悪女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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悪女

15-06-14 11:38

駅前のスーパーで買い物を済ましスーパーを出ると私はその女に声を掛けられました「やっぱり公美さんだ。さっきからそうじゃないかとずっと見てたの」その女は由貴さんと言う近所の奥さんで私と歳も近く仲良くしてた奥さんです

その日はスーパーの前で一時間くらいは立ち話をしていたでしょうか?「そろそろ帰らないと・・・」と私が切り出しました。由貴さんは「もうこんな時間、公美さんごめんなさいね。今度、うちに遊びに来て」「良いの?」「来て来て、まだお話もしたいしー」「じゃあお言葉に甘えて」と別れました

翌日、クッキーを持って由貴さんの家に向かいました「いらっしゃい、上がって」「これ、一緒に食べようと思って」そして、スーパーの話、近所の奥さんの話、日常会話に華を咲かせます。しかし、話はお互いの家庭内の身の上話になってきます。その時の常套句「絶対内緒にしてね」病気の話、旦那の話、危険な話、ガールズトークに芸能レポーターにでもなったかの様に華を咲かせ盛り上がります。

すると由貴さんが「ねぇ、今から私が言う事を本当に絶対に内緒にしてぐれる?」と聞きます
。勿論、私が話すかも?なんて間違っても言う訳がありません「私の話も言わないでね、改まってどうしたの?何でも話して誰にも言わないから・・・」

由貴さんは「本当?絶対に秘密にしてくれる?
本当は私、彼氏がいるの。セックスレスで仮面夫婦なの」と私に彼とのツーショット写真を見せながら「彼がいるから・・・」と言いながら写真は由貴さんと彼がベッドで撮った写真や際どい写真を見せながら「今までに経験した事のない・・・彼無しには・・・」

熱く語る由貴が羨ましかった。私だって本心は変わらなかった・・・寂しい毎日で・・・しかし、表面上は「・・・信じられない」と驚いて見せた

そんな私を由貴さんは見透かすかの様に「私が紹介してあげましょうか?」と誘います

「な、何を?!」「勿論、彼氏をよー!!」由貴さんは写真を見せながら思い出していたのか?口元は緩み高揚しています「私の事は良いのよ」

すると由貴さんは「公美さんにお願いがあるの」と言い出します

「お願いって、何?・・・私に出来る事なら何でもするけど・・・」

由貴さんは「このままだと私、離婚出来ないでしょ?慰謝料も貰えないし・・・でも、旦那が浮きしていたら・・・何も公美さんに不倫してと言ってるんじゃないの、私の旦那とデートして欲しいの!別れさせ屋?お店で美味しい物を食べたり、お買い物したりすろだけ・・・」

そして、由貴さんは「他のブスな奥さんだと駄目なの、美人の公美さんなら上手く良くでしょ?こんな事、公美さんにしかお願い出来ないの」

それから1ヶ月が過ぎ由貴さんに会う度に・・彼氏の話を聞かされて、私はとうとう・・・


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