぶたれることを想像しただけで勃起し、時には抑えきれず射精してしまう。
そんな僕の秘密を言わないのと引きかえに約束したのだ。
何でも言うことを聞きます、と。
破ったら、みんなの前で、お尻を……。

「好きにしたらいいけど、そうしたら…先生も約束守らないと、ね」

「そんな…」

「ほらほら、急いで決めないと…遅刻したら、保健の舞夜先生にも怒られるかもよ?」

「ぐっ……」

「言うの?言わないの?」

追い詰められた状況にあってなお、股間の小さなモノは勃起したまま…興奮した様子で自らを主張している。
やはり僕は、こんな文菜先生の要求さえも悦びとなりつつあるのだろう。
言うことを拒む口元とは裏腹に、言ってしまいたいという欲求がノドの奥からこみ上げてきた。

「ぼ、勃起したちんちん…を、先生に……」

「…先生に?」

「…先生に、気持ちよくさせて欲しい、です…」

「…ふ…」

あっはっは…と、文菜先生は人目もはばからず大笑いした。
すぐに気づいて唇を押さえていたが、周囲に誰かがいたら何ごとかと振り向いただろう。

「ごめんごめん、ちょっと意地悪しちゃった」

ここで、ようやく僕の右手が文菜先生の乳房を離れる。
手のひらには汗がべっとり滲んでいたが、先生が気にする様子はない。
女性の胸になどこんなに長時間触れたことがないのに。
その相手が文菜先生というのは、僕にとって一生の宝にしたいほどのことだった。

「いいわ、後で抜いてあげる…けど、まずは急ぎましょう」

どうやら、本当にあまり時間がないらしい。
思えば僕が文菜先生に捕まった頃には、既に測定が始まっていてもおかしくない時間だった。
僕がいなければ順番を飛ばして次のクラスメイトということになるのでさして問題はない…のだが。
男子全員が終わってもまだ居ない、となれば女子はおろか、他クラスの測定まで遅い時間にずれ込んでしまう。
さすがにそこまでの迷惑はかけられない。

「はい、ここ入って」

「え…?…だって先生、ここ女子トイレ…」

「職員用だから平気よ、…さ、急いで」

焦らしすぎちゃった…と謝る文菜先生。
保健の舞夜先生に怒られるというのは、僕だけでなく監督責任がある文菜先生も、という含みがあったようだ。
幸いトイレ内は他に誰もおらず、僕達は一番手前の個室に入った。

「フタを閉めて、その上に座ってくれる?」

大人用とはいえトイレ自体は僕達が普段使っているものと変わらず、特別広くもないように見えた。
そんな中へ大人と子供が1人ずつ、一緒に入っているのだから窮屈に感じるのは仕方ないかもしれない。
文菜先生も扉に錠をかけるために一旦、洋式便器の隣まで入ってきてから僕の正面にしゃがんだ。

「こらこら、ズボン下ろしてから座るんだってば」

もう、と言いながら文菜先生はズボンを下ろしてくれた。
下着も甘えようかと思ったが、はち切れんばかりに勃起しているモノが引っかかっていちいち痛い。
文菜先生はそれを見て笑っていたが、結局、自分で脱ぐことにした。

「これでいい…?」

「うーん、もうちょっと脚、開いて……こうかな」

僕はこの前みたいに、文菜先生がトイレットペーパーを巻いた手でしてくれるものだと思っていた。
前回と違い、ちょうど手元にあるのを使うのだと。
だから先生が、そそり立つ僕のちっちゃな性器の先端を「あむ」と口に含んだ時は、何が起こったのかが理解できなかった。

「せ、先生…!?」

「ん」

ちゅぱ…、とひと口、音を立ててみせた後、便器のフタに座った僕を見上げて口を離す。

「口は駄目だった?手の方がいいならそっちにするけど」

「い、いや…だって、汚いよ?」

「ふふ」

文菜先生は嬉しそうに笑った。

「可愛い教え子のおちんちんが、汚いもんですか」

いいなら続けるわよ。
そう言うと、口を開けた先生は、舌の先を僕の小さなモノの先端に近づけ、つんつんと優しく触れてきた。
勃起はしても、まだ皮も剥けていない敏感な亀頭がちょこんと顔をだしたところにこの刺激である。
びくんと全身をよじるように反応すると、「動いちゃ駄目」と叱られてしまった。

「あはっ、これも嫌いじゃないんだ?」

ちゅぱ、ちゅっ、ちゅぱっ……今度は皮の外側から、擦り洗いでもするように力強く。
音はさほど大きくないが、文菜先生の舌が激しく動き続けているのを感じる。
本当に、どうにかなってしまいそうだった。

「ハァ…、せ、先生……」

「…ぷはっ…、まだイッちゃ駄目よ?勝手にイッたらお仕置きするから」

「だ、だって、もう…!」

ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅっ、ちゅぱ………。
気持ちよすぎて全身、自由がきかない。
もう…いつ爆発してもおかしくなかった。

「…先生、もう、でちゃう…か、ら……」

まだ駄目よ。
僕が限界と感じているのに、文菜先生はやめてくれない。
吸って、舐めてをくり返しながら、時折、僕に視線を送ってくる。

(駄目だ…、本当に、もう……)

ドピュッ。

しまった、と瞬間的に思えたかどうかもよく覚えていない。
ただ気持ちよくて、その快感に身を委ねることを選んでしまった。
目の前の文菜先生はまだ口元から精液をたらしていたが、しばらくして舐め取ると僕に言った。

「不ごうかーく、また後でお仕置きするわね?」

お仕置き、という言葉に僕の表情が変わっていたのか、

「…とと、あんまり言ったら、また勃っちゃうか」

反省反省…と文菜先生は鍵を開け、個室から1歩外へでたところでこちらを向いた。

「急がなきゃ、本当に怒られるよ?」

まだ下着も穿かずに呆然としていた僕は、その言葉でようやく我に返った。
身体測定。
頭の片隅からもすっかり吹き飛びかけていたイベント。
正直今さらどうでもいいのだが、文菜先生に迷惑をかけるわけにもいかない。

「すぐ、行くから…」

ふらふらと立ち上がり、ズボンを穿き直す。
個室を出ると、そこに文菜先生の姿はなかった。
先に保健室へ向かったのだろう。

(臭い、ついてないかな…?)

くんくんと上着の裾をつまんで嗅いでみる。
しかし元々芳香剤の強い学校のトイレなので、臭いが残っているかどうかはわからなかった。
僕は諦めて保健室へ行くことにした。

つづき「居残り調教(4)」へ


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索