狂女53_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女53

15-06-14 11:40

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ

「おっぱいを振ってごらん」
「はい」
芳美は豊満な乳房を目の前で振った。
熟したエロおいしい果実が男を誘う。
自然に手が伸びてねっとり揉んだ。

「あん・・・あん・・・」
溜め息混じりの甘い声が心をくすぐった。
これまで何人の男たちからこうやって揉まれてきたのか。
俺が最後にしてやる。
「一緒に風呂に入るか?」
「はい・・・」
僕たちは立ち上がってバスへ向かった。
「今日は新婚初夜だからな」
加奈さんと智子がこちらを見ていた。
ドアの傍でシャツとパンツを脱ぎ、中へ入った。
人生で初めての体験だが、慣れているように振る舞い、向かい合って一緒に湯に浸かった。
「ああ・・」
芳美は満足そうだ。
僕はセックス・ペットの体を挟むように両脚を伸ばし、芳美は女らしく閉じている。
「今夜、俺と一緒に風呂に入るなんて思わなかっただろ?」
「当たり前です」
芳美は微笑して答えた。
彼女の手を取って湯から出し、指を弄んだ。
されるままだ。
それから、「もう妊娠するだろうな」と言った。
やや俯いて黙っている。
「子供は何人欲しい?」
芳美は少し驚いて僕を見た。
本気だと思っているのだろうか?
いじめるのが快感だった。
「俺は若いからいくらでも種付け出来るぞ」
わざと低俗な言葉を使って、相手がセックスの対象に過ぎない事を改めて思わせた。
「・・・・・智子と加奈は?」
「あいつらにも妊娠させてやる」
芳美は咎めるような目で僕を見据えた。
非難したいだろうが、そうはさせないと僕も負けずに芳美を強く見返した。
彼女は目を逸らし、「あんたは悪魔ね・・・」と呟いた。
「その悪魔に入れて欲しいと頼んだのは誰だ?」
言われて芳美は唇を噛み締めた。
「さあ、俺に抱いてもらえるのを悦ぶんだ」
芳美を湯の中で抱き寄せようとした。
「嫌よ」
逆らったが、陰部を強引に嬲ってやるうちに力が抜けてきた。
「ああ・・・」
「おまえは根っからの好き者だな」
「本当に高校生?」
「そうだよ」
「んん・・・」
時々爪を立てるメス猫を飼い馴らすのは面白い。
「こうされた事あるか?」
「ありません・・・」
「俺の妻になって良かったな?」
「はい・・・」
湯の中で性器を指ピストンされ続けて芳美はぐったりしており、火照った顔は色気むんむんになっている。
「ああ・・・ああ・・・」
加奈さんの繊細さとは違うところが良く、この女を手に入れられて満足だ。
指を抜き、硬く尖っているペニスの先端で割れ目をこすった後、一気に挿入した。
「あああ!」
根元まで深く繋がり、濃厚なキスをした。芳美も僕の体を抱き締めている。
長いキスの後、口を離し、見つめ合った。
「私、あなたの事好きになりそう」
切ない表情で告げた。
「あんたは最低の男だけど・・・」
僕は思わず苦笑した。
「この気持ち、わかって」
「わかってるよ。僕も君が好きだ。どうしてもっと早く知り合わなかったんだろうね?」
「ああ、雄一さん・・・」
芳美はすがるように抱き付いた。
「こんなおばあさんだけど、捨てないで」
「捨てるもんか。君みたいな素晴らしい女性を」
「うふん、口がうまいわねえ」
それから手を浴槽の底に付いて体を支え、見つめ合った。
湯がこぼれるのでピストン出来ない。
芳美はじれったそうにしていた。
「出てからやろう」
「ええ」
「このまま一緒に出るぞ」
「え?」
驚く芳美の体を軽く抱いて立ち上がり、「脚を上げてタオルの上に下ろすんだ」と言ってバランスを保ちながら片脚ずつを上げたがペニスが外れてしまい、仕方なく、もう片脚はそのまま同時に浴槽からタオルの上に下ろした。
「駄目じゃないですか」
芳美は苦笑している。
僕も苦笑した。
「でも、こんな事考えるなんてあなたらしいわね」
僕は尚笑いながら、「入れるぞ」と言い、「え?」と意外な顔をした芳美のエロ割れ目にペニスを挿入した。
「ああ・・・」
その表情をにやついて見た後、「智子っ!」と呼んだ。
智子が現れ、「俺たちを拭いてくれ。繋がったまま外れないんだ」と命じた。女たちは驚いている。
「早く!」
「はい・・・」
