左から智子、芳美、加奈さんという順に座り、叔母は芳美の手を握って俯いていた。三人の仲が良過ぎるとこちらの入る隙が無く、嫉妬してしまうものの、女たちの性倒錯にも関心がある。「高校一年の時からそういう仲だったのか?」と誰にともなく聞くと、ちょっと間があってから芳美が、「いえ、二年からです」と答えた。「具体的にどういう関係だったんだ?」「・・・私と加奈は三回ぐらい裸で抱き合いました」そう言って芳美は、驚いている智子をちらっと見た。「おまえもレズだったのか」「いえ、加奈がどうしてもと言ったので・・・」「嘘!あんただって、好きって言ったじゃない!」加奈さんが芳美に抗議するように言うと、「あれは愛しているという意味じゃなかったのよ。こんな関係はもうやめようと何回!
言ってたじゃないの」叔母は俯いた。「智子と芳美はどうだったんだ?」「私たちは別に・・・」智子が答える。「加奈と智子もレズだったそうだけど、どの程度だったんだ?」「私たちはキスくらいでした」智子が答えた。「ううん・・・」僕は三人の関係が結構複雑だった気がしてよくわからなくなり、脚を組んだまま椅子に大きくもたれた。三人の間では、当然嫉妬やいがみ合いもあっただろうが、今こうして仲良く並んで座っているからいいじゃないか。それにしても、叔母さんは本当に元通りになったんだろうか?この僕との今までの関係もはっきり覚えているのかな?もしかして、元に戻った振りをしているのかもしれない。 何気なくテレビを掛けていろんな!
チャンネルを切り替えた後サスペンス・ドラ!
にし、浴槽に湯を入れに行った。栓をし、二つの蛇口をひねって水と湯を同時に勢い良く出す。それを見ながら、これからの人生であの三人の女たちをどのように扱っていけば良いのかを考えた。女をいたぶっている時には、凌辱小説などで仕込んだ知識で変に強気になっていたけれど、落ち着いて現実を考えると、そら恐ろしい事をしてしまったと弱気になる。強姦、拉致、監禁・・・。自分がいつの間にか、十代の加奈さんを強姦した男以下の色摩になりさがってしまっている事を悟って暗澹たる気持ちになるのだった。ごく普通の高校生として過ごしている方がはるかに気が楽で、幸せかと思う。あさってから又学校だ。ふっと、友里恵さんを思い出した。彼女は今頃どうしているだろうか?新しい彼氏が出来て俺の事なんか!
とっくに忘れているかもしれない。鬱々とした気持ちでベッドの方へ行くと、三人の女たちがそのままおとなしく座っている。それぞれ夫と子供のいる芳美と智子。そして独身の叔母。僕が突っ立っていたら芳美が意味ありげに笑って立ち上がり、帯を解いて寝間着を脱ぐや壁際のベッドの上に放り投げ、僕に向かって全裸姿をさらした。その強烈に色気を放つ女体に見入っている内にペニスが疼き、もう破滅してもいいとさえ思った。「智子も裸になれ」静かに命令すると、智子が立ち上がって帯を解き、寝間着をベッドの上に脱ぎ捨てた。「おお・・・!」何度見ても飽きぬ見事な女体だ。加奈さんは同性たちの全裸姿に後ろから目を輝かせている。「向かい合って下の毛を擦り合わせろ」と調教師のように命じた。さすがに二!
共驚いたが、「新しい経験だ。夫婦じゃやれんぞ」!
と促した。「・・・・・」すでに浴槽の中で濃厚なキスを交わしていた芳美と智子はお互いをねっとり見合った後、秘丘を合わせ、擦り始めた。「あ・・」「ああ・・」お互いに夫を持つ三十代半ばになって経験する変態さに血が沸き立ち、もう夫との平凡なセックスでは飽き足らなくなり掛けていた。「ああ、いい・・・智子・・・」「芳美・・・」自然にキスをしようとすると僕は二人の体を引き離し、「両手を後ろにやって離れていろ」と命じた。「そんな・・・」芳美がつらそうに僕を見て言ったが、許されないとわかって手を後ろに組み、腰をくねらせながら秘丘を智子のそれにこすり続けるのだった。智子もやるせない表情で相手の秘丘から外れないように腰や尻を上下左右にくねらせたり振ったりしている。その様を!
まいと加奈さんは顔を背けていた。浴槽内での芳美と智子を前にしての加奈さんのあの半狂乱は二人の親密さへの嫉妬だったのか・・・。
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