狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

15-06-14 11:40

加奈さんは、壁にもたれてうっとりしている旧友たちを恨めしい目で見た。僕の支配下にある為もあるのか、高校時代と違って自分から芳美の愛撫を求めようとはしない。それで良い。僕としては、三人が必要以上に親密になるのを認めず、女同士が絡み合ったりするのをショーとして楽しみたいだけだ。それにしても、すでに大人の熟した肉体を持っていても彼女らから高校時代の幻影が消えないのは、叔母のかつての悲惨な体験や、三人の異常な結び付きが僕に強い印象を及ぼしているからだし、この僕が高校生だからでもあるのだろう。叔母は椅子から立ち上がり、「もう下着を履く」と呟いてバッグから自分の下着を取り出し、パンティを履こうとしたが、僕は起き上がって、「それでいいのかい?」と聞いた。叔母は手を!
めて僕を見ていた後、溜め息をついて又椅子に掛け、うなだれた。僕は両手を頭の後ろに組んでベッドの上に再び仰向けに寝転び、天井を見やった。部屋の中は、加奈さんとのぎくしゃくした関係と、刑事たちが犯人を追い詰めるサスペンス・ドラマの場面とが重なって暗い感じがしている。芳美と智子とのせっかくの熱狂的なセックスの悦びが台無しになった・・・。二人の人妻はパンティも履かずに脚を絨毯の上にだらしなく伸ばしたまま、夫以外の男に抱かれた陶酔に浸っている。旧友の加奈さんの気持ちなど考えず自分の性の悦びに浸っているのは、所詮異性との肉欲には勝てない事を思わせ、それが僕には好ましかった。こいつらはやはり男の方がいい。十代の同性愛はちょっとした火遊び、軽い病気だったんだ。レズ・!
ショーで体の絡み合いや濃厚なキスをさせて!
心からの恋愛にはさせないぞ、と誓った。しかし、加奈さんの方は今でもこの二人に執着しているかもしれず、芳美と智子それぞれと陰部合わせをさせたのは危険だったと思っている。僕に好意を持つようになってくれたらしいのは嬉しいが、同性とでどれくらいの比重になっているのか気になった。                          それにしても、高校時代までは男を受け付けなかったのに、愚鈍になってからセックスまでするようになったのは勝叔父さんのせいに違いないと思った。彼は少年の頃から妹の加奈さんに愛欲を抱いていたというから、引き取って同居してから巧みな性調教によってセックスまで持ち込んだのだろう。もしかして彼は妹を性奴隷にするために、誰かに妹への強姦を頼んだのか!
もしれない。あの男ならやりかねない。ああ、美貌で瑞々しい肉体の処女を全裸にして犯し、その後も十数年間密かに味わってきたのか・・・。僕は激しい嫉妬に駆られた。それに比べれば、すでに男を知っている叔母と関係する事などたいした罪ではないし、人妻との不倫は良くある話に過ぎない気がした。                                ベッドから起き上がり、叔母を見た。彼女も僕を見て目と目が合った。「・・・」彼女は、旧友たちが男とのセックスに夢中になって自分を無視し、今まで愛してくれていた僕という男がよりによって芳美と智子を同時に可愛がるのが腹立たしかったんだ。その間除け者にされた思いで耐えられなかったんだろう。傍へ行って、「ごめん」と謝った。加!
さんは黙って目を逸らし、寂しそうにしている。「!
一緒に風呂に入ろう」僕を見て、「はい」と答えてくれた。ペットたちの前を通ってドアを開け、トイレとの仕切りのカーテンも開けて湯に脚を浸けた。向かい合って肩まで浸かると、二人共笑みがこぼれた。「加奈さん、元に戻って良かったね」彼女は尚も笑っている。僕は浴槽に首を付け、「はあ・・・」と安堵の溜め息を漏らした。内心では満足しているわけではなかったし、この先の事を考えると不安が大きかったけれど、自然にそんな言葉が出た。きのうまでは痴呆じみていて一人では生活出来なかったのに、こうして理性を取り戻したのは彼女にとって喜ぶべき事だ。ただ、加奈さんは僕との血縁関係をわかっているのだろうか?こうして平気で一緒に入浴するというのは、もしかして僕とは無血縁と思っているからな!
か?それとも、甥とわかっていても気に留めていないのかな?」加奈さんは湯の中のペニスをじっと見た。「欲しいんだろ?」「はい・・・」さっき智子と芳美の中に出したところなのに僕の性器はまだ勢いがあり、女の割れ目を求めて引くついている。加奈さんの陰唇はいやらしくペニスを誘っており、陰毛は長い間手入れされていないのだろう、伸び放題だ。小魚が隠れるかもしれない。「女とどっちがいい?」ちらっと僕を見た。「あなた・・・」「立ちなさい」「はい」加奈さんの片脚を浴槽の上に掛けさせ、一気に貫いた。「あああ・・・」すぐに性ピストンを始め、加奈さんは直に気をやった。「もう行ったのか・・」又意地悪い事を考え、浴槽から出てタオルの上に立ち、別なタオルでそれぞれ体を拭くとドアを開!
てペットたちの前に立った。「加奈さんが治ったお!
いに今からここでおまんこするから良く見とってくれ」ペットたちは二人顔を見合わせたが何も言わない

                  


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