智子はひどい恥辱にも逆らわず、先ず僕の方から拭き始めた。
「しっかり拭くんだぞ」
「はい・・・」
芳美の方はピストンしてもらえずに性器が疼いていても智子の目が気になって必死に耐えていた。
「芳美のまんこがこんなに強いとはなあ」
「・・・」
智子は僕の背中や尻、脚などを拭いた後、芳美の方へ行き、その背中を拭き始めた。
自分も思い切り入れてもらいたいはずなのに、芳美ばかり可愛がってもらっているのが悔しいのだろう。
いくら同性同士で愛し合っても、純レズではないのでやはり男の方がいいに決まっていると僕は優越感を持って思っていた。
背中から尻へと下がり、上向きに形良く締まっている芳美の尻を丹念に拭いていった。
同性の尻を拭くというのはどんな気分だろう?
又、拭かれる方はどういう気分か?
「穴も拭いてやれ」
芳美が思わず僕を見た。
「聞いとるか?」
「はい・・・」
智子は小声で返事をし、指で芳美の双尻を開いて穴の湯を拭き取った。
その途端、芳美は「あん・・」と甘い声を漏らし、尻を振った。
一旦振った尻は抑えが効かなくなって腰のくねりと共に淫らに動き続けた。
智子は同性のいやらしい尻の動きに見入っていた後、横へ行って、男根に貫かれている陰唇を見据えた。
「嫌、見ないで・・・」
芳美が困惑して言ったが、僕が「見てもらいなさい」と言うと、「ああ・・・」という声を出して智子の視線を浴び続けるのだった。
「お願い、私も・・・ご主人様・・・」
智子がやるせない顔で僕を見上げて哀願した。
「全部拭いてからだ」
「ああ・・・」
智子は芳美の後ろに戻ってその脚の湯を急いで拭き取り始めた。
「丁寧にやらんと入れてやらんぞ」
その言葉に、智子はつらそうにゆっくり拭き始めた。
僕の首や胸などを拭き終え、次に芳美の首も拭いた。
さらに胸に掛かると、芳美は乳房を拭きやすいように上半身を反らした。
智子は友達の乳房にタオルを当て、拭いて行く。
「巨乳が巨乳を拭く気分はどうだ?」からかって聞いた。
「別に・・・」
そう言いながらも智子は友達の乳首を丁寧に拭いた。
「ああ・・」
やがて僕は、「ちんちんも拭いてもらうか」と呟いてペニスを抜いていった。
「ああ、嫌!」
芳美があわてて抱き付いた。「やめて下さい!もう我慢出来ない!」芳美は僕に縋り付きながら、別な生き物のように腰を夢中でピストンさせた。
そんな、立ったまま狂ったようにセックスする友達を智子は見ていられずに背を向けていた。
しかし彼女も腰をくねらせ、陰唇からは淫液を垂らしているのだった。
「智子もおいで」
そう誘うや彼女は目を輝かせて僕の方を向き、股を広げた。
僕は芳美からペニスを抜き、智子の陰唇に一気に突っ込んだ。
「おおおおっ!」
待ちかねた物で貫かれた智子は顔を天井に向けて吠えた。
「いい、いい、いいっ!」
芳美以上に締まり具合いの良い性器はあまり使い込まれてこなかったに違いなく、僕を極楽気分にさせた。
「嫌、私にも・・あなたあ・・・」
隣で芳美が催促した。狭いバス・トイレの中で二匹のメスどもは情欲を露わに競い合った。
ペットたちに中出しをし、疲れを覚えてベッドの上に倒れた。
サスペンスはまだ続いており、加奈さんが椅子に掛けて啜り泣いていた。
他の二人にだけ構って自分をないがしろにしているのが気に入らないらしく、もの言いたげな目で時々僕を見る。
こちらとしては叔母に対してどう接すればいいのかはっきりわからず、心を開いてくれないせいもあって避けていたのだった。
しかし、芳美たちが僕との肉欲に溺れているのに加奈さんだけはその素振りを見せないのが愛おしくさえ感じられるようになっていた。
レズビアンだった高校時代に戻って、もう男の僕なんか相手にしたくないのかとも思っていたが、泣き濡れた目で僕を見るその目からは、構って欲しいという切実さが感じられてたまらなくなるのだった。
結局僕が心から惹かれているのは加奈さんだけで、人妻たちはその体が目当てだと今更ながら思った。
芳美と智子に、歯の浮くような甘ったるい事を言ったのも体が欲しかったからだ。
人妻を落とすにはセックスと甘い言葉に限る。
さらに彼女たちを独占したくなって、飼育だの檻だのとSMめいた言葉を言ってしまったが・・・。


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